書籍概要

Pythonでチャレンジするプログラミング入門
――もう挫折しない!10の壁を越えてプログラマーになろう

著者
発売日
更新日

概要

プログラミング言語Pythonを使ってプログラミングに挑戦する本です。プログラミング初心者向けの勉強会の運営にかかわっている著者ふたりが,そこで学んだ初心者がつまずくポイントを「10の壁」として定義し,各章でそれを乗り越える構成にしています。初心者に加え,一度プログラミングに挫折した「再」入門者も対象に,やさしく解説しています。

<10の壁>
学習継続力の壁/PCスキルの壁/環境構築の壁/変数の壁/組み立て方の壁/練習から実用の壁/読みやすいコードの壁/アイデア実現の壁/完成の壁/プログラマーらしさの壁

こんな方におすすめ

  • これからプログラミングに挑戦する人
  • プログラミングにチャレンジしたが挫折した人

サンプル

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目次

第1章 <学習継続力の壁>学習が苦しくならないために

  • 1.1 初学者が抱きがちな4つの「間違った考え方」とは
  • 1.2 本に書かれていることを全部暗記しなくて良い理由
  • 1.3 「間違ってはいけない」と思わなくて良い理由
  • 1.4 他人と学習スピードを比べなくて良い理由
  • 1.5 高過ぎる目標を設定しなくて良い理由
  • 1.6 プログラミング学習は「学校の勉強」とは違う
  • 1.7 プログラミングという登山の第一歩を踏み出そう!

第2章 <PCスキルの壁>プログラミングに必要なPCの知識を身につけよう

  • 2.1 本書の読者に期待するPCの基本スキル
  • 2.2 ファイルについて理解を深めよう
  • 2.3 ターミナルとコマンド
  • 2.4 ファイルとディレクトリ構造,便利なコマンドをおさらいしよう

第3章 <環境構築の壁>プログラミング環境を正しく作ろう

  • 3.1 プログラミング環境が学習のつまずきになる理由を知ろう
  • 3.2 PC環境をシンプルにすることでトラブルを防ごう
  • 3.3 必要最小限のソフトウェアをインストールしよう
  • 3.4 Pythonをインストールしよう
  • 3.5 Visual Studio Codeをインストールしよう
  • 3.6 Visual Studio Codeの基本的な使い方
  • 3.7 プログラミング環境が正しく作れていることを確認しよう

第4章 <変数の壁>文法を学んで変数を正しく理解しよう

  • 4.1 なぜ「変数」が正しく理解できないのか
  • 4.2 文と式を理解しよう
  • 4.3 値と型を理解しよう
  • 4.4 さまざまな演算を学ぼう
  • 4.5 変数を理解しよう
  • 4.6 関数を理解しよう
  • 4.7 「変数」を構成する文法をおさらいしよう

第5章 <組み立て方の壁>プログラムの要素と構造を押さえよう

  • 5.1 プログラムの3大要素を知ろう
  • 5.2 プログラムの3大制御構造を知ろう
  • 5.3 順次構造を作ろう
  • 5.4 分岐構造を作ろう
  • 5.5 反復構造を作ろう
  • 5.6 プログラムの構造を組み立てよう
  • 5.7 プログラムの組み立て方がわかった次のステップ

第6章 <練習から実用の壁>プログラミングでできることを増やそう

  • 6.1 モジュールからさまざまな機能の関数を呼び出そう
  • 6.2 プログラムで複数のファイルの名前をまとめて変更しよう
  • 6.3 電話伝言メモ作成プログラムを作ろう
  • 6.4 プログラムを作ってみて見えてくる次のステップ

第7章 <読みやすいコードの壁>可読性が高いプログラムを書けるようになろう

  • 7.1 プログラムが読みづらいと感じる原因は?
  • 7.2 ソースコードに説明を入れよう
  • 7.3 f-stringで文面の作成を完結に記述しよう
  • 7.4 関数によってプログラムを意味を持った処理の固まりに分けよう
  • 7.5 モジュール化して関数の動作を個別に確認しよう
  • 7.6 電話伝言メモ作成プログラムを改良しよう
  • 7.7 完成したプログラムと元のプログラムを比べてみよう

