逆引き PIC電子工作 やりたいこと事典

[表紙]逆引き PIC電子工作 やりたいこと事典

B5変形判/336ページ

定価(本体2,780円+税)

ISBN 978-4-297-10283-8

電子版
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書籍の概要

この本の概要

機能が豊富で,速度・アナログ制御・省電力性・コストの面でもアドバンテージをもつPICマイコン。そんなPICマイコンの使い方を,目的別にやりたいことから引ける,逆引きタイプのガイドブックです。LED/液晶/スイッチ/大容量メモリ/モータ/リモコン/スマホなどとの通信/センサ/音/インターネット/IoTなど,電子工作のためのレシピを幅広く掲載。目的によって,PICの内蔵モジュールだけで実現したり,外部ハードウェアを連携させたりしながら最適な方法を紹介し,回路図やプログラム例も交えて使って詳しく解説しています。問題解決にもアイディア出しにも,初心者にも経験者にも役に立つ,手元に置いておきたい1冊です。

こんな方におすすめ

  • 電子工作で実現してみたいアイディアをお持ちの方
  • キットの組立やお手本通りの工作から卒業したい方

著者の一言

はじめに より

筆者は,これまで多くのマイクロチップ社のPICマイコンを使い続けてきましたので,多くの情報や製作例が溜まっているのですが,あちこちで紹介しているためそれぞれがバラバラの状態となっていました。
そこで,本書では,マイクロチップ社の8ビットPICマイコンをメインにして,最新情報や実際の使用例をひとつに集めて整理してみました。

スイッチやLEDの使い方から,カラーグラフィック液晶表示器,モータ,多くのセンサの使い方,さらにはBluetooth無線,Wi-Fiを使ってインタネットに接続する方法などなどについて,使いやすい市販部品や,回路図,プログラム例を紹介しています。

初心者の方から,ベテランの方々を含めて,ちょっとアレを使ってみたいというとき,辞書代わりに本書を使っていただけば何らかのお役に立つのではないかと思います。

しかし,流石に量が多くすべての項目の詳細までは書き切れていません。そこで,開発環境や内蔵モジュールの使い方,コード自動生成ツール(MCC)の使い方などの詳細については,前著「C言語によるPICプログラミング大全」を参照して頂ければより深く理解できるものと思います。

両方の書を手元に置いていただき,使うものの対応ページをさっと開いて参考にしていただくことで,読者の製作や設計開発にちょっとでもお役に立てば幸いです。

本書のサンプル

本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。

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目次

第1章 PICマイコンの選び方

  • 1-1 PICマイコンの選び方
    • 001 PICマイコンの種類
    • 002 PICマイコンの選び方

第2章 PICマイコンのハードウェア設計のポイント

  • 2-1 PICマイコンの電源
    • 003 PICマイコンの電源の条件を知りたい
    • 004 電池と3端子レギュレータを使いたい
    • 005 電池1個から3.3Vや5Vを生成したい
    • 006 高い電圧から3.3V/5V を作りたい
    • 007 できるだけ低消費電力で動かしたい
    • 008 なにゆえパスコンが必要なのか
    • 009 リチウムイオンバッテリの充電器を作りたい
    • 010 電源停電時のバックアップをしたい
  • 2-2 PICマイコンのクロック
    • 011 PICマイコンのクロックの条件を知りたい
    • 012 PICマイコンのクロックの生成方法を知りたい
    • 013 正確な時計を作りたい

第3章 PICマイコンのプログラムを作るには

  • 3-1 PICマイコンのプログラム開発
    • 014 PICマイコンのプログラムを開発したい
    • 015 プログラマ・デバッガの種類を知りたい
  • 3-2 MPLAB X IDEの使い方
    • 016 コンフィギュレーションを設定したい
    • 017 エディタの文字サイズを変えたい
    • 018 実機デバッグをしたい
    • 019 MCCを使いたい

第4章 何かを表示したい

  • 4-1 LEDを光らせたい
    • 020 一定間隔でLEDを点滅させたい
    • 021 たくさんのLEDの点滅制御をしたい
    • 022 明るいLED(パワーLED)を使いたい
    • 023 LEDの明るさを連続的に変えたい
    • 024 フルカラーLEDを使いたい
    • 025 7セグメントLEDを使いたい
    • 026 ドットマトリックスLEDを使いたい
    • 027 LEDテープを使いたい
  • 4-2 文字やグラフを表示させたい
    • 028 パラレル接続のキャラクタ液晶表示器を使いたい
    • 029 I2C接続のキャラクタ液晶表示器を使いたい
    • 030 小型グラフィック液晶表示器を使いたい
    • 031 グラフィック液晶表示器で文字を表示したい
    • 032 フルカラーグラフィック液晶表示器を使いたい
    • 033 数値や文字列の表現形式を変換したい
    • 034 数値を文字列に変換して出力したい

第5章 スイッチを使いたい

  • 5-1 スイッチを使いたい
    • 035 押しボタンスイッチを使いたい
    • 036 トグルスイッチを使いたい
    • 037 DIPスイッチを使いたい
    • 038 DIP式ロータリースイッチを使いたい
    • 039 マトリクス方式のテンキーを使いたい
  • 5-2 ロータリーエンコーダを使いたい
    • 040 メカニカル式ロータリーエンコーダを使いたい
    • 041 光学式ロータリーエンコーダを使いたい
  • 5-3 リレーを使いたい
    • 042 メカニカルリレーを使いたい
    • 043 フォトカプラ/ フォトリレー/ フォトトライアックを使いたい
    • 044 AC100Vをオンオフ制御したい

