メディカル・ポケットブックシリーズ看護学生のための解剖学ドリル

[表紙]看護学生のための解剖学ドリル

紙版発売
電子版発売

A6判/240ページ

定価1,628円(本体1,480円+税10%)

ISBN 978-4-7741-8931-4

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書籍の概要

この本の概要

解剖学は,医療系の大学や専門学校に進んだ学生さんにとって,必ず学ぶ必要性のある教科の一つ。

医療系の基礎となる知識であるがために,膨大な情報量があります。

そのため,学生さんは“解剖学は暗記教科”と思いがち。

おかげで試験の終了とともに忘れ去られてしまいます。

しかし,学年が進んで臨地実習に出ると,「解剖学をもっと覚えておけば・・・・・・」という事態に陥ることが多々あります。

これを解消するためには,日々の研鑽が必要。

その手段の一つが問題集の活用です。

巷には国家試験対策用の問題集は数多くありますが,自己学習に向いた問題集はあまり多くありません。

『看護学生のための解剖学ドリル』は,そんな声を受けて生まれました。

本書は,自己学習によって知識レベルの向上を図ることに目的に作成してあります。

内容は「基礎編」「応用編」「統合編」の3部構成。

自分の就学レベルに合わせて,段階的に知識の習得を可能としています。

ポケットサイズなので,気軽に持ち歩きながら,解剖学の知識定着にご活用ください。

各段階はこんな感じ
  • 「基礎編」・・・・・・就学当初のレベルで習得が必要な臓器や構造の名称や位置についての確認に主眼を置いています。
  • 「応用編」・・・・・・その用語のもつ意味や生理機能との関連などについて正確な知識の獲得をめざします。
    似たような用語との違いを理解するため,国家試験と同様の四者択一形式の問題としてあります。
  • 「統合編」・・・・・・病態学や生化学など他の教科との関係性を含めた統合的知識の理解を深めるための設問を用意しています。

こんな方におすすめ

  • 看護学生の方
  • 解剖学に悩める医療系学生の方
  • ※自分のペースで学習できるよう工夫してあるので,サブテキストとしておすすめです。

目次

解剖学の苦手克服 1st STEP
苦手克服には,ベースとなる知識が必須
まずは「基本問題」からはじめてみよう
細胞・組織

  • 細胞の基本構造
  • 細胞に関する基礎知識
  • 組織に関する基本知識
  • 組織に関する基本知識

血液系

  • 血液の細胞
  • 血液に関する基本知識

皮膚系

  • 皮膚の基本構造
  • 皮膚に関する基本知識

循環器系

  • 心臓内部の基本構造
  • 心臓に関する基本知識
  • 心臓に関する基本知識
  • 動脈の分布
  • 動脈に関する基本知識
  • 動脈に関する基本知識
  • 腹部の静脈分布
  • 静脈とリンパ系に関する基本知識
  • 静脈とリンパ系に関する基本知識

呼吸器系

  • 肺の基本構造
  • 呼吸器系に関する基本知識
  • 呼吸器系に関する基本知識

消化器系

  • 消化器の基本構造
  • 腹腔の基本構造
  • 消化器系に関する基本知識
  • 消化器系に関する基本知識
  • 消化腺に関する基本知識
  • 消化腺に関する基本知識

泌尿器系

  • 泌尿器の基本構造
  • ネフロンの基本構造
  • 泌尿器に関する基本知識

生殖器系

  • 男性生殖器の基本構造
  • 女性生殖器の基本構造
  • 月経とそれに関連するホルモンの基本知識
  • 生殖器系に関する基本知識
  • 生殖器系に関する基本知識

神経系

  • 大脳の基本構造
  • 大脳と脊髄の基本構造
  • 神経系に関する基本知識
  • 神経系に関する基本知識
  • 脊髄と末梢神経に関する基本知識
  • 脊髄と末梢神経に関する基本知識
  • 自律神経系に関する基本知識

