これからはじめるC言語 基礎の基礎
2005年6月1日紙版発売
谷尻かおり著/谷尻豊寿 監修
A5判/272ページ
定価2,398円(本体2,180円+税10%)
ISBN 4-7741-2384-6
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書籍の概要
この本の概要
「C」は歴史の長いプログラミング言語ですが,いまなお最初に勉強するものとして選ぶ方が多いようです。しかし,本の種類が多すぎて選ぶに選べないという方も少なくないのでは?
そんなときには,実績のある本書をお選びください。同じ著者が前に著した「これからはじめるプログラミング基礎の基礎」という本は現在でも入門者にお読みいただいていますが,本書はその姉妹編なのです。これ以上わかりやすい入門書もありません。
こんな方におすすめ
- これからC言語の勉強を始める方
- 前に勉強したことはあるが中断している方
- 他の本ではよくわからなかったという方
目次
第1章 コンピュータとプログラム
- 1 プログラミング言語とは何か?
- 1-1 コンピュータが動くしくみ
- 1-2 プログラミング言語の誕生
- 1-3 C言語を学習する理由
- 1-4 C言語とコンピュータ
- 2 プログラムを書くコツ
- 2-1 コンピュータに命令する方法
- 2-2 日本語からC言語へ
- 3 Cプログラミングの特徴
- 3-1 Cプログラムの開発手順
- 3-2 本書で学習するC言語
- 4 Cプログラミングの環境を整えよう
- 4-1 Cプログラミングに必要な道具
- 4-2 Cコンパイラの種類と入手方法
第2章 Cプログラミングの基礎知識
- 1 作業用のフォルダを用意する
- 1-1 コマンドプロンプトの起動
- 1-2 作業用フォルダの作成
- 2 プログラムの作り方,動かし方を覚えよう
- 2-1 プログラムを設計する
- 2-2 ソースファイルを作成する
- 2-3 コンパイルを実行する
- 2-4 作成したプログラムを実行する
- 2-5 プログラムを改良する
- 2-6 プログラムに間違いがあるとき
- 3 Cプログラムの書き方をマスターしよう
- 3-1 ソースファイルの名前
- 3-2 Cプログラムの基本形
- 3-3 ヘッダーファイルのインクルード
- 3-4 命令文の書き方
- 3-5 ブロックの書き方
- 3-6 コメントの書き方
- 3-7 Cプログラムの標準的な書き方
第3章 変数と定数の使い方
- 1 変数の役割
- 1-1 変数とは?
- 1-2 値を記憶するしくみ
- 1-3 変数の特徴
- 2 変数の使い方
- 2-1 変数を宣言する
- 2-2 データ型の種類
- 2-3 変数名の付け方
- 2-4 変数を宣言する場所
- 2-5 変数に値を代入する
- 2-6 変数の初期化が必要な理由
- Let's Try
- 3 定数の役割と使い方
- 3-1 定数とは?
