ずかんシリーズ数字

書籍の概要

この本の概要

現代社会においてこの上なく重要なもの,それが「数字」。
この数字,いったいどこからやってきたものなのでしょう?
数字の歴史はとても古く,私たち人間は数字とともに歩んできたといっても過言ではありません。

面白いのは,文明ごとに数字の考え方が少しずつ違うこと。
文明や生活スタイルに合わせてさまざまな数字が考案され,あるものは滅び,あるものは現代にまで引き継がれました。
本書は,そんな数字そのものにフォーカスを当てました。
往々にして難解になりがちな数字を,コミカルなイラストとわかりやすい説明で鋭く迫る1冊。
親子で存分に楽しめる数字本の決定版です。

古代の数字

さまざまな文明が持つユニークな数字をひもときながら,古代人と数字の歩みをひもときます。
古代エジプトの割り算ってどんなもの?
古代ギリシャのかけ算ってどうやったの?
古代中国の計算どんな感じ?

アラビア数字のたんじょうと広がり

現代の数字は,インドとアラブ無しでは語ることができません。
インドの数字のすごさはなに?
アラビア数字はどうして現在使われているの?

日本の数字

中国からやってきた数字。
日本ではどのような発展を遂げたのかな?
日本独自の数学「和算」のすごさも体験してみよう!

こんな方におすすめ

  • 数字について興味のある方
  • ・古代から現代までの数字の歴史に関心のある方
  • ※数字に親しみたいとお考えの方に最適の一冊です

本書のサンプル

本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。

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目次

第1章 数字のある世界・ない世界

  • くらしの中は,数字でいっぱい!
  • 世界の「496」
  • 世界の「数の仕組み」
  • 世界のカレンダー
  • もしも数字がなかったら……?
  • 数字のない世界1 体やもので数える①
  • 数字のない世界2 体やもので数える②
  • 数字のない世界3 数を記録する①
  • 数字のない世界4 数を記録する②
  • コラム/1から10まで,どう数える? 世界の指おり法
  • コラム/9999まで数える! ビードの指おり法
  • コラム/むかしも今もみんな大好き! 数のじゃんけん
  • コラム/線で数える1~10 線を書いて数える

第2章 古代の数字

  • 古代エジプトの数字
  • ヒエログリフの数字
  • 古代エジプトの問題集 リンド・パピルス
  • リンド・パピルスを解こう!① かけ算と割り算は,どうやるの?
  • エジプトのふしぎな分数
  • リンド・パピルスを解こう!② 9このパンを10人で分けるには?
  • リンド・パピルスを解こう!③ 古代エジプトのなぞなぞ?
  • コラム/数のふしぎ① 9のかけ算のふしぎ
  • 古代メソポタミアの数字
  • くさび形文字の数字
  • 古代ギリシャ・ローマの数字
  • 古代ギリシャの数字
  • 古代ローマの数字
  • 古代ローマのかけ算にチャレンジ!
  • コラム/古代ギリシャの数学者1 タレス
  • コラム/古代ギリシャの数学者2 ピュタゴラス
  • コラム/古代ギリシャの数学者3 アルキメデス
  • コラム/数のふしぎ② くるくる回る数字 142857のふしぎ
  • 古代中国の数字
  • 甲骨文字の数字
  • 古代中国の計算にチャレンジ!
  • コラム/古代中国の数学者① 劉徽
  • コラム/古代中国の数学者② 祖沖之
  • 古代マヤの数字
  • マヤ文字の数字
  • コラム/187万2000日で1周する! マヤのふしぎなカレンダー

第3章 アラビア数字のたんじょうと広がり

  • 古代~中世のインドの数字
  • 初期のインドの数字
  • 0のたんじょう
  • コラム/大きな大きな数の名前
  • 中世アラブの数字
  • 西アラブの数字
  • アラビア数字,ヨーロッパへ
  • インドやアラブの計算にチャレンジ!
  • インド式の割り算にチャレンジ!
  • 小数の発明
  • コラム/便利な計算棒「ネイピアの骨」
  • コラム/+-×÷は,いつ生まれたの?
  • 中世の割り算にチャレンジ!
  • コラム/数字のふしぎ③ 数字でマジック! 1089のふしぎ

第4章 日本の数字

  • 中国からやってきた数字
  • 算木からそろばんへ
  • コラム/わり声で124÷2を解いてみよう!
  • コラム/今度は5532÷6にチャレンジ!
  • コラム/大ブームになった算数の本 『塵劫記』
  • 漢数字からアラビア数字へ
  • 明治の教科書にチャレンジ!
  • コラム/和算の天才数学者 関孝和
  • コラム/数のふしぎ④ そろばんで計算! 最小公倍数

著者プロフィール

中村滋(なかむらしげる)

監修担当
1943年,埼玉県生まれ。
1965年,東京大学理学部数学科卒業。
1967年,東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。理学修士。
東京商船大学などを経て,現在,東京海洋大学名誉教授。
専門は数論(特にフィボナッチ数)と数学史。
著書に
『数学史―数学5000年の歩み』(共立出版)
『フィボナッチ数の小宇宙―フィボナッチ数,リュカ数,黄金分割』(日本評論社)
『素数物語―アイディアの饗宴』,『数学の花束』(共に岩波書店)
『数学史の小窓』(日本評論社)
など多数。