Oracle BPMで知る業務改善手法
〜統合ツールが変化に強い改善サイクルをサポート〜
〜統合ツールが変化に強い改善サイクルをサポート〜
2008年11月4日紙版発売
日本電気株式会社 著
B5変形判/200ページ
定価3,190円(本体2,900円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3654-7
ただいま弊社在庫はございません。
書籍の概要
この本の概要
本書は業務改善を継続して行えるようにするための手法「BPM」とは何か,具体的にどうすればいいのかをOracle BPMという支援ツールを使ってわかりやすく解説しています。仮想企業の業務改善という例を用いながら,設計(Plan)→実装→実行(Do)→監視(Check)→評価(Action)→再設計→…という循環(PDCAサイクル)を生み出すために,Oracle BPMがどのように役立つのかを各フェーズごとに詳しく説明。いままで不明瞭だった,誰が,どのように,どんなツールを使って,どんな視点で業務を分析すればいいのかをスッキリ解決します。
こんな方におすすめ
- 業務の改善策を考えている方
- 業務改善を実施する立場にある方
- Oracle BPMとは何かを知りたいと思っている方
目次
Part1 業務改善の手法と支援ツール
第1章 いま,なぜBPMが必要か?
- 1.1 企業が抱えている課題
- 1.2 解決への糸口
- 1.3 BPMとPDCAの必要性
- 1.4 BPMと業務改善
- Column BPMは,誰がやる?
第2章 BPMを実現するためのOracle BPMの役割
- 2.1 PDCAサイクルの各フェーズで実施することと支援ツールに求められる要件
- 2.1.1 Planフェーズ
- 2.1.2 実装フェーズ
- 2.1.3 Doフェーズ
- 2.1.4 Checkフェーズ
- 2.1.5 Actionフェーズ
- 2.2 BPMSとしてのOracle BPMの位置づけ
- Column BPMとSOAの関連について
- Column BPMとBPMS
- Column BPMを支えるITシステム
Part2 Oracle BPMの利用
第3章 Planフェーズ ~ビジネスプロセスの設計~
- 3.1 Planフェーズとは
- 3.2 モデリング
- 3.2.1 モデリングのポイント
- 3.2.2 モデリングの手順
- 3.2.3 統一された表記法
- 3.2.4 Oracle BPMによるモデリング
- 3.3 シミュレーション
- 3.3.1 シミュレーションに必要な機能
- 3.3.2 シミュレーションのポイント
- 3.3.3 シミュレーションの進め方
- 3.3.4 Oracle BPMにおけるシミュレーション
- 3.3.5 Oracle BPM Studioでのシミュレーション例
- Column ビジネスプロセスとは
- Column 3種類あるKPIのレイヤ
- Column UMLとBPMN
- Column ハンドオフとは
第4章 実装フェーズ ~ビジネスプロセスの実装~
- 4.1 実装フェーズとは
- 4.1.1 プロセス実行エンジンによるビジネスプロセスの管理
- 4.1.2 実装するということ
- 4.2 Oracle BPMを利用した実装
- 4.2.1 Oracle BPM Studioを利用するメリット
- 4.2.2 Oracle BPM Studioでの実装時の主な機能
- 4.2.3 Oracle BPM Studioでの実装時のテクニック
- 4.2.4 実装したビジネスプロセスの確認
- 4.3 Oracle BPM Studioでの実装例
- Column プロセス実行エンジンとビジネスプロセス図の関係
- Column 期限付きの処理
第5章 Doフェーズ ~ビジネスプロセスの実行~
- 5.1 Doフェーズとは
- 5.2 ビジネスプロセスの実行方法
- 5.2.1 WorkSpace
- 5.2.2 その他の機能
- 5.3 ビジネスプロセスを安定稼働させる方法
- 5.3.1 ビジネスプロセスが安定して動作するインフラ設計
- 5.3.2 ビジネスプロセスの切り替え
- 5.4 Oracle BPM Enterprise Serverでの実行例
第6章 Checkフェーズ ~ビジネスプロセスの監視~
- 6.1 Checkフェーズとは
- 6.1.1 BAMの概要
- 6.1.2 BAMのアーキテクチャとメリット
- 6.2 Oracle BPMにおけるBAM
- 6.2.1 BPMSに求められるBAMの要件
- 6.2.2 Oracle BPMのBAMの機能
- 6.3 ビジネスプロセス状況確認例
- 6.3.1 BAMダッシュボード利用例
- 6.3.2 アラート利用例
- Column BIとBAMの違い
第7章 Actionフェーズ ~ビジネスプロセスの評価~
- 7.1 Actionフェーズとは
- 7.1.1 Actionフェーズのタイミング
- 7.1.2 Actionフェーズのポイント
- 7.1.3 評価の手順と方法
- 7.2 Actionの実施
- 7.3 ビジネスプロセスの改善に向けて
- Column ABC分析とパレート図
この本に関連する書籍
-
受託開発の極意 ―― 変化はあなたから始まる。現場から学ぶ実践手法
「受託開発」とは,お客さまから依頼を受けてシステムを作る,いわゆるSIerです。 経済産業省の調査「特定サービス産業実態調査」によると,日本のソフトウェアエン...
-
管理者になったとき困らない[実践的]プロジェクト全体管理手法
ソフトウェアの品質を保ちながらプロジェクト全体を滞りなく推進することは,すべてのメーカーの最重要課題であると同時に頭の痛い問題でもあります。時間さえかければ...
-
強い会社はこうして作られる!−ITIL実践の鉄則
企業の内部統制を強化するためのベストプラクティスとしてITIL(Information Technology Infrastructure Library)が注目されており,資格認定を目指した企業研修やセミ...