まるごと図解シリーズ最新 SQLがわかる

[表紙]最新 SQLがわかる

紙版発売

A5判/256ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 4-7741-1275-5

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書籍の概要

この本の概要

データベースの基本とSQLプログラミングの基礎を読み解く入門書。SQLの概念や技術など,データベースに関する知識をわかりやすいイラストで解説している。また,Access2000を用いて実際にSQLの操作を学習できるようになっている。

こんな方におすすめ

  • データベースとはどんなものか知りたい方
  • SQLとはどんなものか知りたい方

目次

1章 データベースとは

  • 1-1 データベースとは何か
    • ●データベースとは?
    • ●ファイルサーバーとは異なるデータベースの機能
    • ●データを扱うために必要な機能
  • 1-2 データ管理こそデータベースの要件
    • ●データ管理とは?
    • ●データ管理の効率や機能を考える
  • 1-3 なぜデータベースが必要か
    • ●現実世界での管理方法〜メモ編
    • ●現実世界での管理方法〜台帳編
    • ●扱うデータ量の変化によって効率が変化する
    • ●手台帳からデータベースへ
  • 1-4 データ保存の仕組み
    • ●手台帳とコンピュータの根本的な違い
    • ●データベースでの保存の仕組み
  • 1-5 データベース管理システム(DBMS)
    • ●データベースとして機能するために
    • ● データベース管理システム(DBMS)
  • 1-6 データベース操作言語SQL
    • ●データベース操作
  • 1-7 データベースの操作
    • ●検索(クエリー)
    • ●検索(クエリー)で条件をつけてデータを抽出
    • ●データを登録する
    • ●簡単で柔軟なSQL
  • 1-8 データベースの定義
    • ●データベースとテーブル
    • ●データベースの定義と作成
    • ●テーブルの定義と作成
    • ●データベースを使うレベル
    • ○コラム
  • 1-9 その他の重要な機能
    • ●同時実行制御機能
    • ●トランザクション管理機能
    • ●障害回復機能
    • ●機密保護機能
    • ●1章のまとめ
    • ○コラム

2章 RDBMSの基礎

  • 2-1 データベースの歴史
    • ●データベースのモデル
    • ●データベースの生い立ち
  • 2-2 階層型モデル
    • ●階層型モデルの特徴
    • ●階層型モデルの欠点
  • 2-3 ネットワーク型モデル
    • ●階層型との違い
    • ●ネットワーク型の特徴
    • ●ネットワーク型の欠点
  • 2-4 リレーショナル型モデル
    • ●リレーショナル型モデル
    • ●リレーショナル型モデルの特徴
    • ●リレーショナル型モデルの欠点とその克服
  • 2-5 リレーション構造
    • ●リレーション(関係)
  • 2-6 データの独立性
    • ●データ変更に対してプログラムはどう対処するか?
    • ●完全な独立はあり得ない
  • 2-7 スキーマ定義
    • ●スキーマとは何か?
    • ●概念スキーマ
    • ●外部スキーマ
    • ●内部スキーマ
    • ●スキーマの意味は?
  • 2-8 論理データモデル
    • ●データベースは現実の業務の模倣
    • ●論理データモデル構築の具体的手順
  • 2-9 E-R図
    • ●業務の内容を把握する
    • ●業務の構造の図式化=E-R図
    • ●より詳しいデータ構造にする
    • ●実体どうしの関係のあり方を明示する
  • 2-10 正規化
    • ●正規化とは?
    • ●正規化準備段階
    • ●第1正規化
    • ●第2正規化
    • ●第3正規化
    • ●E-R図と正規化の関係
  • 2-11 主キーと外部キー
    • ●主キーは目的のデータを探し出すためのカギ
    • ●外部キー
    • ●外部参照とキー削除の問題
  • 2-12 データ一貫性と制約
    • ●データの一貫性を守る
    • ●重複を許さない
    • ●不確定なデータを許さない
    • ●不正な値を許さない=制約
  • 2-13 データ型
    • ●型を決める
    • ●データの大きさ
    • ●文字列
    • ●時間
    • ●実際のデータベース製品のデータ型

