目次
第1章 アレルギーを起こす免疫のメカニズム
- Q1 そもそもアレルギーって何でしょうか?
- Q2 体を守ってくれるはずの「免疫」が,なぜ過剰反応を起こしてしまうのですか?
- Q3 「IgE抗体」がなぜアレルギーを起こす原因になるのでしょうか?
- Q4 なぜヒスタミンのようなアレルギーを起こす物質が放出されるのでしょうか?
- Q5 逆に,アレルゲンが侵入してもアレルギー反応が起こらないのはなぜですか?
- Q6 「制御性T細胞が増えるとアレルギーが抑えられる」というのは本当ですか?
- Q7 過敏症とアレルギーはどう違うのですか?
- Q8 アレルギーの分類について教えてください。
第2章 アレルギーはなぜ増えたのか
- Q1 アレルギーが増加した原因はどこにあるのでしょうか?
- Q2 衛生環境の変化は,アレルギーの増加に具体的にどう影響しているのですか?
- Q3 清潔な環境によってアレルギーが増える「衛生仮説」はどう解明されてきたのですか?
- Q4 自然に接する機会を増やせばアレルギーは減らせるのでしょうか?
- Q5 子供の頃にアレルギー体質が決まってしまうというのは本当ですか?
- Q6 アレルギーの発症に遺伝的な影響はないのでしょうか?
- Q7 アレルギーはこれからも増えていくことになるのでしょうか?
第3章 アレルギーは皮膚から起こる?
- Q1 「アレルギーが皮膚から起こる」って本当なのですか?
- Q2 皮膚を保湿すればすべてのアレルギーが防げるのでしょうか?
- Q3 食物アレルギーの予防には「食べない」ことが大事だと聞きましたが……。
- Q4 アレルギーが皮膚から起こることは,どんな経緯でわかったのですか?
- Q5 ピーナッツ以外の食物アレルギーも,皮膚のバリアー機能の異常が原因なのですか?
- Q6 そもそも皮膚を保湿をしないと,なぜ問題になるのでしょうか?
- Q7 皮膚の保湿以外にアレルギーを予防する方法はないのですか?
第4章 症状別・アレルギーとの賢いつきあい方
- Q1 アトピー性皮膚炎は通常の湿疹とどう違うのですか?
- Q2 アトピー性皮膚炎に多い「強いかゆみ」の原因はどこにありますか?
- Q3 大人になってからのアトピー性皮膚炎は,子供の頃とどう違いますか?
- Q4 すぐに実践できるアトピー性皮膚炎対策について教えてください。
- Q5 「食物アレルギー」にはどんなものがありますか?
- Q6 食物アレルギーが子供に多いのはなぜですか?
- Q7 子供の頃にかかった食物アレルギーは,ずっと改善されないのでしょうか?
- Q8 重篤な場合に起こる「アナフィラキシー・ショック」とはどんなものでしょうか?
- Q9 アナフィラキシー・ショックの有効な対処法について教えてください。
- Q10 腸の免疫とアレルギーの関係について教えてください。
- Q11 「花粉症」はどんな症状で,なぜここまで増えてしまったのですか?
- Q12 花粉症でくしゃみや鼻水がたくさん出るのはなぜですか?
- Q13 花粉症の予防はどこまで可能でしょうか?
- Q14 「気管支ぜんそく」はどんな症状を言うのでしょうか?
- Q15 ダニやほこりが「気管支ぜんそく」の原因になるのですか?
- Q16 気管支ぜんそくを悪化させる「遅発反応」について教えてください。
- Q17 気管支ぜんそくとのつきあい方,予防法などについて教えてください。
第5章 アレルギー治療の最前線
- Q1 アレルギーかどうかはどう診断されているんですか?
- Q2 アレルギー治療に「ステロイド剤」が必要なのはなぜですか?
- Q3 ステロイド剤の副作用はどこまで気にしたらいいのでしょうか?
- Q4 ステロイド剤のほかにどんなアレルギーの治療薬がありますか?
- Q5 アレルギーの改善に「免疫療法」はどこまで有効でしょうか?
- Q6 アレルギー治療に「ワクチン」は用いられることはないのですか?
- Q7 アレルギー治療の分野で,将来に向けて取り組んでいることはありますか?