つくって、みなおす、デザインシステム
——現場での合意形成から設計、運用まで
2024年10月2日紙版発売
2024年10月2日電子版発売
株式会社ニジボックス 著
A5判/192ページ
定価2,750円(本体2,500円+税10%)
ISBN 978-4-297-14411-1
書籍の概要
この本の概要
サービスやプロダクトのデザインをまとまりのあるものにするための「デザインシステム」の重要性が知られるようになった昨今ですが,有効なデザインシステムを作る流れや,実効的に運用・見直しを行っていくための知見はまだまとまっていない状況にあります。本書ではそのような「生きたデザインシステムを作り運用するためのノウハウ」を一気通貫で解説します。
こんな方におすすめ
- デザインシステムに興味のある方
- 特に,デザインシステムの導入・運用を検討しているがどのように進めていけばよいかのイメージがわかない現場のデザイナーやエンジニア
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目次
第1章:デザインシステムとは
- 理念とデザインシステムの関係性
- デザインシステムの構成要素
- 公開されているさまざまなデザインシステム
- 設計・導入から運用までの流れ
第2章:デザインシステムが必要なとき
- デザインシステムの導入で期待できること
- デザインシステムの展開・運用の難しさ
- あなたの現場にデザインシステムは必要?
- デザインシステムをどこまで作り込む?
第3章:デザインシステムを作る前に
- 課題を洗い出す
- 背景を定義する
- 目的を定義する
- 調査をもとにスコープを定義する
- 企画書を仕上げる
- 現場での合意を形成する
第4章:デザインシステムの設計
- 現状を把握する
- デザインシステムの方針を検討する
- デザインシステムのどこから始める?
- デザイントークンを定義する
- スタイルガイドを整理する
- カラー
- タイポグラフィ
- アイコン
- 余白
- コンポーネントライブラリの設計
- ユーザー行動に関わる体験の設計
- ブランドイメージに関わる部分の設計
- 堅牢さと柔軟さ,どちらを優先する?
第5章:デザインシステムの導入
- Figmaとデザインシステムの相性
- Figmaの構造
- ライブラリ構築に活かせる基本的なFigmaの機能
- Figmaのアップデートと新機能について
- Figmaの機能を活かしたわかりやすいガイドライン作り
- エンジニアとスムーズに連携するためにできること
第6章:デザインシステムの運用
- 見直しと更新のタイミング
- 更新を周知するしくみの整備
- デザインシステム運用の主体者