脳の中の「私」はなぜ見つからないのか?
――ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史

[表紙]脳の中の「私」はなぜ見つからないのか?――ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史

紙版発売

四六判/288ページ

定価2,068円(本体1,880円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3166-5

ただいま弊社在庫はございません。

→学校・法人一括購入ご検討の皆様へ

この本の概要

ロボット工学者である前野隆司教授は,工学者の視点から脳の機能解明の研究をはじめて,「心は脳が作り上げた幻想である」という考え「受動意識仮説」に至りました。

本書はその仮説を古今東西の思想を通して検証していきます。

こんな方におすすめ

  • 自分探しをしてしまう方に

この書籍に関連する記事があります!

脳を科学する時代
脳の表面積は新聞紙1枚程度です。しわくちゃに折りたたまれて頭蓋骨の中に納まります。そして大脳皮質の厚さは数ミリ程度で,脳を構成する細胞のほとんどは配線です。