SQL Server 7.0 MSDE 完全トレーニングテキスト 上
2000年3月17日紙版発売
堀川明 著
B5判/528ページ
定価3,168円(本体2,880円+税10%)
ISBN 4-7741-0965-7
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書籍の概要
この本の概要
上巻は第1部で,「Trasact-SQLの学習」です。E.F.コッドのリレーショナルモデルに基づいたデータベースの概念と正規化,関係の演算などを通してテーブル設計の基本を学びます。実際にMSDEを使ってテストしながら学べるように構成されています。
こんな方におすすめ
- SQL Server 7.0やMSDEを使ってデータベースサーバを構築したい方
- MSDEに移行しようと考えている方
目次
第1章 データベースの基礎
- RDBMSを学ぶ
- データベースの設計ミスは致命的!
- 1.1 関係(relationリレーション)とは
- 1.2 実表(base table)とビュー表(viewed table)
- 1.3 実表の構成要素
- 1.4 実表の設計
- 1.4.1 リレーショナルモデルの特徴
- 1.4.2 『属性の原子性(Atomicity)』の適用
- 1.4.3 『レコードの非同値性』の適用
- 1.4.4 計算属性は覚えますか?
- 1.4.5 #第1正規化処理
- 1.4.6 リレーションの目的を1個に絞る
- 1.4.7 外部キー
- 1.4.8 #第2正規化処理
- 1.4.9 #第3正規化処理
- 1.4.10 #第4正規化処理
- 1.5 関係の演算を理解するための準備作業
- 1.5.1 SQLServer7.0やMSDEの起動と停止
- 1.5.2 Transact-SQLプログラムの実行
- 1.5.3 データベースの新規作成処理
- 1.5.4 ログイン名sa,パスワードなし
- 1.5.5 学習用のログイン登録
- 1.5.6 MySampleTest データベースの作成9
- 1.5.7 [商品]テーブルの新規作成
- 1.6 関係の演算
- 1.6.1 射影演算
- 1.6.2 選択演算
- 1.6.3 交差結合
- 1.6.4 等結合
- 1.6.5 自然結合
- 1.6.6 左外結合
- 1.6.7 右外結合
- 1.6.8 完全外結合
- 1.6.9 自己結合
- 1.6.10 和演算
- 1.6.11 差演算
- 1.6.12 積演算
- 1.7 属性のデータ型
- 1.7.1 文字型
- 1.7.2 数値型
- 1.7.3 バイナリ型
- 1.7.4 論理型
- 1.7.5 日付型
- 1.7.6 システム型
- 1.8 NULL値と空文字列
第2章 Transact-SQL言語を使った データベースへの問い合わせ
- 2.1 SQL言語 3
- 2.2 SQL言語学習用見本データの作成
- 2.3 SQLServer7.0データベースサーバーシステム概要
- 2.4 レコード選択用SELECT命令
- 2.4.1 SELECT 列名リスト FROM テーブル名リスト
- 2.4.2 SELECT * FROM 社員
- 2.4.3 SELECT DISTINCT 自宅都道府県 FROM 社員
- 2.4.4 SELECT 社員コード AS 番号 , 自宅都道府県 AS 地域 FROM 社員
- 2.4.5 SELECT 列名リスト FROM テーブル名リスト WHERE 検索条件
- 2.4.6 BETWEEN A AND B
- 2.4.7 NOT BETWEEN A AND B
- 2.4.8 WHERE A OR B / WHERE C IN (候補値リスト)
- 2.4.9 WHERE A AND B
- 2.4.10 IS NULL
- 2.4.11 IS NOT NULL
- 2.4.12 LIKE
- 2.4.13 LIKE(2)
- 2.4.14 ORDER BY
- 2.4.15 レコードのグループ化
- 2.4.16 グループ毎のレコード数計算
- 2.4.17 グループ化の処理前にレコードの選別を行う(WHERE句)
- 2.4.18 グループ化の処理後にレコードの選別を行う(HAVING句)
