知りたい!サイエンスシリーズ小笠原諸島に学ぶ進化論
―閉ざされた世界の特異な生き物たち―

[表紙]小笠原諸島に学ぶ進化論 ―閉ざされた世界の特異な生き物たち―

紙版発売

四六判/216ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-4268-5

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この本の概要

小笠原諸島は「東洋のガラパゴス」と呼ばれ,独自の自然環境や生物進化の見られる島である。チャールズ・ダーウィンが進化論を発想するにあたって重要なきっかけを作ったとされるガラパゴス諸島と,太平洋を挟んで対極に位置する日本(しかも東京都!)の小笠原では,本家ガラパゴスに勝るとも劣らないすばらしい自然が見られる。

では,小笠原の自然へようこそ。

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著者プロフィール

清水善和(しみずよしかず)

駒澤大学総合教育研究部教授。理学博士。1953年生まれ。京都大学大学院理学研究科植物学専攻博士後期課程修了。専門は植物生態学,島嶼地理学。1976年より小笠原諸島に通い続け,大洋島の植物の進化・生態とその保護について調査・研究を続けてきた。1994年と95年にガラパゴスで1995年から96年にかけてハワイで野外調査を実施。現在,「樹木環境ネットワーク協会」のグリーンセイバー検定委員や「日本ガラパゴスの会」の理事などを務めている。主な著書に『ハワイの自然? 3000万年の楽園』(古今書院),『小笠原自然年代記』(岩波書店)がある。