組込みエンジニアのためのC/C++プログラミングのヒント
2009年3月25日紙版発売
組込みプレス編集部 編
A5判/248ページ
定価2,728円(本体2,480円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3822-0
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書籍の概要
この本の概要
本書は,組込みプレスの「C/C++プログラミング」関連の過去記事を再構成した書籍です。雑誌記事の特徴を活かしたピンポイントで実践的な内容です。
Part1では組込みソフトウェアエンジニアの心構え,Part2とPart3ではCプログラミング,Part4とPart5ではC++プログラミングについて解説しています。いずれも,組込み開発の第一線で活躍するエンジニアの経験に基づいたもので,プロのエンジニアに必須の知識を得られるはずです。
こんな方におすすめ
- Cプログラミングのテクニックを効率的に習得したい方
- 組込みシステム開発の現場でオブジェクト指向開発を導入しようとされている方
目次
Part 1 組込みソフトエンジニアとしての心構えと考え方
- 1-1 職業としてのプログラミング
- 1-2 プロフェッショナルの条件を考える
- 1-3 プロジェクトでの開発
- 1-4 コストとの闘い
- 1-5 品質の確保
Part 2 Cプログラミングのヒント
- 2-1 C言語の基礎
- 2-2 コンパイル,ポインタ操作,ファイル操作
- 2-3 ダブルポインタ,ビット操作,スタックメモリ,ヒープメモリ
Part 3 Cプログラミング実装の格言
- 3-1 スタイルを確立せよ
- 3-2 名前はきちんと考えよ
- 3-3 局所化せよ
- 3-4 メモリには注意せよ
- 3-5 パフォーマンスに注意を払え
- 3-6 テストのことも考えよ
- 3-7 再利用性を鑑みよ
Part 4 C言語エンジニアのためのオブジェクト指向入門
- 4-1 オブジェクト指向開発の本質
- 4-2 設計モデル作成の作法
- 4-3 モデルからコードへの変換の作法
- 4-4 オブジェクト指向プログラミングの作法
Part 5 組込みC++実践入門
- 5-1 C++&オブジェクト指向の基礎
- 5-2 CからはじめるUML
- 5-3 C++の主な機能とその実現方法
- 5-4 例外処理と例外安全
- 5-5 C++のメリットを引き出すテクニック
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