エンジニアマインド Vol.5

[表紙]エンジニアマインド Vol.5

2007年7月12日発売
B5判/216ページ
定価1659円(本体1580円)
ISBN 978-4-7741-3148-1

特集1
ソフトウェアの価値はどこにある
ソフトウェア経済学

ソフトウェア経済学っていったい何でしょう? ちょっと耳慣れない言葉かもしれませんが,実は開発者の方なら誰でも自然と行っていることです。プロジェクトの先行きを予測すること,開発費用や開発期間を見積もること,関連会社と交渉すること,予算を管理すること,仕事なら当たり前に行っていますよね。これらの行動はプロジェクトを成功させるため,つまり作っているソフトウェアの価値を最大化するために行われているわけですが,そうした行動にどんな意味があるのかを説明するのがソフトウェア経済学です。
本特集では,ソフトウェアの価値を最大化するためには何が必要なのか,どうしてそれが必要なのか,具体的にはどのように実践すればいいのかをわかりやすく解説します。特に理論的な裏づけが求められていたアジャイルプロセスのメリットを詳しく紹介します。ソフトウェア開発は単にプログラムを書くだけのものではなく,クライアントやメンバーが一緒になって価値を創造していくクリエイティブな仕事であることを理解していただけるはずです。

特集2
テストエンジニアの魅力に迫る

みなさんはテストエンジニアについてどのようなイメージをお持ちでしょうか。本特集では,テストエンジニアの仕事内容やその魅力,立場の違いから生じる設計者との対立構造,さらに,信用されるテストエンジニアになるために求められる考え方やテクニカルスキルなど,テストエンジニアの全貌を明らかにします。

特別企画
誌上体験!アクションラーニング
次世代型ファシリテーションで最強チームを作る

プロジェクトの問題をチームで検討し,解決策を見出し,実施・行動していくことにより,チーム全体,メンバー個人が考える力,解決する力を養っていき,ひいては,プロジェクトの効果を最大限に引き出す手法がアクションラーニングです。本企画では,実践会の模様を通して,要求開発やプロセス改善の現場での活用方法をご紹介します。