知りたい!サイエンスシリーズアリの生態 ふしぎの見聞録
--60年の研究が解き明かすアリの素顔

[表紙]アリの生態 ふしぎの見聞録--60年の研究が解き明かすアリの素顔

紙版発売

四六判/240ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3639-4

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この本の概要

アリの祖先はどこから来たの? アリにはいったいどのくらいの種類がいるの? アリといえば働きものの代名詞のような存在だけど,必要なとき以外は働かないって本当? アリの生活は単なる「群れ」ではなく,「社会」としてよく機能しているため,研究の対象としても優秀。社会生物学のブームとあいまって,多くの論文も発表されてきたが,理解するにはなかなか骨がおれるものが多い。

本書は,そういった難解な面からではなく,アリの魅力にとりつかれ,国内はもちろん,海外へも調査の足をのばしてきた筆者が,いわば雑談でもするかのように,アリの世界の不思議を語ったサイエンス・エッセイです。

こんな方におすすめ

  • アリの好きな人
  • 昆虫,生物の生態に興味のある人
  • サイエンス全般に興味のある人

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『アリの生態 ふしぎの見聞録―60年の研究が解き明かすアリの素顔」アリとともに60年
アリと言えば,『イソップ物語』の「アリとキリギリス」の話を思い出す方も多いでしょう。この話の中で,草の実をせっせと集めていたのは,クロナガアリだそうです。

著者プロフィール

久保田政雄(くぼたまさお)

1921年生まれ。東京農業大学で学び,1942年には東部ゴビ砂漠探検隊に参加。アリの調査・研究のため,韓国,台湾,中国,東南アジア諸国,オーストラリアを歴訪。各国のアリ研究者との交流が深い。各種図鑑でアリの項目を執筆。WEB サイト「日本産アリ類カラー画像データベース」の作成にも尽力。

日本産アリ類カラー画像データベース:http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/