島秀雄の世界旅行 1936-1937

[表紙]島秀雄の世界旅行 1936-1937

紙版発売

A5判/384ページ

定価5,060円(本体4,600円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3569-4

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この本の概要

新幹線開発者「島秀雄」は,1936年から1年9カ月に及ぶ世界視察旅行に出かけました。欧州,北米,南米,アフリカなど,世界の主要都市をまわる壮大なものです。島は,この旅行で世界各国の鉄道・自動車や,歴史的なシーンを膨大な数の写真に収めたほか,各地のパンフレットや地図など大変貴重な資料を持ち帰っています。本書ではこれらの資料を元に島秀雄の足跡を辿ります。当時の最先端,そして世界大戦前つかの間の平和で完成をみた,各国の風景や交通,地図を収め,貴重な資料として,またビジュアル版旅行記としても稀有な一冊です。

こんな方におすすめ

  • 鉄道,新幹線に興味のある人
  • 歴史,旅行,写真に興味のある人

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第35回交通図書賞〔三部(歴史)〕受賞 ―島秀雄の世界旅行1936-1937―
平成20年(2008年)暮れ,ラストランを終え引退した0系新幹線。昭和39年(1964年)から,その勇ましくもどこか愛らしい姿で日本を駆け抜けた「夢の超特急」。

著者プロフィール

島隆(しまたかし)

1931年東京都生まれ。島秀雄の次男。東京大学工学部機械工学科卒。1955年国鉄に入社。新幹線0系の台車設計にあたる。後に東北・上越新幹線の200系車両設計責任者。2002~2008年,台湾高速鐵路の顧問として,台湾新幹線開業に尽力した。


髙橋団吉(たかはしだんきち)

1955年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。編集・製作プロダクション「DECO」代表取締役。著書に『新幹線をつくった男 島秀雄物語』(小学館)他。新幹線の産みの親である国鉄総裁・十河信二を主人公にした『春雷特急 十河信二物語』(小学館)を刊行予定。