かんたんプログラミングシリーズかんたんプログラミング
Excel 2003 VBA 基礎編

[表紙]かんたんプログラミング Excel 2003 VBA 基礎編

紙版発売

B5変形判/352ページ/CD1枚

定価2,618円(本体2,380円+税10%)

ISBN 4-7741-1966-0

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書籍の概要

この本の概要

Excel VBA入門書の決定版。レイアウトも全面的に見直し,さらに読みやすくなりました。VBAの基本をていねいに解説した各章の章末には練習問題が,CD-ROMにはVBAエキスパート模擬試験プログラムが収録されているので,学習内容を復習・確認しながら確実にマスターできます。

こんな方におすすめ

  • 仕事でExcelを使っている方
  • Excelで簡単な自動処理を行いたい方
  • ExcelのマクロやVBAプログラミングに興味がある方

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エンドユーザープログラミング時代の到来
Excel 2000 VBAから始まり,Excel 2002 VBA,Excel 2003 VBAと改訂を重ねているExcel VBA学習書の決定版,『かんたんプログラミング Excel VBA』シリーズの著者,大村あつし氏に,Excel VBAの変遷と学習の意義について寄稿していただきました。

目次

第1章 これだけは最初に知っておこう

  • 1-1 マクロとは? VBAとは?
    • マクロとは?
    • VBAとは?
  • 1-2 マクロを使うとこんなことができる
    • マクロの機能と特徴
    • 重要事項の確認/まとめ

第2章 マクロ記録で日常業務を自動化しよう

  • 2-1 マクロ記録でマクロを作成する
    • マクロの開発手順
    • [Visual Basic]ツールバーを表示する
    • マクロを記録する
  • 2-2 マクロを編集する
    • マクロを画面に表示して内容を変更する
  • 2-3 マクロを実行する
    • マクロの動作を確認する
  • 2-4 マクロを登録する
    • マクロを[フォーム]ツールバーのボタンに登録する
    • 登録したマクロを実行する
  • 2-5 マクロを1つのブックで集中管理する
    • マクロを個人用マクロブックに記録する
    • 個人用マクロブックとは?
  • 2-6 マクロの構成と基本用語
    • マクロの構成
    • マクロの基本用語
    • 重要事項の確認/練習問題

第3章 Visual Basic Editorでマクロを編集しよう

  • 3-1 Visual Basic Editorを起動する
    • Visual Basic Editorとは?
    • VBEの起動と画面表示の切り替え
  • 3-2 Visual Basic Editorを終了する
    • VBEを終了する3つの方法
  • 3-3 Visual Basic Editorの画面構成
    • VBEを起動した直後に表示されるウィンドウ
    • ウィンドウの配置を変更する
  • 3-4 モジュールとプロジェクト
    • プロジェクトエクスプローラ
    • モジュールとは?
    • プロジェクトとは?
    • 標準モジュールを挿入する
    • 標準モジュールを削除する
  • 3-5 コードウィンドウの画面構成と編集操作
    • コードウィンドウを表示する
    • コードウィンドウの画面構成
    • 目的のマクロをコードウィンドウに表示する
    • コードウィンドウ内での編集操作
  • 3-6 コードウィンドウの表示変更と印刷
    • コードウィンドウの表示方法を変更する
    • コードウィンドウを印刷する
  • 3-7 Visual Basic Editorの[標準]ツールバー
    • [標準]ツールバーの基本コマンド
    • 重要事項の確認/練習問題

第4章 マクロを登録しよう

  • 4-1 ショートカットキーにマクロを登録する
    • マクロにショートカットキーを割り当てる
  • 4-2 ツールバーボタンにマクロを登録する
    • 新規ツールバーを作成する
    • ツールバーにボタンを配置する
    • ツールバーボタンにマクロを登録する
    • ツールバーボタンのイメージを変更する
  • 4-3 メニューにマクロを登録する
    • メニューを2つ作成してそれぞれにマクロを登録する
  • 4-4 より高度なツールバーを作成する
    • アクセスキーを設定する
    • イメージとテキストを表示する
    • 区切り線を表示する
  • 4-5 ボタンのイメージを編集する
    • ボタンエディタを起動する
  • 4-6 ツールバーをブックに添付する
    • ツールバーをブックにコピーする
    • ツールバーをブックから削除する
  • 4-7 図形にマクロを登録する
    • 図形オブジェクトにマクロを登録する
    • 登録したマクロを解除する
    • 重要事項の確認/練習問題

第5章 VBAの基本構文を理解しよう

  • 5-1 マクロ記録の限界
    • デフォルト値が記録される
    • 無駄な操作が記録される
    • 汎用性のあるマクロが作成できない
    • 条件判断や繰り返しを行うマクロが作成できない
  • 5-2 VBAの基本用語と基本構文
    • プロシージャとは?
    • オブジェクトとは?
    • プロパティとは?
    • プロパティの値を調べる
    • プロパティの値を変更する
    • メソッドとは?
    • メソッドの構文
    • 引数を使ってメソッドの動作を細かく指示する
  • 5-3 コンテナ
    • Excelオブジェクトの階層構造
    • コンテナとは?
  • 5-4 コレクションとオブジェクトを返すプロパティ
    • コレクションとは?
    • コレクションとオブジェクトを参照する
    • プロパティのもう1つの役割
    • 重要事項の確認/練習問題