第6章 データをメモリに保存したい

  • 6-1 内蔵メモリを使いたい
    • 045 PICの内蔵メモリの種類を知りたい
    • 046 内蔵EEPROMメモリを使いたい
    • 047 内蔵フラッシュメモリにデータを保存したい
  • 6-2 外付け大容量IC メモリを使いたい
    • 048 外付け大容量IC メモリの種類を知りたい
    • 049 I2C接続のEEPROMを使いたい
    • 050 SPI 接続のEEPROMを使いたい
    • 051 SPI 接続の大容量フラッシュメモリを使いたい

第7章 何かと通信したい

  • 7-1 パソコンと通信したい
    • 052 USBシリアル変換ケーブルでパソコンと通信したい
    • 053 Bluetoothでパソコンと通信したい
    • 054 Wi-Fi でパソコンと通信したい
    • 055 USBで直接パソコンと通信したい
  • 7-2 スマホ・タブレットと通信したい
    • 056 Bluetooth通信でタブレットと接続したい
    • 057 Wi-Fi 通信でタブレットと接続したい
  • 7-3 ESP WROOM-02同士で通信したい
    • 058 PIC同士をWi-Fi で通信したい
    • 059 ESPをアクセスポイントとして使いたい
    • 060 ESP同士で直接通信したい

第8章 何かを動かしたい

  • 8-1 モータを使いたい
    • 061 モータの種類を知りたい
    • 062 DCブラシモータを使いたい
    • 063 ブラシモータの回転方向と回転速度を可変制御したい
    • 064 ステッピングモータを使いたい
  • 8-2 RCサーボを使いたい
    • 065 RCサーボを使いたい
    • 066 高分解能でRCサーボを使いたい
    • 067 連続回転のRCサーボを使いたい
  • 8-3 リモコンで制御したい
    • 068 無線リモコンで動かしたい
    • 069 赤外線リモコンで制御したい
    • 070 方向の制御をしたい(ジョイスティック)

第9章 センサをつなぐには

  • 9-1 センサ接続用の設定を行いたい
    • 071 MCCでUSARTを設定して使いたい
    • 072 MCCでA/Dコンバータを設定して使いたい
    • 073 MCCでI2Cを設定して使いたい
    • 074 MCCでSPI を設定して使いたい
    • 075 MCCでオペアンプを設定して使いたい
    • 076 MCCでCLCを設定して使いたい

第10章 何かを測りたい

  • 10-1 電気的な計測
    • 077 電圧を測りたい
    • 078 電流を測りたい
    • 079 パルス数をカウントしたい(SOSCを使いたい)
    • 080 パルス幅を測りたい
    • 081 周波数を測りたい
    • 082 電流センサを使いたい/ 大電流を測りたい
  • 10-2 自然界の計測
    • 083 アナログ式温度センサを使いたい
    • 084 デジタル式温湿度センサを使いたい
    • 085 大気圧が測れる複合センサを使いたい
    • 086 明るさを測りたい
    • 087 色を測りたい
    • 088 GPSで緯度・経度・高度・時刻を測りたい
    • 089 傾きを測りたい
    • 090 方角を知りたい
    • 091 磁力の強さを測りたい
    • 092 超音波センサで距離を測りたい
    • 093 赤外線測距センサで距離を測りたい
    • 094 人の接近を知りたい
    • 095 圧力を測りたい
    • 096 においを測りたい
    • 097 人や物の通過や白黒の検出をしたい
    • 098 音の大きさを測りたい

第11章 音を扱いたい

  • 11-1 簡単に音を出す
    • 099 ブザーを鳴らしたい
    • 100 音階を出力したい
    • 101 正弦波を出力したい
    • 102 スピーカで音を鳴らしたい/ 音を大きくしたい
  • 11-2 音を入出力する
    • 103 WAVファイルの音楽を再生したい
    • 104 WAVファイルをフラッシュメモリに書き込みたい
    • 105 テキストを音声で出力したい(音声合成)

第12章 インターネットにつなぎたい

  • 12-1 ネットワーク接続する
    • 106 IFTTTを使って計測値をブラウザで見たい
    • 107 NTPから時刻を取得したい
    • 108 Twitter に自動でつぶやきたい
  • 参考文献
  • ダウンロードについて

著者プロフィール

後閑哲也(ごかんてつや)

1947年 愛知県名古屋市で生まれる
1971年 東北大学 工学部 応用物理学科卒業
1996年 ホームページ「電子工作の実験室」を開設
 子供のころからの電子工作の趣味の世界と、仕事としているコンピュータの世界を融合した遊びの世界を紹介
2003年 有限会社マイクロチップ・デザインラボ設立

著書 「PIC16F1ファミリ活用ガイドブック」 「電子工作の素」
「PICと楽しむRaspberry Pi活用ガイドブック」「電子工作入門以前」
「C言語によるPICプログラミング大全」など多数