基本3関数＋IF関数ではじめる Excel 集計テク
- 不二桜 著
- 定価
- 1,848円（本体1,680円＋税10%）
- 発売日
- 2008.8.8［在庫なし］
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 200ページ
- ISBN
- 978-4-7741-3572-4
概要
本書では、SUM・COUNT・AVERAGEを「基本3関数」と位置づけ、まずは、これらにIF関数を加えた4つの関数で、基本的な集計テクニックを配列も含めて解説します。また、この基本3関数の応用形として、＋A（COUNTA・COUNTNA）、＋IF（SUMIF・COUNTIF・AVERAGEIF）、＋D（DSUM・DCOUNT・DAVERAGE）といった関数についても詳しく説明しています。さらに、知っていると役に立つ集計用の関数も最後にまとめて紹介しているので、Excelの基本操作をマスターした関数初心者の方にお勧めの、実務に活用できる集計テクニック解説書です。
こんな方にオススメ
- Excelを仕事に使っている人
- Excelで集計する方法がよくわからない人
- Excelをもっと使いこなしたい人
目次
第1章 基本3関数で集計の基本をマスターする
1-1 集計の基本3関数とは？
- 初めの一歩
- 基本3関数はなぜ必要か？
- どうやったら関数を入力できるか？
【基本テク1】 基本3関数を使ってみよう
4月度の売上合計を求める 4月度の売上平均を求める 4月度の売上件数を数える - <新機能チェック> 表の見出しを使って求める
1-2 文字列を含む集計は＋A、空白の集計は＋BLANK
- 文字列や空白を集計する関数
【基本テク2】 ＋A、＋BLANKの関数を使ってみよう
営業日数を求める 臨時休業日数を求める 「― ―」は0個として平均販売数を求める
おさらい 基本集計に必要な関数
Rank Up! セル範囲の選択方法で集計方法を指定する
【活用テク1】 複数の集計方法の結果や複数のセルにすばやく求める
【活用テク2】 小計／総計を手早く集計する
【活用テク3】 複数シートの表を1つの表に集計する
お助け機能 統合
- オートカルク
第2章 基本3関数＋IF関数で条件集計のコツをマスターする
2-1 条件を満たす集計を行うコツを掴む
- 関数で行う条件集計の問題点
- IF関数について知る
- IF関数で条件集計が行えるわけ
【基本テク1】 基本3関数＋IF関数で条件集計を行ってみよう
東桜山店の売上金額だけを別の列に求める
2-2 配列数式にチャレンジする前に
- 配列数式の計算のしくみ
- 配列数式はどうしたら入力できるか？
- 配列数式と関数を使うとこんなことができる
2-3 1つの数式で条件集計を行う
- 配列数式で条件集計ができるしくみ
- どんな関数でも条件集計はできるのか？
【基本テク2】 配列数式で条件集計を行ってみよう
おさらい 条件集計に必要な関数（1）
RankUP！ IF関数の数式で複数の条件を指定する
【活用テク1】 複数の条件で集計を行う
- 演算子を使うとAND（OR）条件式が作成できるわけ
- IF関数で処理できるのはなぜ？
【活用テク2】 複雑な条件で集計を行う
お助け機能 条件付き合計式ウィザード
第3章 基本3関数＋αで条件集計を楽に行う
3-1 ＋IF（S）の関数で条件を満たす集計を行う
- 条件集計の関数とは？
- どんなふうに条件集計ができるのか
- 複数の条件集計関数の決まりごと
【基本テク1】 1つの条件で集計を行ってみよう
東桜山店の売上件数を求める 東桜山店の売上合計を求める 東桜山店の売上平均を求める
【基本テク2】 複数の条件で集計を行ってみよう
東桜山店のネックレスの売上件数を求める 東桜山店のネックレスの売上合計を求める 東桜山店のネックレスの売上平均を求める
3-2 D＋の関数で条件を満たす集計を行う
- 「データベース関数」とは？
- データベース関数の種類
- データベース関数の使い方を知る
- データベース関数で求められるしくみ
- 条件の入力方法を知る
【基本テク3】 条件を別の場所に入力して条件集計を行ってみよう
4/5までの東桜山店、夢々小路店の単価3,000以上の売上件数を求める 4/5までの東桜山店、夢々小路店の単価3,000以上の売上合計を求める 4/5までの東桜山店、夢々小路店の単価3,000以上の売上平均を求める
おさらい 条件集計に必要な関数（2）
- 集計に必要な関数のまとめ
RankUP! 複雑な条件を指定する
【活用テク1】 一部の条件で集計を行う
【活用テク2】 ～以上～以下（未満）で集計を行う
【活用テク3】 条件別の集計を数式のコピーで行う
- 絶対参照について知る
【活用テク4】 クロスした集計を行う
【活用テク5】 特定の曜日、週、月を条件に集計を行う
【活用テク6】 無理な条件を満たす集計を行う
【活用テク7】 OR条件で集計を行う
【活用テク8】 重複を省いた数を数える
お助け機能 ピボットテーブル
- 集計機能
第4章 覚えておけば便利な集計の関数
4-1 SUBTOTAL関数
- 抽出したデータの集計
【基本テク1】 抽出したデータの集計を行ってみよう
抽出する前に売上件数を求める数式を作成する ほかの集計方法は引数の［集計方法］を変更して行う - オートフィルタを使い条件で抽出する
- <新機能チェック> 先週のデータを抽出して集計する
4-2 FREQUENCY関数
- FREQUENCY関数とは？
【基本テク2】 範囲ごとの数を数えてみよう
- 区切りとなる値を年代の横に入力しておく
年代別に人数を集計する
4-3 SUMPRODUCT関数
- SUMPRODUCT関数とは？
- SUMPRODUCT関数を使うとこんなことができる
- どうしたら複数の条件集計が行えるのか
【基本テク3】 Excel 2000/2002/2003でも使える方法で複数の条件集計を行ってみよう
東桜山店のネックレスの売上件数を求める 東桜山店のネックレスの売上合計を求める 店舗名と分類名のクロス集計表を作成する
4-4 INDIRECT関数
- INDIRECT関数の使い方
【基本テク4】 シート名で集計を行ってみよう
セルのシート名にある金額の合計を求める
4-5 MAX・MIN・LARGE・SMALL・RANK関数
- 大小を比較する関数
- 4つの関数を使えばこんなことができる
- 4つの関数をうまく使い分けよう
- 順位を表示する
- RANK関数を使えばこんなことができる
【基本テク5】 ○番目にある値を求めて順位を付けてみよう
最高点を求める 最低点を求める 大きいほうから2位の得点を求める 小さいほうから2位の得点を求める それぞれの得点に順位を付ける
RankUP! 役に立つ条件集計の求め方
【活用テク1】 複数列の条件別の集計を求める
- 1つの条件で集計を行うときの書式は？
【活用テク2】 シート名で条件別の集計を行う
【活用テク3】 条件を満たす○番目にある値を求める
- 女性のそれぞれの得点を求める
【活用テク4】 条件を満たす順位を付ける
- どんなしくみで求められるのか
お助け機能 テーブル
- ヒストグラムと基本統計量