第6章 Visual Basic Editorを使いこなそう

  • 6-1 VBAのヘルプを使ってみる
    • VBEで初めてヘルプを利用する
    • ヘルプをメンテナンスモードで追加セットアップする
  • 6-2 ヘルプを表示する
    • Officeアシスタントを隠す
    • Excel2003 VBAのヘルプを表示する
    • Visual Basicのヘルプ
  • 6-3 ヘルプを活用する
    • ヘルプウィンドウの基本画面
    • トピックをコピーする
    • 目的のキーワードのトピックを参照する
  • 6-4 効率よくコーディングする
    • キーワードのスペルは自動的に変換される
    • 自動クイックヒントと自動メンバ表示
    • 入力候補
  • 6-5 VBEからプロシージャを実行する
    • VBEからのプロシージャの実行方法と注意点
  • 6-6 エラーに対処する
    • コンパイルエラー
    • 実行時エラー
    • デバッグと論理エラー
    • [デバッグ]メニューのコマンド
    • ステップ実行でステートメントの動作を確認する
    • ブレークポイントを解除する
  • 6-7 イミディエイトウィンドウ
    • イミディエイトウィンドウを表示する
    • イミディエイトウィンドウでステートメントを実行する
    • 重要事項の確認/練習問題

第7章 ブックとシートをVBAで操作しよう

  • 7-1 新規ブックを作成する
    • 新規ブックを作成する
  • 7-2 ブックを開く
    • 保存場所を特定してブックを開く
    • カレントフォルダのブックを開く
  • 7-3 ブックを閉じる
    • ブックをすべて閉じる
    • 単体のブックを閉じる
    • 確認メッセージを表示せずにブックを閉じる
  • 7-4 ブックをアクティブにする
    • ブックをアクティブにする
  • 7-5 ブックを保存する
    • ブックを上書き保存する
    • ブックに名前を付けて保存する
  • 7-6 シートを参照するプロパティ
    • Sheetsコレクションの概念
  • 7-7 新規シートを挿入する
    • 新規シートを挿入する
  • 7-8 シートを選択する
    • 単体のシートをアクティブにする
    • 複数のシートを選択する
  • 7-9 シートを移動/コピーする
    • シートを移動する
    • シートをコピーする
  • 7-10 シートを削除する
    • 確認メッセージを表示せずにシートを削除する
  • 7-11 シートを表示/非表示にする
    • シートを非表示にする
    • シートを再表示する
    • 重要事項の確認/練習問題

第8章 セルをVBAで操作しよう

  • 8-1 Rangeオブジェクトとは?
    • セルはCellオブジェクトではなくRangeオブジェクト
  • 8-2 セルを選択する
    • Rangeプロパティでセルを選択する
    • Cellsプロパティでセルを選択する
    • アクティブシートのセルしか選択できない
  • 8-3 セルの値を取得/設定する
    • セルの値を取得する
    • セルに値を設定する
  • 8-4 セルの数式を取得/設定する
    • セルに数式を設定する
    • セルのデータを値と数式を区別して取得する
  • 8-5 セルのデータをコピー/貼り付けする
    • クリップボードを経由せずにデータをコピーする
    • 形式を選択して貼り付ける
  • 8-6 セルのデータをクリアする
    • クリアできるデータの種類
    • セルの数式と値をクリアする
    • セルの書式をクリアする
    • セルのデータと書式をクリアする
  • 8-7 選択セル範囲の位置を変更する
    • 選択セル範囲の行列位置を変更する
    • 選択セル範囲の行位置を変更する
    • 選択セル範囲の列位置を変更する
  • 8-8 Rangeオブジェクトに対してRangeプロパティを使う
    • [相対参照]ボタンが作成するステートメント
  • 8-9 選択セル範囲のサイズを変更する
    • 選択されているセルの行数や列数を取得する
    • 行数や列数を変更してセル範囲のサイズを変更する
    • OffsetプロパティとResizeプロパティを併用する
  • 8-10 特定の種類のセルを参照する
    • 特定の種類のセルを参照する
    • 重要事項の確認/練習問題

