第1~4回まで、AMPの紹介から、技術的な部分はソースコードも提示しながらかなり具体的な紹介をしてきました。これからEC-CUBEはもちろん、ECにおいてAMP対応されるすべての方の参考になれば幸いです。
ちなみに、株式会社サンデイシステムズさんではすでに PWA(Progressive Web Apps)の機能を含めていくつか案件を進めているそうですので、実際にAMPを案件で利用されたい場合は、ご相談されても良いと思います。
「EC-CUBE×AMP」プロジェクトは海外でも紹介されています
さて、EC-CUBEのAMP対応に関しては、本記事だけではなく、AMPのブログ(英語)やGoogle社がサンフランシスコで開催した「Chrome Dev Summit 2018」でも取り上げられました。
Chrome Dev Summitの様子は動画(Youtube)で確認することができます。紹介されるのは最後数分といったところです。
このように、国産のオープンソースCMSが海外のブログやカンファレンスで取り上げられたことはとても喜ばしいことですね。
「EC-CUBE×AMP」プロジェクトへの参加
「EC-CUBE×AMP」のプロジェクトですが、本ブログをご覧の皆さまにも参加できる可能性はあります。
まず、本プラグインですが、リリースされたのは完成版ではなく、β版ぐらいの位置付けであるとのことです。そして、ソースコードはGitHub上でも公開されていますから、ご興味ある方はぜひプラグインを触ってみていただき、可能ならソースコードも確認してみてください。その後、フィードバックをしていただければ、このプロジェクトに貢献できるわけです。
そもそも、EC-CUBEとAMPはともにオープンソースプロジェクトですから、ご興味あるかたは積極的に参加していただければ、正式にプロジェクトメンバーの一員に選ばれるなんてこともあるかもしれません。そこまででなくても、大なり小なり貢献できることは沢山あるでしょう。ECにおけるモバイルユーザ体験の向上、AMP対応は世界でも注目されている事項ですから、プロジェクトに参加することは大変意義のあることだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
全5回をお読みいただいた方には、ぜひ、小さなところからでも本プロジェクトに参加していだき、世界に先駆けた本取り組みを手がける一員になっていただけることを期待し、本連載の締めとさせていただきます。
- EC-CUBE/amp-plugin(GitHub)
- https://github.com/EC-CUBE/amp-plugin