Ubuntu Weekly Recipeゴールデンウィーク特別編のラストとして,
なお,
……えー,
はじめに
通常,
ですが,
一方,
SheevaPlugの位置づけ
SheevaPlug
“PlugComputing”
- 注1
- 厳密には,
ここで 「SheevaPlug」 と呼んでいるものは, 「SheevaPlug Development Kit」 です。 「SheevaPlug」 という製品シリーズの中の, 開発者向けキットが 「SheevaPlug Development Kit」 で, 通常の製品にあたる 「SheevaPlug (無印)」とでもいうべきものはまだ量産されていません。 - 注2
- とはいえ,
そのままではACコンセントを埋めてしまいますし, 米国/ 日本/ 台湾で利用されている口のACコンセントばかりではありませんから, コネクタを外し, ケーブルを接続する形でも利用できるようになっています。電源コネクタ部分を外すと, いわゆる 「2pinメガネプラグ」 が準備されており, ここに任意の電源ケーブルを差し込むことで, 各国の電源で利用できるようになっています。対応電圧は100V~240Vです。 - 注3
- つまり,
コア基板だけ取り出して5Vを適切に入力してやれば, 半分の薄さになります。
SheevaPlugの正体は,
“SheevaPlug Development Kit”
そして,
- 注4
- 88F6281はPCI-e x1にSATA,
さらにオーディオ入出力に加えてGigabit EthernetのMACを2系統持っているようなのですが, 有効になっている (=PHYに接続されている) GbEは1系統だけです。そもそもPHYにあたる88E1116Rが1個しか搭載されていませんし, 基板上には搭載できるだけのパターンも用意されていません。残りのI/ O系は, なんとなくピンだけは用意されているように見えなくもありませんが, (表面に出ている配線を含む) 公開情報を追いかけた範囲では確定に至っていません。 - 注5
- 中身が気になる方は,
SheevaPlug Software & Design Information - Revision 1. 2から “Documentation Package” をダウンロードし, 「SheevaPlug DevKit Reference Design-Rev1. 2.pdf」 を眺めてみてください。知的好奇心を満たす程度には詳細が書いてあります。ただし, ソフトウェア技術者にとっては役に立つレベル (PCB上のピン配置一覧) で, 実装部品のリストはありません。どうしてもピン配置が気になる方は, 実機を入手して表面実装から追いかけてください;)。ただ, 待っていればいずれ 「表に出ているピン配置」 は公開されるかもしれませんし, 別の “Plug” が公開され, そちらにはSATA他が搭載されているかもしれません (というか, “Kirkwood” はBGA実装なので, 筆者はどうやって剥がさずに線を辿るのか悩んでいます。剥がせばパッドから追いかけることも不可能ではなさそうですが, あまりやりたくはありません)。 - 注6
- 確定情報はおろか,
確証すらありません。 - 注7
- ただし,
CPUはARMベースですのでx86プロセッサに比べるとクロックあたりの性能は低い上, メモリのバス幅が非常に狭いので, PCに慣れた人が 「1. 2GHzのCPUと512MBのメモリ」 という表現から想像するほど速くはありません (ただし, 組み込み機器としては非常識な高性能です)。