書籍概要

Software Design plus_養成読本

IoTエンジニア養成読本 設計編

著者
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概要

IoT(Internet of Things)システムがさまざまな業界で具体的に構築され始めています。新規のシステムをゼロから構築するケースもありますが,既存のシステムや事業を前提に,IoTシステムを構築するケースも多く見られます。従来のITシステムとは異なり,IoTではハードウェアとソフトウェア両面でどのように設計するか,多岐にわたる知識とノウハウが必要となります。本書では,すでにさまざまなIoTシステムの構築に取り組んできた著者陣が,IoTシステムの設計に必要な基礎知識と実践的なノウハウをわかりやすく解説します。

こんな方におすすめ

  • IoT関連システムの設計にこれから取り組む,または携わっている方
  • IoTシステムの構築に関心がある,取り組む可能性がありノウハウを知りたい方

サンプル

目次

プロローグ
IoTシステム開発に求められる力
~多彩な活用事例を通して見えるもの

  • 0.1:社会に浸透するIoT
  • 0.2:本書について

第1章
デバイス/ファームウェア
~プラットフォームやセンサーの選定/調達/量産/クラウド連携

  • 1.1:デバイス
  • 1.2:ファームウェア設計

第2章
IoT通信の選択肢
~セルラー通信/LoRaWAN/Sigfoxの特徴と仕組み

  • 2.1:M2MとIoT
  • 2.2:3G(W-CDMA)
  • 2.3:4G(LTE)
  • 2.4:5G
  • 2.5:LPWAN
  • 2.6:通信方式の選定と実装のポイント

第3章
クラウド
~Amazon Web Services/Microsoft Azure/Google Cloud Platformの特徴と利用方法

  • 3.1:クラウド活用
  • 3.2:Amazon Web Services(AWS)
  • 3.3:Microsoft Azure
  • 3.4:Google Cloud IoT

第4章
セキュリティ
~設計ガイドラインと認証設計例

  • 4.1:IoTシステムのセキュリティ
  • 4.2:IoTセキュリティに関するガイドライン
  • 4.3:IoTシステムのセキュリティ設計

第5章
事例紹介
~消費電力の効率化/クラウド連携/回線管理~The New Normal AWS Architecture

  • 5.1:消費電力の最適化
  • 5.2:デバイスとクラウドの連携
  • 5.3:下り通信を使う
  • 5.4:大量の回線やデバイスの管理

エピローグ
未来展望
~IoTが創り出す価値とは

付録
SORACOM提供サービス一覧

サポート

正誤表

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2018年5月31日最終更新)

P.53 脚注

次の脚注が抜けておりました。

注1
 ネットワークアーキテクチャの定義から「3.9G」と位置付ける場合もあります。
 
注2
 カテゴリ毎の定義(一部)を以下に例示します。
 - Cat.1: 10/5Mbps (DL/UL)
 - Cat.2: 50/25Mbps (DL/UL)
 - Cat.3: 100/50Mbps (DL/UL)
 - Cat.4: 150/50Mbps (DL/UL)
 - Cat.5: 300/75Mbps (DL/UL)

(以下2018年4月4日更新)

P.135 図1内の文字

3G/LYE
3G/LTE

P.137 図3内の文字

3G/LYE
3G/LTE

(以下2018年3月9日更新)

P.134 図3

CTP
TCP

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