内分泌系

  • 内分泌系に関する基本知識
  • 内分泌系に関する基本知識
  • 内分泌に関する物質の基本知識
  • 内分泌に関する物質の基本知識
  • 内分泌に関する物質の基本知識

感覚器系

  • 眼の基本構造
  • 耳の基本構造
  • 感覚器に関する基本知識
  • 感覚器に関する基本知識
  • 感覚器に関する基本知識

骨格系

  • 全身の主な骨の名称
  • 骨格に関する基本知識
  • 骨格に関する基本知識
  • 関節・靱帯に関する基本知識
  • 関節・靱帯に関する基本知識

運動器系

  • 全身の主な筋の名称
  • 運動器に関する基本知識
  • 運動器に関する基本知識

解剖学の苦手克服 2nd STEP
ベースとなる知識を固めたら,
「応用問題」で知識をぐっと深めよう
細胞・組織

  • 細胞に関する応用問題
  • 組織に関する応用問題

血液系

  • 血液に関する応用問題

皮膚系

  • 皮膚に関する応用問題

循環器系

  • 心臓に関する応用問題
  • 動脈に関する応用問題
  • 静脈・リンパ系に関する応用問題

呼吸器系

  • 気道に関する応用問題
  • 肺・胸膜に関する応用問題

消化器系

  • 消化器全般に関する応用問題
  • 栄養に関する応用問題

泌尿器系

  • 腎臓に関する応用問題
  • 尿路および尿に関する応用問題

生殖器系

  • 生殖器系全般に関する応用問題
  • 発生に関する応用問題

神経系

  • 脳の内部構造に関する応用問題
  • 機能中枢に関する応用問題
  • 脊髄神経に関する応用問題
  • 脊髄神経に関する応用問題
  • 脳神経に関する応用問題

内分泌系

  • 内分泌に関連する物質の応用問題
  • 内分泌に関連する物質の応用問題

感覚器系

  • 感覚器全般に関する応用問題

骨格系

  • 骨・関節・靱帯に関する応用問題

運動器系

  • 筋に関する応用問題

解剖学の苦手克服 Final STEP
苦手克服の最後は,知識と知識の組み合わせ
「統合問題」で,知識を系統立てて理解しよう
細胞・組織

  • DNAとタンパク質の形成

血液系

  • 血球とその働き
  • 血液の成分とその働き

皮膚系

  • 皮膚の構造とその働き

循環器系

  • 血流のメカニズム

呼吸器系

  • 気道の構造とその働き
  • 呼吸運動に関わる部位とその働き

消化器系

  • 消化器とその働き

泌尿器系

  • 泌尿器とその働き
  • 尿の成分とその由来

生殖器系

  • 性周期のメカニズム
  • 発生のメカニズム

神経系

  • 伝導路の流れ
  • 自律神経系の流れと働き

内分泌系

  • ホルモン
  • 内分泌器官の最高中枢

感覚器系

  • 視覚と聴覚

骨格系

  • 骨の働き
  • 骨盤の構造

運動器系

  • 表情を作る筋,排尿・排便に関わる筋

著者プロフィール

飯島治之(いいじまはるゆき)

北海道リハビリテーション大学校解剖学講師。
昭和54年3月北海道大学理学部卒業。同年4月東京女子医科大学解剖学教室。平成4年同教室にて博士号取得。平成16年同大学看護学部准教授に就任。平成24年了徳寺大学客員教授を経て現職。


飯島美樹(いいじまみき)

北海道科学大学医療学部看護学科教授。
東京女子医科大学看護短期大学を卒業後,東京女子医科大学病院腎臓病総合医療センター(腎臓外科・泌尿器科)に勤務。Hawaii Loa College(現Hawaii Pacific University)にて看護学学士,東海大学大学院医学研究科医科学専攻(修士),人間総合科学大学大学院人間総合科学研究科心身健康科学専攻(博士)を取得。東京女子医科大学看護学部,東京有明医療大学看護学部に勤務の後現職。