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気象予報士試験は,合格率5%程度の難関試験です。空を見るのはまあまあ好きだから,もしかしたらなんとかなるんじゃないかなあ,という甘い気持ちで過去問を見てみると,気象に関する専門用語がたくさん,そして特に文系出身者にはなじみの薄い数学的問題も出てきて,そう簡単にはいかないということを思い知らされます。
そして今度は気持ちをひきしめて,気象学の勉強をはじめてみます。最近はだいぶ噛み砕いた説明を行う初学者向け書籍も出てきていますが,それでも学習の最初の頃は,気象学の用語と,それがいったいどういう現象を意味するのかがなかなかあたまに入ってこず,そんな状態でとりあえずは学習を進めるものだから,結局いまがどこだかなにがなんだか五里霧中…などという感じで悩まされる方も多いことでしょう。
そこで,できればそうしたつまずきそうな用語・現象をあらかじめしっかりつぶしておけば,もやもやしながら学習することを避けられて,迷いなく効率的に学習を進めることができるのでは,と思いませんか?
10個にまとめて一気に学習!
そこで本書『気象予報士 かんたん合格 10の法則』では,つまずきやすい10箇所を厳選し,語り口調でしっかりやさしく説明しています。本書で扱う「10の法則」は「気体の状態方程式と静力学平衡」「断熱変化と温位・相当温位」「水蒸気量を表す言葉」「安定・不安定とエマグラム」「風の種類と渦度・収束発散」「気象衛星と気象レーダー」「数値予報とガイダンス」「天気予報の種類」「各種天気図の見方」「気象現象」ですが,やはり何も知識のないうちにこれらを見たら,クラクラ来そうな専門用語のられつ!? と思うことでしょう。でもご安心ください。本書を読めば,ああこの言葉はこういうことね,という具体的なイメージが持てるようになるでしょう。気象予報士試験を受けるなら,ぜひ本書を!