3章 SQLの基礎知識

  • 3-1 SQLについて
    • ●SQLの規格と役割
    • ●SQLを使うとなぜ便利なのか?
  • 3-2 DMLとDDL
    • ●DML(データ操作言語)
    • ●DDL(データ定義言語)
  • 3-3 データベースの構築
    • ●データベースの構築手順
    • ●データベースの作成
    • ●データベース定義時のオプション
    • ●製品によって異なるデータベースの作成
    • ●テーブルの作成
    • ●テーブル作成するときのオプション
    • ●テーブル作成が終わったら…
  • 3-4 データ操作のためのSQL
    • ●SELECT(検索)
    • ●INSERT(登録)
    • ●UPDATE(更新)
    • ●DELETE(削除)
    • ●現場では,ほとんどがこの4つの命令で十分
  • 3-5 関係代数
    • ●関係演算
    • ●集合演算
  • 3-6 内部結合と外部結合
    • ●内部結合
    • ●外部結合
  • 3-7ビュー
    • ●外部スキーマであるビューの機能
    • ●ビューを使えば,仮想的な表ができる
    • ●ビュー表を作成する
    • ●ビューを削除する
    • ●ビューのメリット
  • 3-8 関数
    • ●計算を楽にしてくれる便利な機能
    • ●集合関数
    • ●文字列関数
  • 3-9 インデックス
    • ●インデックスとは何か
    • ●インデックスの注意点
    • ●インデックスを作成する
    • ●インデックスの削除
  • 3-10 制約
    • ●重複の禁止(UNIQUE)
    • ●不定な値の禁止(NOT NULL)
    • ●値の制約(CHECK)
  • 3-11 テーブルの変更
    • ●列の追加
    • ●列の変更
    • ●列の削除
  • 3-12 アクセス管理とユーザー
    • ●アクセス制限
    • ●テーブルはユーザーを持つ
    • ●ユーザーの作成
    • ●ユーザーの削除
    • ●権限について
    • ●ユーザーへの権限譲渡
    • ●ユーザーの権限剥奪
  • 3-13 同時実行制御とロック
    • ●データの矛盾が起きるケース
    • ●やはり,プログラムが犯人?
    • ●では,どうすればよいか?
    • ●テーブルの行ロックと解放
    • ●デッドロックとは
  • 3-14 トランザクション
    • ●トランザクションとは処理の単位
    • ●コミットとロールバック
    • ●実際のSQLの例
    • ●ログ機能

4章 SQLプログラミングの準備

  • 4-1 データベースを作る
    • ●データベースの新規作成
    • ●テーブルの新規作成
  • 4-2 データベースの設計
    • ●テーブルの設計
    • ●主キーの設定
  • 4-3 データの入力
    • ●データの入力
  • 4-4 SQLを実行する
    • ●AccessでSQL
    • ●SQLの入力画面
    • ●SQLの実行

