60分でわかる!
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新NISA 投資術
- 山崎俊輔 著
- 定価
- 1,210円(本体1,100円+税10%)
- 発売日
- 2024.7.3
- 判型
- 四六
- 頁数
- 144ページ
- ISBN
- 978-4-297-14255-1 978-4-297-14256-8
サポート情報
概要
昨年末から世を賑わしている新NISA。2024年になってNISA制度が新しくなり、年初からの株価(日経平均)の上昇もあいまって、これまでになく人々の投資気運が高まってきています。新NISAという制度について、なんとなく知識はあるものの、実際投資となると少し勇気がいりますよね。大切なお金を失ったらどうしよう? 本書は、そんな投資ビギナーなあなたのための手引書です。新NISAという制度の特徴をあらためておさらいするとともに、投資するにあたって知っておくべきこと、NISAで購入できる商品の特徴、そしてどのような銘柄を選び購入し、運用していけばいいのかなど、より実践的な投資術にフォーカスした内容になっています。投資運用は長距離走のようなもので、すぐに結果が出るというものではありません。長く上手に続けていくことで人生の幸福度を高める手段の一つとしてNISAを活用していきましょう。
こんな方にオススメ
- 新NISAついてなんとなく知ってはいるが、投資が初めてでどの銘柄にどのように投資し、資産運用すればいいのかわからない人
- 具体的な銘柄選びに悩んでいる人
目次
<巻頭>NISA取引の実際
- さあ、NISAをはじめよう
Part1 NISAをはじめたほうがいい 5つの理由
- 001 投資のためのハードルが今、大きく下がっている
- 002 投資の購入単価は今や100円からの時代
- 003 銀行預金だけでは「実質目減り」時代である
- 004 配当利回り、値上がり率は投資のほうが上
- 005 経済的安心が人生の幸福度を高める
- Column 投資は下がることもある!
Part2 新NISA制度のしくみを知ろう
- 006 NISAとは「口座」であって商品ではない
- 007 最大のメリットは売却益と配当が非課税!
- 008 非課税かそうでないかの違いはどれくらいか
- 009 運用期間は無期限。成人なら利用できる
- 010 2つの投資枠がある(成長投資枠とつみたて投資枠)
- 011 年間で投資できる上限はどれくらいか
- 012 累計で投資できる上限はどれくらいか
- 013 投資上限に近づいたら注意すべき点はなにか
- Column iDeCoもあわせて利用したい.
Part3 新NISAで投資をはじめるには
- 014 NISA口座はどこで開設できるか
- 015 NISA口座は1人1口座、年単位
- 016 NISA口座開設の基本的な流れ
- 017 つみたて投資枠で買うときの流れ
- 018 成長投資枠で買うときの流れ
- 019 NISAはどのように売るのか
- 020 確定申告(税金の手続き)は必要か
- Column ウェルビーイングな投資術
Part4 投資信託による資産運用
- 021 投資信託とは
- 022 投資対象で投資信託はまったく違う
- 023 投資信託のコストはどう払うか
- 024 単体の投資対象での投資、バランス型の投資
- 025 インデックス運用、アクティブ運用
- 026 近年人気の高い「オルカン」とは何か
- 027 投資信託は何本買ってもいい
- 028 投資信託の選び方、組み合わせ方
- 029 投資信託:基準価額のしくみ
- 030 つみたて投資枠をまず使う
- 031 家計を見直し、定期的な定額積立をしよう
- Column 投資信託が投資の負担を大きく減らす
Part5 日本株による資産運用
- 032 日本株を買うとは(株価とは何か)
- 033 単元株のルール
- 034 銘柄選びはどうやるか
- 035 注文の出し方(成行、指値)
- 036 株式投資にかかる売買手数料とは
- 037 株主優待とは何か
- 038 株主優待で選ぶ銘柄選びと注意点
- 039 配当とは何か
- 040 配当で選ぶ銘柄選びと注意点
- 041 小口で大家になるREITとは
- 042 株投資の注意点1 長期か短期か
- 043 株投資の注意点2 バイアス(偏り)に注意
- Column 国の年金運用に個人が勝てる ?
Part6 米国株による資産運用
- 044 日本から、日本円で米国株が買える
- 045 数万円だせばApple株も買えてしまう?
- 046 年10%?成長率は日本よりも高い?
- 047 年7%も?配当率も高いのが魅力
- 048 米国株を購入できる証券会社を選ぶ
- Column 投資は「手段」「目的」ではない
Part7 NISAを上手に続けていくために
- 049 運用をはじめたらどうすればいいか
- 050 基本的には積立投資を続けていけばいい
- 051 年上限枠は気にしないで投資をする
- 052 短期的な値上がり·値下がりに焦らない
- 053 売るならどうする?! 部分的に売る
- 054 売るならば自分のリスク許容度で判断する
- 055 個別株投資、アクティブ運用は定期チェックをする
- 056 長い目で見てNISAを自分の豊かさづくりに活かそう
〈付録〉金融機関&銘柄選びガイド
プロフィール
山崎俊輔
1972年生まれ。中央大学法律学部法律学科卒。AFP、1級DCプランナー、消費生活アドバイザー。企業年金研究所、FP総研を経て独立。
商工会議所年金教育センター主任研究員、企業年金連合会調査役(確定拠出年金担当)などなど歴任。確定拠出年金を中心とした制度設計アドバイス、投資教育支援を行うほか、行政に対する制度改善要望なども取り組んでいる。
AllAbout、日本経済新聞電子版、Yahoo!ニュースエキスパート、lifehacker日本版、ウレぴあ総研、楽天証券などに多く連載。
日本年金学会、日本FP学会、ウェルビーイング学会会員。
大正から昭和初期の東京への造詣が深く東京スリバチ学会、みちくさ学会にも所属。街歩きが趣味。神楽坂のNPO、粋なまちづくり倶楽部理事。
HP http://financialwisdom.jp
X @yam_syun
YouTubeチャンネル https://youtube.com/@FPyam