- 2.4.19 2段階のグループ化作業
- 2.4.20 複数表の問い合わせ
- 2.4.21 3個の表の結合
- 2.4.22 サブクエリー
- 2.4.23 サブクエリー(2)
- 2.5 レコード挿入・更新・削除用SQL言語
- 2.5.1 1レコードをデフォルト値で挿入する
- 2.5.2 1レコードを挿入する
- 2.5.3 他表の検索結果をレコードに登録する
- 2.5.4 ストアドプロシージャが返すレコードセットの結果を挿入する
- 2.5.5 列の更新(1)
- 2.5.6 列の更新(2)
- 2.5.7 レコードの削除(1)
- 2.5.8 レコードの削除(2)
- 2.6 データ記述・データ定義などのSQL言語
- 2.6.1 データベースの新規作成処理
- 2.6.2 プライマリデータファイルの作成場所指定
- 2.6.3 データファイル作成時のパラメータの指定
- 2.6.4 データファイルとトランザクションログファイルの配置場所
- 2.6.5 データファイルの分散配置
- 2.6.6 データファイルのグループ化
- 2.6.7 テーブルの新規作成処理
- 2.6.8 テーブルの新規作成処理(2)
- 2.6.9 テーブルの新規作成処理(3)『テーブル記憶場所の指示』
- 2.6.10 テーブルの保守(1)『主キーの設定』
- 2.6.11 テーブルの保守(2)『主キーの削除』
- 2.6.12 テーブルの保守(3)『NULL値の許容・NULL値の禁止』
- 2.6.13 テーブルの保守(4)『DEFAULT値の削除と設定』
- 2.6.14 テーブルの保守(5)『CHECK制約の削除と設定』
- 2.6.15 テーブルの保守(6)『UNIQUE制約の削除と設定』
- 2.6.16 テーブルの保守(7)『INDEXの削除と設定』
- 2.6.17 テーブルの保守(8)『参照整合性制約の設定』
- 2.6.18 テーブルの保守(9)『新しい列の追加・既存列の削除・既存列の変更』
第3章 Transact-SQL言語 プログラミング文法
- 3.1 コメント文
- 3.2 バッチとGO
- 3.3 ローカル変数と代入命令
- 3.4 SET NOCOUNT ON命令
- 3.5 グローバル変数と実行時エラーの調査
- 3.6 演算子
- 3.7 PRINT命令
- 3.8 RAISERROR命令
- 3.8.1 RAISERROR命令の使い方(1)
- 3.8.2 RAISERROR命令の使い方(2)
- 3.8.3 SQL03_04プログラム
- 3.8.4 FORMATMESSAGE命令
- 3.9 IF文とBEGIN-ENDブロック
- 3.10 WHILE文
- 3.11 GOTO文
- 3.12 RETURN文
- 3.13 単純CASE関数
- 3.14 検索 CASE 関数
- 3.15 データ変換関数
- 3.16 WAITFOR 命令
- 3.17 ISNULL関数
- 3.18 関数命令
第4章 ストアドプロシージャ
- 4.1 ストアドプロシージャの作成
- 4.1.1 ストアドプロシージャの定義
- 4.1.2 ストアドプロシージャの作成先データベース
- 4.1.3 データベースオブジェクトの所有者名について
- 4.1.4 ストアドプロシージャのパラメータ宣言
- 4.1.5 ストアドプロシージャ内で禁止されている命令
- 4.1.6 ローカル一時テーブルの扱い
- 4.1.7 ストアドプロシージャ内で作成したデータベースオブジェクトの所有者
- 4.1.8 ストアドプロシージャの戻り値の返し方とその受け取り方
- 4.1.9 OUTPUTパラメータによる引数の更新
- 4.1.10 ストアドプロシージャの呼び出し方法
- 4.1.11 ストアドプロシージャの結果セットの受け取り方
- 4.1.12 ストアドプロシージャのグループ化
- 4.2 システムストアドプロシージャ
第5章 ビュー表
- 5.1 ビュー表とは?
- 5.2 CREATE VIEW文
- 5.3 分割テーブルとビュー表によるテーブル合成処理
- 5.4 ビュー表を使ったレコードの追加・更新処理
- 5.5 WITH CHECK OPTION
- 5.6 ビュー表の作成権限と使用権限
第6章 トリガ
- 6.1 トリガとは?
