データサイエンス入門以前 データを正しく読み取るための基礎知識

[表紙]データサイエンス入門以前 データを正しく読み取るための基礎知識

紙版発売
電子版発売

四六判/160ページ

定価1,980円(本体1,800円+税10%)

ISBN 978-4-297-14067-0

電子版

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書籍の概要

この本の概要

データサイエンスや人工知能への関心の高まりとともに,データを読み取る能力の重要性が高まっています。データサイエンティストでなくても,「最近行った販促活動は売上につながっているのか」「広告や報道,SNSに出てくるグラフの読み取り」「ネットの情報の真偽を確かめる」など,私達は仕事や日常で多くのデータを扱っています。

本書は,数学が苦手な人にも馴染みやすい身近な例からデータに関する基本を学び,数字に強くなり,データを正しく読み取る事ができるようになるための書籍です。

こんな方におすすめ

  • データの見方を理解したい人
  • 数学は苦手だけど数字に強くなりたい人

本書のサンプル

本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。

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目次

第1章 データとは -データを基にして考える

第2章 データには種類がある -種類でわかる数値の意味

第3章 正確な数字と大まかな数字 -オーダーと有効数字

第4章 デジタル化すれば便利になる? -アナログとデジタル

第5章 平均値は真ん中の値? -データの特徴を数値で表す

第6章 データどうしの結びつきを考えよう -因果関係を疑う

第7章 ひっかけグラフにご用心 -グラフを読み解くポイント

第8章 データリテラシーを身につけるために -データ社会の処世術

著者プロフィール

阿部圭一(あべけいいち)

名古屋大学大学院博士課程修了,工学博士,静岡大学,愛知工業大学を経て,現在はフリー。静岡大学名誉教授。専門は情報学,情報教育。

著書に『よくわかるデジタル数学-離散数学へのアプローチ』(近代科学社,2020年),『よくわかるデータリテラシー データサイエンスの基本』(近代科学社,2021年)など。