第9章 データベースをVBAで操作しよう

  • 9-1 新機能「リスト」を理解する
    • リストとは?
  • 9-2 アクティブセル領域を参照する
    • アクティブセル領域とは?
    • CurrentRegionプロパティでデータベース範囲を選択する
    • CurrentRegionプロパティでデータベース範囲を印刷する
    • CurrentRegionプロパティでデータの登録件数を取得する
    • CurrentRegionプロパティでアクティブセル領域に罫線を引く
  • 9-3 領域の終端のセルを参照する
    • 領域の終端のセルとは?
    • Endプロパティの引数
    • Endプロパティで最終データに移動する
    • Endプロパティで新規データを入力するセルに移動する
    • Endプロパティで特定のデータを取り出す
  • 9-4 データベースをリストに設定する
    • データ範囲をリストに設定する
    • リストに名前を付ける
    • リストの設定を解除する
  • 9-5 ListObjectオブジェクトを操作する
    • Rangeプロパティでリスト全体を選択する
    • リストの列見出し行を選択する
    • 見出し行を除いたリストのデータ部分を選択する
    • リストの新規データ用の挿入行を選択する
    • リストのデータ件数を取得する
    • リストの特定の行/列を選択する
    • リストの特定の位置に行を挿入する
    • リストを印刷する
    • 重要事項の確認/練習問題

第10章 変数を理解しよう

  • 10-1 変数とは?
    • ブック名をダイアログボックスに表示する
    • MsgBox関数で文字列と変数を連結する
  • 10-2 変数の名前付け規則
    • 自分流の名前付け規則を作る
  • 10-3 変数を明示的に宣言する
    • 変数の明示的な宣言とは?
    • 明示的に宣言するためのステートメント
  • 10-4 変数のデータ型
    • 変数のデータ型を宣言する
    • データ型の宣言によりプログラミングミスを回避する
    • 主なデータ型
    • 文字列型 −String
    • バリアント型 −Variant
    • オブジェクト型 −Object
    • 変数の宣言についての補足
  • 10-5 変数の宣言場所と有効期間
    • 変数は宣言セクションでも定義できる
    • 変数の適用範囲と有効期間
    • 重要事項の確認/練習問題

第11章 制御構造を理解しよう

  • 11-1 VBAのそのほかの構文
    • ステートメント
    • 演算子
    • VBA関数を使う
  • 11-2 Excel VBAでExcelのワークシート関数を使う
    • Excel VBAでExcelのMAXワークシート関数を使う
  • 11-3 Withステートメント
    • Withステートメントの基本構文
    • Not演算子によるプロパティの切り替え
  • 11-4 If...Then...Elseステートメント
    • 単一条件判断
    • 複数条件判断
    • 条件分岐のための演算子
    • 「= True」「= False」の省略
  • 11-5 Select Caseステートメント
    • Select Caseステートメントで条件分岐を簡略化する
  • 11-6 For...Nextステートメント
    • For...Nextステートメントとは?
    • For...Nextステートメントの中でカウンタ変数を利用する
    • For...Nextステートメントの中で条件分岐する
  • 11-7 For Each...Nextステートメント
    • For Each...Nextステートメントとは?
  • 11-8 Do...Loopステートメント
    • Do...Loopステートメントとは?
    • 条件が満たされるまでループする −Untilキーワード−
    • 条件を満たす間はループする −Whileキーワード−
    • 重要事項の確認/練習問題

第12章 対話型プロシージャを作ろう

  • 12-1 メッセージボックスで押されたボタンを判断する
    • ユーザーに処理選択の機会を与える
    • MsgBox関数の構文
    • 配置可能なボタンの組み合わせ
    • アイコンを表示する
    • タイトルを表示する
    • MsgBox関数の対話型プロシージャを体験する
    • MsgBox関数の対話型プロシージャの特徴
  • 12-2 組み込み定数とオブジェクトブラウザ
    • 組み込み定数とは?
    • オブジェクトブラウザ
  • 12-3 ダイアログボックスでデータの入力を促す
    • InputBoxメソッドの対話型プロシージャを体験する
    • InputBoxメソッドの対話型プロシージャの特徴
    • 文字列の入力を促すダイアログボックスを表示する
    • マウスによるセル範囲の選択を促すダイアログボックスを表示する
    • InputBox関数の使用例
    • InputBox関数とInputBoxメソッドの相違点
    • 重要事項の確認/練習問題

付 録

  • 付録1 本書および付属CD-ROMの利用の前に
    • サンプルブックのインストール方法
    • パーソナルメニューについて
    • VBA(Visual Basic for Applications)のインストール方法
  • 付録2 VBAエキスパート模擬試験プログラムについて
  • 付録3 Excel2003のオブジェクトモデル図
  • 付録4 Visual Basic Editorのショートカットキー
  • 付録5 変数のデータ型一覧表
  • 付録6 練習問題の解答

著者プロフィール

大村あつし(おおむらあつし)

Excel VBAが上陸した直後から啓蒙活動を始めた先駆者であり,『VBAest(ブイビエスト=「VBAをする人」と「VBAの最上級」を意味する造語)』の愛称を持つ。代表作である『かんたんプログラミング Excel VBA』シリーズでは「プログラムと図解の融合」に取り組んだが,そのほかにも,「即効性の高いExcelマクロ集」「Excel VBAとWin32 API」など,のちにブームとなる数々の革新的な解説書を世に送り出してきたことから『過去10年でもっとも成功したITライター』と評され,活動の幅をテレビにも広げている。パソコン関連書籍だけでなく,『人生は数式で考えればうまくいく』(サンマーク出版)などビジネス系の著書も多い。

URLhttp://www.fushicho.com