新刊ピックアップ
システムコールのちょっと深い(!?)基本―OSとユーザプログラムの実行が見えてくる
※
システムコール
一見ほとんど何もしないプログラム。しかし,システム内部は忙しい(!?)
C言語で,0
を返す以外は何もしないプログラムを1行にまとめてみると,
int main(){return 0;}
のように記述できます。たったこれだけで取り立てて何も起きないように見えますが,crt1.
など)exit
系のシステムコールは呼び出されます。
下記の図は,main()
関数を終了すると暗黙のうちにexit
系システムコールが呼び出される」
また,write
のシステムコールが使用されます。
- ※)
- Linux上で実際にどんなシステムコールが呼ばれるかは
strace
コマンドで調べることができます。
システムコールは長く役立つ技術知識
システムコールは各種OSの中核近くに位置し,
記事中で紹介した書籍
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Linuxシステムコール基本リファレンス ――OSを知る突破口
システムコールの基本にスポットを当てた初学者向けのリファレンス。LinuxをはじめとしたUnix系OSにおいて,カーネルとプログラム/プロセスの間に位置するシステムコー...