2012年10月26日、MicrosoftのOSの新バージョン「Windows 8」が発売された。
3年ぶりのメジャーバージョンアップ
今回のリリースはWindows 7以来、約3年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。その間、各種スマートフォンの台頭、タブレットPCの登場など、ユーザが使用するデバイスが多様化してきた。こうした背景を踏まえてリリースされたのが、今回のWindows 8になる。
昨日の前夜祭 に続き登場した、日本マイクロソフト株式会社代表執行役社長樋口泰行氏
Windows 8の特徴は、その新しいUI。Modern UIと呼ばれるタイル型のデザインおよびインターフェースを採用しており、これまで「デスクトップ」と呼ばれていた部分がなくなり、つねにアプリケーションが稼働しながら、ユーザ自身の使いたい環境が開いている状態となる。ユーザは、自分の好みに合わせたカスタマイズが行えるため、タブレットでもPCでも、ユーザ自身が最適化することができ、さらに、画面のサイズを気にしない体験ができるのが大きな特徴となる。
Windows ストアのオープン
Windows 8のリリースに合わせて、Windows ストアがオープンした。
Windows ストア
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/apps
これは、Windows 8向けのアプリケーションを配布するサイトで、日本国内・国外からさまざまなアプリがリリースされている。
リリースされるのは3種類
今回リリースされるのは、
Windows 8(一般向け)
Windows 8 Pro(機能追加)
Windows 8 Enterprise(企業向け)
の3種類。Windows 8 Enterpriseには、BitLockerやAppLockerなどの機能やWindows To Goなどの機能が実装されており、セキュリティの強化がなされている。この他、ARMベースのタブレット向けに設計されたWindows RTも用意されている。
2013年1月31日にまでの期間限定でのキャンペーンを実施
本日から2013年1月31日までの期間限定で、Windows XP、Windows Vista、Windows 7搭載を使用しているユーザを対象に、Windows 8 Proアップグレード版のパッケージ製品を5,800円で提供するとのこと。また、ダウンロード版がMicrosoftのWebサイト より3,300円で購入可能となっている。