概要
理工系の大学入試問題の長文テーマは,科学一般はもちろん,遺伝子,エネルギー,人工知能など多岐に渡り,それらを読みこなし正解を得るにはある程度の知識が必要です。自然科学の知識はもとより,文系とは違った単語の意味,頻出の単語や表現などを知らないと得点源にすることはできません。本書は,理系テーマを扱った長文問題を厳選し,その問題を解くためのカギ・コツを詳説します。理系の単語をもし知らなかった場合,解法の手がかりをどうやって類推するかにも言及します。理系受験には必携の1冊です。大学に入ってから役に立つ科学的素養も身に付けることができる情報が満載です。
こんな方におすすめ
目次
Chapter1 科学の新領域
- Theme1 人工知能は世界をどう変えるのか?(情報工学)
- Theme2 驚異の新素材「グラフェン」とは?(化学)
- Theme3 進歩し続ける分子遺伝学とは?(遺伝学)
- Theme4 太陽エネルギー発電で地球を救えるか?(エネルギー)
Chapter2 既成概念を覆す
- Theme5 火星に生命は存在するのか?(宇宙)
- Theme6 羽毛恐竜はどんな色だった?(恐竜学)
- Theme7 イルカと話せる日は来るのか?(生物学)
Chapter3 科学者の責任
- Theme8 ハチが消えると世界はどうなる?(生物学)
- Theme9 自閉症の人々が持つ能力とは?(医学)
- Theme10 地球温暖化が進めば世界はどうなる?(環境問題)
- column 理系の英文で超頻出「推量のcould」
Chapter4 偉人の系譜
- Theme11 ニュートンによる光のスペクトルの発見(物理学)
- Theme12 ダーウィンによる進化論の発見(進化学)
- Theme13 パストゥールによる病原菌の発見(微生物学)
Chapter5 科学者の心構え
- Theme14 実験の心構え(科学論)
- Theme15 数学者のひらめき(科学論)
- column some ofの後に「特定名詞」がくる理由
- Theme16 科学研究を志す者へのアドバイス(科学論)