Pythonでチャレンジするプログラミング入門
――もう挫折しない!10の壁を越えてプログラマーになろう

[表紙]Pythonでチャレンジするプログラミング入門 ――もう挫折しない!10の壁を越えてプログラマーになろう

紙版発売
電子版発売

B5変形判/288ページ

定価2,420円(本体2,200円+税10%)

ISBN 978-4-297-13292-7

電子版

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書籍の概要

この本の概要

プログラミング言語Pythonを使ってプログラミングに挑戦する本です。プログラミング初心者向けの勉強会の運営にかかわっている著者ふたりが,そこで学んだ初心者がつまずくポイントを「10の壁」として定義し,各章でそれを乗り越える構成にしています。初心者に加え,一度プログラミングに挫折した「再」入門者も対象に,やさしく解説しています。

<10の壁>
学習継続力の壁/PCスキルの壁/環境構築の壁/変数の壁/組み立て方の壁/練習から実用の壁/読みやすいコードの壁/アイデア実現の壁/完成の壁/プログラマーらしさの壁

こんな方におすすめ

  • これからプログラミングに挑戦する人
  • プログラミングにチャレンジしたが挫折した人

本書のサンプル

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目次

第1章 <学習継続力の壁>学習が苦しくならないために

  • 1.1 初学者が抱きがちな4つの「間違った考え方」とは
  • 1.2 本に書かれていることを全部暗記しなくて良い理由
  • 1.3 「間違ってはいけない」と思わなくて良い理由
  • 1.4 他人と学習スピードを比べなくて良い理由
  • 1.5 高過ぎる目標を設定しなくて良い理由
  • 1.6 プログラミング学習は「学校の勉強」とは違う
  • 1.7 プログラミングという登山の第一歩を踏み出そう!

第2章 <PCスキルの壁>プログラミングに必要なPCの知識を身につけよう

  • 2.1 本書の読者に期待するPCの基本スキル
  • 2.2 ファイルについて理解を深めよう
  • 2.3 ターミナルとコマンド
  • 2.4 ファイルとディレクトリ構造,便利なコマンドをおさらいしよう

第3章 <環境構築の壁>プログラミング環境を正しく作ろう

  • 3.1 プログラミング環境が学習のつまずきになる理由を知ろう
  • 3.2 PC環境をシンプルにすることでトラブルを防ごう
  • 3.3 必要最小限のソフトウェアをインストールしよう
  • 3.4 Pythonをインストールしよう
  • 3.5 Visual Studio Codeをインストールしよう
  • 3.6 Visual Studio Codeの基本的な使い方
  • 3.7 プログラミング環境が正しく作れていることを確認しよう

第4章 <変数の壁>文法を学んで変数を正しく理解しよう

  • 4.1 なぜ「変数」が正しく理解できないのか
  • 4.2 文と式を理解しよう
  • 4.3 値と型を理解しよう
  • 4.4 さまざまな演算を学ぼう
  • 4.5 変数を理解しよう
  • 4.6 関数を理解しよう
  • 4.7 「変数」を構成する文法をおさらいしよう

第5章 <組み立て方の壁>プログラムの要素と構造を押さえよう

  • 5.1 プログラムの3大要素を知ろう
  • 5.2 プログラムの3大制御構造を知ろう
  • 5.3 順次構造を作ろう
  • 5.4 分岐構造を作ろう
  • 5.5 反復構造を作ろう
  • 5.6 プログラムの構造を組み立てよう
  • 5.7 プログラムの組み立て方がわかった次のステップ

第6章 <練習から実用の壁>プログラミングでできることを増やそう

  • 6.1 モジュールからさまざまな機能の関数を呼び出そう
  • 6.2 プログラムで複数のファイルの名前をまとめて変更しよう
  • 6.3 電話伝言メモ作成プログラムを作ろう
  • 6.4 プログラムを作ってみて見えてくる次のステップ

第7章 <読みやすいコードの壁>可読性が高いプログラムを書けるようになろう

  • 7.1 プログラムが読みづらいと感じる原因は?
  • 7.2 ソースコードに説明を入れよう
  • 7.3 f-stringで文面の作成を完結に記述しよう
  • 7.4 関数によってプログラムを意味を持った処理の固まりに分けよう
  • 7.5 モジュール化して関数の動作を個別に確認しよう
  • 7.6 電話伝言メモ作成プログラムを改良しよう
  • 7.7 完成したプログラムと元のプログラムを比べてみよう

第8章 <アイデア実現の壁>プログラム作りの計画を立てられるようになろう

  • 8.1 次に進むためには「きっかけ」が必要
  • 8.2 プログラミングとは「できること」を組み合わせていくこと
  • 8.3 自分がプログラミングでできることリストを作ろう
  • 8.4 UIとロジックを分けて「作れそうなもの」を考えよう
  • 8.5 UIとロジックを組み合わせた完成形をイメージする
  • 8.6 アイデアをストックし「難易度」「優先度」をつけよう
  • 8.7 要件定義をしてアイデアをより具体的にしよう
  • 8.8 プログラムの設計をしよう
  • 8.9 自分で考えたプログラムを作ることで見える世界

第9章 <完成の壁>作り始めたプログラムを完成させられるようになろう

  • 9.1 トップダウン・プログラミングによって枠組みを作ろう
  • 9.2 ボトムアップ・プログラミングで部品を作ろう
  • 9.3 単体テストでバグを見つけよう
  • 9.4 デバッグをしてバグを修正しよう
  • 9.5 結合テストで要件を満たすことを確認しよう
  • 9.6 プログラムを改良して成長させよう
  • 9.7 まとめとプログラム全文

第10章 <プログラマーらしさの壁>プログラマーのライフスタイルを知ろう

  • 10.1 プログラマーのライフスタイルとは何か
  • 10.2 リファレンス本を手元に置こう
  • 10.3 別のプログラミング言語にも興味を持とう
  • 10.4 プログラマー向けの雑誌を購読してみよう
  • 10.5 資格に挑戦してみよう
  • 10.6 イベントに参加して仲間のプログラマーに出会おう
  • 10.7 日々の学びをアウトプットしよう
  • 10.8 プログラマーの世界に一歩を踏み出すための道しるべ

著者プロフィール

石上晋(いしがみすすむ)

株式会社ビープラウド所属。Webエンジニア歴15年,Python歴6年。現在は機械学習からWeb,要件定義から実装まで幅広くこなすシステムクリエーター。システム開発だけでなく,Python基礎やWeb API開発,データ分析の研修講師も担当。メイドカフェでノマド会を立ち上げ,秋葉原文化とIT文化の融合を図っている。メイドさんがいる自習室のメンターや勉強会イベントの主催も行う。

【寄稿】WEB+DB Press連載「現場のPython」,『Pythonプロフェッショナルプログラミング』

Twitter:@susumuis


横山直敬(よこやまなおたか)

株式会社ビープラウド所属。業務ではサーバーサイド開発に携わり,趣味ではアイドルをテーマにbot開発やテキスト分析,Webスクレイピングなどを学ぶ"推し駆動開発"をしている。

Twitter:@NaoY_py