ずかんシリーズずかん
文字

この本の概要

私たちが日常使っている文字,これは文字のほんの一部。
文字は,有史以来さまざまな種類が考案され,文明の興亡と運命をともにしてきました。本書は,そんな古今東西のいろいろな文字に焦点を当てます。
第1章は「古代文字」。今では遺跡などでしか見ることができない文字はどんなものだったのか。当時の文明を振り返りながら,古代文字の神髄に迫ります。
第2章は「現代の文字」。メジャーな文字からマイナー文字までをピックアップ。使用している民族や文明を見ながら,文字の特徴について見ていきます。
読んで楽しく,眺めてうれしい文字の世界。子どもから大人まで楽しめる,文字の本の決定版です。

『ずかん 文字』のココを見てほしい

  • コミカルなイラスト満載で,内容がとてもわかりやすい
  • 文字の形態から時代や文化背景を考える考察力が身につく
  • 古代文字で名前を書こう! といった調べ学習にも最適
  • 子ども向けなのに奥深い。大人も楽しめる充実内容!

著者プロフィール

八杉佳穂(やすぎよしほ)

国立民族学博物館民族文化研究部教授、総合研究大学院大学教授。専門は中米文化史や中米言語。マヤ文字やマヤ諸語の調査・研究を行っている。主な著書に『マヤ文字を解く』(中央公論社)、『マヤ文字を書いてみよう読んでみよう』(白水社)、『チョコレートの文化誌』(世界思想社)などがある。