- 6.2 トリガを定義するCREATE TRIGGER文
- 6.3 insertedテーブルとdeletedテーブル
- 6.4 IF UPDATE(列名)
- 6.5 COLUMNS_UPDATED()関数
- 6.6 トリガの中で使用できないSQL文命令
- 6.7 トリガ内部のSELECT文
- 6.8 トリガのネスト構造
- 6.9 トリガの再帰起動
- 6.10 トリガ内で実行するROLLBACK TRANSACTION命令
- 6.11 トリガプログラムの例題
- 6.11.1 レコードを追加した時刻と最終更新時刻の自動記録
- 6.11.2 ROLLBACKを行うレコード整合性維持のトリガの組み込み
- 6.11.3 ROLLBACKするときは必ずRAISERROR命令の実行を忘れずに
- 6.11.4 連鎖更新・連鎖削除機能の組み込み
第7章 カーソル
- 7.1 データベースサーバーからレコード検索結果をページ単位に分割して受け取る
- 7.1.1 [検索HIT]テーブル
- 7.1.2 [検索HIT作業用]テーブル
- 7.1.3 [P_検索実行]ストアドプロシージャ
- 7.1.4 [P_検索表示]ストアドプロシージャ
- 7.1.5 [P_再同期CMD]ストアドプロシージャ
- 7.1.6 Accessのパススルークエリーを利用したクライアント側システム
- 7.1.7 Access2000のADPプロジェクトを利用したクライアント側システム
- 7.2 結果セット指向(SELECT文)とレコード指向(カーソル)
- 7.3 カーソルの用語
- 7.3.1 サーバーカーソル
- 7.3.2 クライアントカーソル
- 7.3.3 APIサーバーカーソル
- 7.3.4 静的カーソル
- 7.3.5 動的カーソル
- 7.3.6 順方向専用カーソル
- 7.3.7 キーセットドリブンカーソル
- 7.3.8 ブロックカーソル
- 7.4 カーソルをサポートするTransact-SQL言語の文法
- 7.4.1 カーソル管理の仕組み
- 7.4.2 DECLARE CURSOR文
- 7.4.3 カーソル変数宣言(1)
- 7.4.4 カーソル変数宣言(2)
- 7.4.5 カーソル変数宣言(3)
- 7.4.6 OPEN文
- 7.4.7 CLOSE文
- 7.4.8 DEALLOCATE文
- 7.4.9 FETCH文
- 7.4.10 UPDATE文
- 7.4.11 DELETE文
- 7.5 カーソルを使ってレコード検索結果をページ単位に分割して受け取る
- 7.5.1 DELETE_MyPROCストアドプロシージャ
- 7.5.2 DEFINE_CURSORストアドプロシージャ
- 7.5.3 FETCH_CURSORストアドプロシージャ
- 7.5.4 My_cur_initストアドプロシージャ
- 7.5.5 My_cur_termストアドプロシージャ
- 7.5.6 Main_GetRecord_From_My_curストアドプロシージャ
- 7.5.7 GetRecord_From_My_curストアドプロシージャ
- 7.5.8 クライアントアプリケーションからの実行
- 7.5.9 Access2000のADPクライアントアプリケーションの作成
第8章 トランザクション
- 8.1 トランザクションの定義
- 8.2 トランザクションの要件
- 8.3 SQLServerのトランザクション動作モード
- 8.3.1 コミットとロールバック・ロールフォワード
- 8.3.2 自動コミットトランザクションモード
- 8.3.2 明示的なトランザクションモード
- 8.3.3 暗黙のトランザクションモード
- 8.4 トランザクションの基本命令
- 8.4.1 BEGIN TRANSACTION
- 8.4.2 COMMIT TRANSACTION
- 8.4.3 ROLLBACK TRANSACTION
- 8.5 トランザクションの基本例題
- 8.5.1 トランザクション内で整合性違反の発生
- 8.5.2 整合性違反によりトランザクション全体をロールバックする
- 8.5.3 トリガプログラムでのロールバック命令
- 8.5.4 SET XACT_ABORT 設定
- 8.6 トランザクションの入れ子(ネスト)構造
- 8.7 トランザクションのセーブポイント
- 8.8 ロックの粒度とロックの種類
- 8.9 トランザクションの分離レベル
- 8.9.1 『未コミット読み取り』レベル(READ UNCOMMITTED)の例題
- 8.9.2 『コミット済み読み取り』レベル(READ COMMITTED)の例題
- 8.9.3 反復可能読み取り(REPEATABLE READ)の例題
- 8.9.4 『直列化』レベル(SERIALIZABLE)の例題
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