世界一わかりやすいPhotoshop 操作とデザインの教科書[改訂4版]

著者の一言

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Photoshopは画像を扱うアプリケーションソフトです。写真の加工,修正のほか,印刷物の制作やウェブ制作,イラスト作成,映像などのコンテンツ制作など,クリエイティブな現場で広く活用されています。

最新のPhotoshopには生成AI(Adobe Firefly)の技術が搭載され,従来から続くAI(Adobe Sensei)にニューラルフィルターが加わって,画像生成・加工にAIが活用されることは一般的になりました。今後もAIは進化を続け,人の作業をさらに楽にしていってくれるでしょう。

それでもクリエイティブの基本は変わりません。思い描いたイメージを求めて,最後は自分の目で見て,手を動かして完成させることです。そのために基礎から身につけた技術は,きっとずっと役に立つはずです。

本書は,さまざまなデザインの現場で使用することを前提に,共通してよく使う機能を選んだ15のLessonで構成しています。Lesson01から基本操作をしっかりマスターし,後半はその応用として,学んだ基本操作を組み合わせた作例で演習して実践力を身につけられるようになっています。また,Lessonの最後には1~2題の練習問題を設け,Lessonで学んだ内容を確認することができます。

ただ操作方法を摸倣するだけでなく,どういった目的のために,どのような機能を学んでいるのかという明確な意識を持って学習に取り組むことで,おのずとツールや機能の使い方が身につき,それを活用したデザインができるようになります。

いままで自己流でPhotoshopを操作してきた方や,Photoshopの初心者,苦手意識を持たれている方でも,一定スキルを習得できるように,わかりやすく丁寧に解説しています。

本書が「Photoshop使えます!」と,胸を張っていえる一助になることを心から願っております。

(⁠⁠はじめに」より)

著者プロフィール

上原ゼンジ(うえはらぜんじ)

Lesson02, 04, 15

実験写真家。色評価士。「宙玉レンズ」「手ぶれ増幅装置」などを考案。写真の可能性を追求している。また,カラーマネージメントに関する執筆や講演も多く行っている。著作に『改訂新版 写真の色補正・加工に強くなる~Photoshopレタッチ&カラーマネージメント101の知識と技』(技術評論社),『こんな撮り方もあったんだ!アイディア写真術』(インプレスジャパン)など多数。

https://zenji.info/


吉田浩章(よしだひろあき)

Lesson07, 10, 11, 12

パソコン雑誌や DTP雑誌の編集に関わったのちフリーランスのライター,編集者に。実際のDTP作業における画像のハンドリングと,もともとの写真好きがきっかけでPhotoshopにのめり込む。Photoshop,デジタルカメラ,デジタルフォトなどについての記事を多く手がける。


角田綾佳(すみだあやか)

Lesson09, 13, 14

株式会社キテレツ デザイナー・イラストレーター。ウェブ制作会社勤務を経て,2006年よりフリーランスとしてウェブデザイン・イラスト制作を行う。イラスト制作のほとんどをIllustratorで行なっているためベジェが大好き。

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