図解即戦力シリーズ図解即戦力
仮想化&コンテナがこれ1冊でしっかりわかる教科書

[表紙]図解即戦力 仮想化&コンテナがこれ1冊でしっかりわかる教科書

紙版発売
電子版発売

A5判/208ページ

定価2,398円(本体2,180円+税10%)

ISBN 978-4-297-11690-3

電子版

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書籍の概要

この本の概要

現在のシステム開発・運用に欠かすことのできない仮想化技術とコンテナ技術について,その基本をわかりやすく解説する図解本です。サーバ仮想化,ネットワーク仮想化について解説するとともに,現在の開発者には必須とも言えるコンテナ技術と,そのデファクトスタンダードであるDockerとKubernetesについて解説します。関連する用語を一通り知ることのできる,1冊目の入門書としてふさわしい内容です。

こんな方におすすめ

  • 仮想化とコンテナ技術の基本やしくみについて知りたい若手エンジニア

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

目次

第1章 仮想化の基礎知識

  • 01 仮想化とは
     ~物理構成にとらわれない柔軟性と可用性
  • 02 仮想化の種別
     ~サーバー仮想化とネットワーク仮想化
  • 03 仮想化のメリットとデメリット
     ~効率・運用性から見た物理環境との比較
  • 04 仮想化とクラウド
     ~クラウドは仮想化によって支えられている
  • 05 クラウドのセキュリティ
     ~安全性は高いがクラウドならではのリスクもある

第2章 仮想化のしくみと技術

  • 06 サーバー仮想化のしくみ
     ~物理サーバーに複数の仮想サーバーを構築
  • 07 ホストOS型仮想化
     ~ホストOS上で複数のゲストOSが動作
  • 08 ハイパーバイザ型仮想化
     ~ホストOSを必要としないサーバー仮想化
  • 09 コンテナ型仮想化
     ~アプリケーションごとに独立した空間を構築
  • 10 クラウドのサーバー仮想化
     ~主要クラウドのサーバー仮想化サービス
  • 11 ネットワーク仮想化のしくみ
     ~物理構成とは異なる論理的なネットワークを構築
  • 12 VLAN
     ~仮想的なLAN環境を構築
  • 13 オーバーレイネットワーク
     ~VLANの弱点を克服するための技術
  • 14 VPN
     ~仮想的な専用線を構築する技術
  • 15 SDN
     ~ソフトウェアによってネットワークを定義
  • 16 NFV
     ~ネットワーク機器の機能をソフトウェアで実現
  • 17 SD-WAN
     ~拠点間の接続を一元管理
  • 18 クラウドのネットワーク仮想化
     ~主要クラウドのネットワーク仮想化サービス

第3章 コンテナ技術の基礎知識

  • 19 コンテナ技術の歴史
     ~意外と古いコンテナ技術の起源
  • 20 コンテナ技術のメリット
     ~仮想サーバーを手軽に構築できる
  • 21 DevOpsとコンテナ技術
     ~開発と運用のスムーズな連携を手助け
  • 22 主要なコンテナ技術
     ~Docker以外のさまざまなコンテナ技術
  • 23 マイクロサービス
     ~コンテナと相性がよい設計手法
  • 24 コンテナとサーバーレスの比較
     ~サービス開発の大きな2つの流れ

第4章 コンテナ型仮想化ソフトウェア「Docker」

  • 25 Dockerとは
     ~コンテナ技術のデファクトスタンダード
  • 26 Dockerが注目される理由
     ~Dockerの歴史と発展を振り返る
  • 27 Dockerコンテナ
     ~外部から影響を受けない独立した環境
  • 28 コンテナイメージ
     ~コンテナを実行するためのテンプレート
  • 29 コンテナのライフサイクル
     ~コンテナの作成から削除まで
  • 30 Dockerデーモン
     ~Dockerエンジンを支える最重要要素
  • 31 コンテナとプロセス
     ~プロセスごとにコンテナを分けるメリット
  • 32 名前空間
     ~作業空間を分離するためのしくみ
  • 33 差分管理
     ~Dockerの高速なデプロイを支えるしくみ
  • 34 Swarm mode
     ~クラスタを管理する機能
  • 35 主要なDockerコマンド
     ~必須コマンドのポイントを紹介
  • 36 Docker Hub
     ~コンテナイメージを共有できるサービス

第5章 コンテナオーケストレーションツール「Kubernetes」

  • 37 コンテナオーケストレーション
     ~コンテナを管理する際に必要な作業とは
  • 38 Kubernetesとは
     ~コンテナの管理・運用を自動化するツール
  • 39 ポッド
     ~Kubernetesがコンテナを管理する単位
  • 40 デプロイメントコントローラ
     ~オーケストレーションを支える最重要要素
  • 41 サービス
     ~コンテナへアクセスするための窓口
  • 42 flannel
     ~コンテナ間の相互アクセスを支える技術
  • 43 負荷分散と死活監視
     ~システムの可用性を向上させるしくみ
  • 44 スケーリング
     ~システムの性能を向上させるしくみ
  • 45 主要なKubernetesコマンド
     ~必須コマンドのポイントを紹介
  • 46 自動ビルド
     ~イメージ化からデプロイまでの手順を自動化
  • 47 マルチクラウド
     ~複数クラウド併用時のKubernetes
  • 48 Kubernetesのアーキテクチャ
     ~各ノードで動作するコンポーネント

第6章 クラウドのコンテナサービス

  • 49 クラウドのコンテナ技術対応状況
     ~主要クラウドのさまざまなコンテナサービス
  • 50 Amazon ECS
     ~AWSのコンテナオーケストレーションサービス
  • 51 Amazon EKS
     ~AWSのKubernetesサービス
  • 52 AWS Fargate
     ~AWSのサーバーレスなコンテナ実行環境
  • 53 GKE
     ~GCPのKubernetesサービス
  • 54 Cloud Run
     ~GCPのサーバーレスなコンテナ実行環境
  • 55 AKS
     ~AzureのKubernetesサービス
  • 56 ACI
     ~Azureのサーバーレスなコンテナ実行環境
  • 57 Docker Enterprise
     ~一元管理でマルチクラウドを実現