DSPラジオの製作ガイド 簡単ラジオ&PICマイコンを使った高機能ラジオの作り方
- 後閑哲也 著
- 定価
- 2,420円(本体2,200円+税10%)
- 発売日
- 2024.6.12
- 判型
- B5
- 頁数
- 120ページ
- ISBN
- 978-4-297-14186-8 978-4-297-14187-5
概要
最近のラジオ工作は、わずか1個の小さなDSPラジオICを使って、驚くほど高感度のラジオが作れる世界になっています。特に難関だったFMラジオも、コイルやフィルタが全く不要となり、抵抗とコンデンサだけで作れてしまいます。
本書は、このDSPラジオICを使った「簡単に作れるAM/FMラジオ」から、「PICマイコンを使った高機能DSPラジオ」の作り方まで解説しました。ラジオ局の選択をボタン一つでできるようにしたり、液晶表示器にラジオ局名や感度を表示する機能が、PICマイコンを使うことで簡単に手に入ります。
こんな方にオススメ
- ラジオを作ってみたいと思っている方
- DSPラジオ工作を楽しみたい方
- 電子工作を楽しみたい方
目次
第1章 ラジオのしくみと基礎知識
- 1-1 電波の発見からデジタル化まで
- 1-2 放送電波の種類と放送電波のしくみ
- 1-3 デジタルラジオ工作で必要な知識と部品
- 1-4 ブレッドボードの使い方
- 1-5 デジタルラジオICのしくみ
第2章 簡単に作れるAM/FMラジオ
- 2-1 全体構成と機能
- 2-2 ハードウェアの製作
- 2-3 動作確認
- 2-4 AMラジオ部を追加する
- 2-5 スピーカアンプ部の追加
- 2-6 ユニバーサル基板で製作する
第3章 放送局名表示FMラジオの製作
- 3-1 全体構成と機能
- 3-2 ハードウェアの製作
- 3-3 ソフトウェアの製作
第4章 周波数スキャン式AM/FMラジオの製作
- 4-1 全体構成と機能
- 4-2 ハードウェアの製作
- 4-3 ソフトウェアの製作
第5章 時計機能付き高機能FMラジオの製作
- 5-1 全体構成と機能
- 5-2 ハードウェアの製作
- 5-3 ソフトウェアの製作
付録(Appendix)
- 付録A ラジオICのはんだ付け方法
- 付録B プログラムの書き込み方
- 付録C PIC16F18326の概要
プロフィール
後閑哲也
1947年愛知県名古屋市で生まれる。1971年東北大学工学部応用物理学科卒業。1996年ホームページ「電子工作の実験室」を開設、子供のころからの電子工作の趣味の世界と、仕事としているコンピュータの世界を融合した遊びの世界を紹介。2003年有限会社マイクロチップ・デザインラボ設立。