DSPラジオの製作ガイド 簡単ラジオ&PICマイコンを使った高機能ラジオの作り方

書籍の概要

この本の概要

最近のラジオ工作は,わずか1個の小さなDSPラジオICを使って,驚くほど高感度のラジオが作れる世界になっています。特に難関だったFMラジオも,コイルやフィルタが全く不要となり,抵抗とコンデンサだけで作れてしまいます。

 本書は,このDSPラジオICを使った「簡単に作れるAM/FMラジオ」から,「PICマイコンを使った高機能DSPラジオ」の作り方まで解説しました。ラジオ局の選択をボタン一つでできるようにしたり,液晶表示器にラジオ局名や感度を表示する機能が,PICマイコンを使うことで簡単に手に入ります。

こんな方におすすめ

  • ラジオを作ってみたいと思っている方
  • DSPラジオ工作を楽しみたい方
  • 電子工作を楽しみたい方

本書のサンプル

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目次

第1章 ラジオのしくみと基礎知識

  • 1-1 電波の発見からデジタル化まで
  • 1-2 放送電波の種類と放送電波のしくみ
  • 1-3 デジタルラジオ工作で必要な知識と部品
  • 1-4 ブレッドボードの使い方
  • 1-5 デジタルラジオICのしくみ

第2章 簡単に作れるAM/FMラジオ

  • 2-1 全体構成と機能
  • 2-2 ハードウェアの製作
  • 2-3 動作確認
  • 2-4 AMラジオ部を追加する
  • 2-5 スピーカアンプ部の追加
  • 2-6 ユニバーサル基板で製作する

第3章 放送局名表示FMラジオの製作

  • 3-1 全体構成と機能
  • 3-2 ハードウェアの製作
  • 3-3 ソフトウェアの製作

第4章 周波数スキャン式AM/FMラジオの製作

  • 4-1 全体構成と機能
  • 4-2 ハードウェアの製作
  • 4-3 ソフトウェアの製作

第5章 時計機能付き高機能FMラジオの製作

  • 5-1 全体構成と機能
  • 5-2 ハードウェアの製作
  • 5-3 ソフトウェアの製作

付録(Appendix)

  • 付録A ラジオICのはんだ付け方法
  • 付録B プログラムの書き込み方
  • 付録C PIC16F18326の概要

著者プロフィール

後閑哲也(ごかんてつや)

1947年愛知県名古屋市で生まれる。1971年東北大学工学部応用物理学科卒業。1996年ホームページ「電子工作の実験室」を開設,子供のころからの電子工作の趣味の世界と,仕事としているコンピュータの世界を融合した遊びの世界を紹介。2003年有限会社マイクロチップ・デザインラボ設立。