第8章 <アイデア実現の壁>プログラム作りの計画を立てられるようになろう

  • 8.1 次に進むためには「きっかけ」が必要
  • 8.2 プログラミングとは「できること」を組み合わせていくこと
  • 8.3 自分がプログラミングでできることリストを作ろう
  • 8.4 UIとロジックを分けて「作れそうなもの」を考えよう
  • 8.5 UIとロジックを組み合わせた完成形をイメージする
  • 8.6 アイデアをストックし「難易度」「優先度」をつけよう
  • 8.7 要件定義をしてアイデアをより具体的にしよう
  • 8.8 プログラムの設計をしよう
  • 8.9 自分で考えたプログラムを作ることで見える世界

第9章 <完成の壁>作り始めたプログラムを完成させられるようになろう

  • 9.1 トップダウン・プログラミングによって枠組みを作ろう
  • 9.2 ボトムアップ・プログラミングで部品を作ろう
  • 9.3 単体テストでバグを見つけよう
  • 9.4 デバッグをしてバグを修正しよう
  • 9.5 結合テストで要件を満たすことを確認しよう
  • 9.6 プログラムを改良して成長させよう
  • 9.7 まとめとプログラム全文

第10章 <プログラマーらしさの壁>プログラマーのライフスタイルを知ろう

  • 10.1 プログラマーのライフスタイルとは何か
  • 10.2 リファレンス本を手元に置こう
  • 10.3 別のプログラミング言語にも興味を持とう
  • 10.4 プログラマー向けの雑誌を購読してみよう
  • 10.5 資格に挑戦してみよう
  • 10.6 イベントに参加して仲間のプログラマーに出会おう
  • 10.7 日々の学びをアウトプットしよう
  • 10.8 プログラマーの世界に一歩を踏み出すための道しるべ

サポート

ダウンロード

本章第6章6.2節で使用する「猫の画像」「犬の画像」をダウンロードできます。

(2023年1月17日更新)

ダウンロード
サポートデータ(file_rename.zip)
免責
本サンプルを使用することによって,使用者が受けたあらゆる不利益に対して,原著者および技術評論社はその責任を負いません。

正誤表

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2023年4月10日最終更新)

P.134 4つめのリスト

for i in [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]:
    print("こんにちは" + i + "郎さん!")
for i in [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]:
    print("こんにちは" + str(i) + "郎さん!")

(以下2023年3月20日更新)

P.100 1つめの見出し

エラーが起こしてみよう
エラー起こしてみよう

P.132 下から1行目

次は1、2、3という3つの整数値
次は1、2、5という3つの整数値

(以下2023年3月8日更新)

P.75 下から2行目

クリックしてくださ
クリックしてくださ

P.130 プログラム実行画面

あなたの年齢を入れてください>
あなたの年齢を入れてください

P.142 1つめのコード3行目

print("Buzz")
print("Fizz")

P.142 3つめのコード8行目

print("Buzz")
print("Fizz")

P.152 コラム内下から3行目

自らも学んだことを発信にしたり
自らも学んだことを発信したり

「に」が不要です。

P.167 下から4行目

今回はファイルに新しい文面に追記するのではなく
今回はファイルに新しい文面追記するのではなく

P.185 2行目

必要項目の取得する処理では
必要項目取得する処理では

P.193 2つめのコード1行目

def output_file()
def output_file(message)

P.212 4行目

細かく決められてたりすることに気づきます
細かく決められてたりすることに気づきます

P.219 図8.7

「yが入力された」条件分岐から出る矢印の「yes」「no」が逆でした

P.249 図9.2

点数に1または10のどちらか有利なほうを加算
点数に1または11のどちらか有利なほうを加算

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