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『お店やろうよ!』刊行開始から3年

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『お店やろうよ!』は,カフェやバーなどの飲食店からお花屋さん,古着屋,雑貨屋,さらには移動屋台や自宅レストランといったあたらしい業態のお店を含む「小さなお店のはじめかた」を解説するシリーズです。

刊行開始から3年が経ち,現在15冊目の「お宿」を制作中です(5月7日現在)。

このシリーズは,個人でお店をはじめる人の第一歩をサポートしたいという想いで刊行を続けています。「思いはあっても実務や細かい計画は苦手」,「描くイメージをうまく形にできない」などの悩みをクリアにし,お店づくりの重要なポイントを着実に押さえながら開業に向かっていける実用書となっています。

独立の転回点を見つめる

読者の方に,「いつか自分のお店を出してみたい」という思いのある人はどのくらいいるのだろう? と考えながら,いま,この原稿を書いています。

お店を出すということは,会社員として働く日常に慣れている人からすれば,働き方は大きく変わり,頭や気持ちの整理をつけるのも大変なこと。日々来るお客さんによって,自分の生活が左右されるのですから,まずは生きる安定を掴む努力を重ねていかなければなりません。会社からの独立も同様,転回する機会に不安になるのは当然でしょう。

本シリーズの取材で登場したオーナー達は,ずっと転職に迷いがあった人,はじめから独立開業を考えて全速力で駆けぬけた人,偶然譲り受けた物件を活かす方法を考えたらお店だったという巡り合わせの人など,環境はじつにさまざまです。そのバックグラウンドや考えかたはお店同様の個性をもっています。

そして,自分を表現する場としてお店とじっくり向かい合い,着実にお店経営を続けている人が多数であり,毎日忙しく仕事に励まれています。

もしも,「しばらくしたら自分でお店を開いてみたい」という意志がある方は,このシリーズを手にとって,「自分がオーナー,店主の店」のイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。自分はどうしたいのか,イメージをどこまで描けているのか,を考える機会となるかもしれません。

最新刊は「ヘアサロン」。手に職をもつ美容師さんたちが,独立する指針とするための一冊となっています。個性的な美容師さんがたくさん登場し,スタイリストからオーナーになるための視点の養いかたをはじめ,経営のいろはを解説しています。

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