- 3-2 定数を使う理由
- 3-3 定数の使い方
- Let's Try
第4章 値の入出力
- 1 画面に値を出力する
- 1-1 printf関数の書式
- 1-2 画面に文字列を出力する
- 1-3 「エn」の意味
- 1-4 画面に変数の値を出力する
- 1-5 書式指定文字の種類
- 1-6 桁を揃えて出力する
- Let's Try
- 2 キーボードから入力した値を受け取る
- 2-1 scanf関数の書式
- 2-2 数値データを受け取る
- Let's Try
第5章 プログラムの書き方をマスターする
- 1 計算式の書き方
- 1-1 計算に使う記号
- 1-2 割り算の答えを実数で求める
- 1-3 計算式を書くときに注意すること
- 1-4 計算式とデータ型
- 1-5 データ型を変換する
- 1-6 コンピュータも計算を間違う
- 1-7 算術演算子の優先順位
- 1-8 優先順位を変える( )
- Let's Try
- 2 文字データの扱い方
- 2-1 文字と文字列
- 2-2 1文字を扱う変数
- 2-3 文字列を扱う変数
- 2-4 文字列を入れる配列変数を宣言する
- 3 文字列データの入出力
- 3-1 配列変数に文字列を代入する
- 3-2 文字列定数で初期化する
- 3-3 strcpy関数を利用する
- 3-4 キーボードから文字列データを受け取る
- 3-5 全角文字の扱い方
- 3-6 キーボードから1文字だけ受け取る
- Let's Try
第6章 プログラムの流れをコントロールする
- 1 値を比較する方法
- 1-1 値の比較に使う記号
- 1-2 条件式の書き方
- 1-3 条件式の答え
- 2 場面に応じて異なる処理を実行する
- 2-1 「もしも」を作る命令
- 2-2 もしも〜なら
- 2-3 もしも〜なら,そうでなければ
- 2-4 「もしも〜なら」がたくさんあるとき
- 2-5 分かれ道を作るもう1つの方法
- Let's Try
- 3 条件式の組み合わせ
- 3-1 「AかつB」を調べる
- 3-2 「AまたはB」を調べる
- 4 同じことを繰り返す
- 4-1 繰り返し構造のしくみ
- 4-2 決まった回数の繰り返し
- 4-3 繰り返す回数がわからないとき
- 4-4 必ず一度は処理を実行する
- 4-5 繰り返しを途中でやめる
- 5 制御構造の組み合わせ
- Let's Try
第7章 プログラムの部品を作る
- 1 関数とは?
- 1-1 関数の仕事
- 1-2 関数の入力情報
- 1-3 関数の出力情報
- 2 ユーザー定義関数を作る
- 2-1 標準関数が使える理由
- 2-2 関数を設計する
- 2-3 関数のプロトタイプを宣言する
- 2-4 関数の本体を作成する
- 2-5 ユーザー定義関数を実行する
- 2-6 プログラムの実行順序
- 3 main関数の引数と戻り値
- 4 関数を作る理由
- Let's Try
第8章 大きなデータを扱う方法
- 1 同じ種類のデータを扱う
- 1-1 変数だけでは不便なこと
- 1-2 配列変数とは?
- 1-3 配列変数を使うと便利になること
- 1-4 配列を使うときに注意すること
- 1-5 配列を初期化する方法
- Let's Try
- 2 関数に配列を渡す
- 2-1 配列の受け渡し
- 2-2 配列の要素数を別に渡す理由
- 2-3 参照渡しと値渡し
- Let's Try
- 3 異なる種類のデータを扱う
- 3-1 構造体とは?
- 3-2 構造体の型を定義する
- 3-3 メンバーに値を代入する
- 3-4 構造体を使うと便利になること
- 3-5 構造体変数の宣言と同時に値を代入する
- Let's Try
第9章 アドレスを利用する
- 1 コンピュータの記憶領域
- 1-1 メモリとアドレス
- 1-2 アドレスを調べる
- 2 ポインタとは?
- 2-1 アドレスを記憶する変数
- 2-2 アドレスの中身を参照する
- 2-3 ポインタの足し算
- 2-4 ポインタと変数のデータ型
- 3 関数の引数にポインタを使う
- 3-1 文字列を関数に渡す
- 3-2 関数から複数の処理結果を返す
- 3-3 構造体のメンバーを関数の中で更新する
- Let's Try
第10章 ファイルを利用する
- 1 ファイル操作のお作法
- 1-1 ファイルの特徴
- 1-2 ファイルを開く
- 1-3 ファイルを閉じる
- 2 ファイル入出力の基本
- 2-1 ファイルポジションとは?
- 2-2 ファイルからデータを読み込む
- 2-3 ファイルにデータを出力する
- Let's Try
- 3 CSV形式のファイルを使う
- 3-1 CSV形式のファイルとは?
- 3-2 CSV形式のファイルからデータを読み込む方法
- 3-3 ファイルから1行分のデータを読み込む
- 3-4 カンマで区切られたデータを取得する
- 3-5 文字列を数値に変換する
第11章 総合練習
- 1 問題
- 2 構造体の定義
- 3 get_data関数の仕事
- 4 calc_avg関数の仕事
- 5 main関数の仕事
- 6 プログラムリスト
付録 Let's Tryの解答と解説
INDEX
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