5章 SQL基礎編

  • 5-1 SQL文の構成
    • ●SQLの文としての特徴
    • ●SQL文の構成要素
  • 5-2 データを取り出す(1)
    • ●最も基本的なSQL文
    • ●例題1
  • 5-3 データを取り出す(2)
    • ●複数項目を取り出すには
    • ●例題2
  • 5-4 データを並べ替える
    • ●データを並べ替えてみよう
    • ●ソートの指定
    • ●例題3
  • 5-5 条件を指定してデータを取り出す(1)
    • ●そろそろSQLの深遠の入り口へ…
    • ●例題4
  • 5-6 条件を指定してデータを取り出す(2)
    • ●〜より大きな,小さな…
    • ●例題5
  • 5-7 条件を指定してデータを取り出す(3)
    • ●ANDとORを用いて複数の条件指定
    • ●例題6
  • 5-8 条件を指定してデータを取り出す(4)
    • ●「または」は後から
    • ●例題7
  • 5-9 条件を指定してデータを取り出す(5)
    • ●上限と下限で範囲指定
    • ●例題8
  • 5-10 条件を指定してデータを取り出す(6)
    • ●不連続な値を効率よく取り出す
    • ●例題9
  • 5-11 条件を指定してデータを取り出す(7)
    • ●文字列を使いこなす
    • ●例題10
  • 5-12 条件を指定してデータを取り出す(8)
    • ●「0」は何もない状態ではない
  • 5-13 任意の項目名を使ってみる
    • ●違う名前を使ってみると…
    • ●例題11
  • 5-14 複数のテーブルを使ってみる
    • ●使えるテーブルは1つだけではない
    • ●例題12
    • ○コラム
  • 5-15 テーブルの別名指定
    • ●テーブルも違う名前にしたい
    • ●例題13
  • 5-16 データを追加する(1)
    • ●既存のテーブルにデータを追加してみよう
    • ●例題14
  • 5-17 データを追加する(2)
    • ●データの一括登録をしてみよう
    • ●例題15
  • 5-18 データを更新する
    • ●データを書き直してみよう
    • ●例題16
    • ○コラム
  • 5-19 データを削除する
    • ●データを消すときには細心の注意を
    • ●例題17
  • 5-20 四則演算を行なう
    • ●コンピュータは計算が得意
    • ●例題18
  • 5-21 四則演算の優先順位
    • ●四則演算にも優先順位がある
    • ●例題19
  • 5-22 集約関数を利用する(1)
    • ●関数によって処理を簡単にする
    • ●例題20
    • ○コラム
  • 5-23 集約関数を利用する(2)
    • ●SUM関数を用いて合計値を求める
    • ●例題21
  • 5-24 集約関数を利用する(3)
    • ●AVG関数を用いて平均値を求める
    • ●例題22
  • 5-25 集約関数を利用する(4)
    • ●最も大きい値,小さい値は…?
    • ●例題23
  • 5-26 文字コード
    • ●コンピュータはどのように文字を扱っているのか
  • 5-27 グループ化(1)
    • ●レコードをグループ化するには
    • ●例題24
  • 5-28 グループ化(2)
    • ●グループ化したデータにさらに条件を指定
    • ●例題25
  • 5-29 重複行を取り除く
    • ●欲しい行は1行だけ

6章 SQL応用編

  • 6-1 表示結果に文字列を付ける
    • ●データを見やすくする
    • ●SQLの文字列結合
    • ●構文
    • ●実際にSQL文を実行してみよう
  • 6-2 副問い合わせ
    • ●副問い合わせとは
    • ●副問い合わせの使用例
    • ●比較演算子
    • ●IN
    • ●EXISTS
    • ●限定述語
  • 6-3 外部結合
    • ●外部結合とは
    • ●外部結合のSQL文
    • ●<参考>その他の方法
  • 6-4 集合演算
    • ●集合演算とは何か
    • ●データベースによる違い
    • ○コラム
  • 6-5 和集合演算
    • ●データの集合体を足し合わせる
    • ●SQLの和集合演算
    • ●和集合演算のSQL文
    • ●UNIONを使用する際の注意点
  • 6-6 積集合演算(1)
    • ●共通するデータを抽出する
    • ●SQLの積集合演算
    • ●INTERSECT
    • ●積集合演算のSQL文
    • ●注意点
  • 6-7 積集合演算(2)
    • ●別の方法で同じ結果を求めてみよう
    • ●方法1:外部結合を使用する
    • ●方法2:普通のSELECT文で作る
    • ●まとめ
  • 6-8 差集合演算(1)
    • ●データの重複部分を取り除く
    • ●SQLの差集合演算
    • ●EXCEPT
    • ●差集合演算のSQL文
    • ●注意点
  • 6-9 差集合演算(2)
    • ●方法1:外部結合を使用する
    • ●方法2:副問い合わせを使う

著者プロフィール

小野哲(おのさとし)

無駄に長い開発歴40年のどこにでもいる普通の老プログラマー。子育て卒業後,零細企業の社内プログラマーとしてフリー契約し禄を食む。セルフビルドした2畳の小屋で2年ほど森の生活をしていたが,H.D.ソロー超えを果たしたので現在は市中で静かに暮す。好きなものはNetflix。

Twitter: @tetu_ono