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OSSが何かわかります。

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OSSは基本的に自由に使うことができるソフトウェアですが,いわゆる「フリーソフトウェア」とは違います。またライセンスにもさまざまな形態があります。本書『オープンソースソフトウェアの本当の使い方』では,OSSを利用するうえで最低限必要な注意点を簡潔に説明しています。

お勧めのOSSがわかります。

OSSは有志のコミュニティで開発されているため,商用ソフトウェアにはない魅力を持ったものが数多く存在します。またユーザのニーズを汲み取ることにも熱心なので,商用ソフトウェアを上回る人気を持つものも多数存在します。本書では,

Linux,PostgreSQL,MySQL,Apache,Tomcat,JBoss,Eclipse,Ruby,Seasar2,Samba,OpenOffice.org,Firefox,Thunderbird…

といった定番ともいえるソフトウェアをまるごと紹介します。

OSSの実力がわかります。

ボランティアのコミュニティベースで開発されている以上商用ソフトウェアに比べたら性能が低いのでは,というのはすでに昔の話です。現在では,チューニング次第では商用と肩を並べるパフォーマンスを叩き出します。

本書では日本OSS推進フォーラムで検証された最新のデータをもとにOSSの実力を明らかにします。

OSS導入のポイントがわかります。

OSSはすでにほとんどの分野で十分な性能を発揮できるところまで到達しています。

  • ① OSSで十分な領域
  • ② チューニングによりカバーできる領域
  • ③ 商用ソフトウェアが必要な領域

の3つの領域がありますが,現在では①と②の領域がほとんどです。

本書では各領域の分岐点が度の辺りにあるのかを最新の分析結果により明らかにします。

OSSの実績がわかります。

OSSはすでに幅広い領域で活用されています。大手SIerや官公庁・自治体は積極的にOSSのバックアップや採用を進めていますし,銀行系や社内基幹システムでもOSSの活用に拍車が掛かっています。Googleやmixi,はてなといったWeb 2.0系の企業でもOSSは当たり前のように使われています。

本書では国内メーカー・ベンダーがどのようにOSSに関わっているのか,またどういった形でOSSの普及が進んでいるのかといった点を明らかにします。