ずかんプラス 細胞タウン大冒険

「細胞タウン大冒険」のカバー画像
著者
清水洋美しみずひろみ 文
石川日向いしかわひゅうが 絵
石渡信一いしわたしんいち 監修
定価
2,178円(本体1,980円+税10%)
発売日
2021.6.10 2021.6.7
判型
B5
頁数
96ページ
ISBN
978-4-297-12181-5 978-4-297-12182-2

概要

『細胞タウン大冒険』は、一つの細胞を「街(タウン)」に見立て、細胞内部で何が行われているのか、解説しました。
マンガとイラストを交えながら、小学生にもわかってもらえるよう懇切丁寧に解説しているので、親子で楽しんでいただけます。

私たちの体は、細胞の集まり。
36~37兆個もの細胞が集まってできている。
でも、細胞はレンガのように、ただ集まって体を作っているわけじゃない。
一つひとつの細胞の中には不思議な社会が存在し、いろんなコトを行っているんだ。
細胞一つひとつの内部には、どんな社会が広がっているのだろう?

『細胞タウン大冒険』は、一つの細胞を「街(タウン)」に見立て、細胞内部で何が行われているのか、解説していくよ。
細胞内で働くタンパク質たちが住人として登場し、細胞小器官でさまざまな生活を繰り広げます。
ぼーっとしたり、超多忙になったり、失敗したり。
そんな「細胞タウン」の日常を、コミカルなマンガとイラストでぐぐっと迫ります。

難解になりがちな細胞小器官の働きをとってもわかりやすく、しかもディープに解説。
なので、子どもたちはもちろん、生物系・医療系を勉強しようと思っている方々にもご納得いただける1冊です。

こんな方にオススメ

  • 小学校中学年以上で、細胞について知りたい方
  • 細胞内の働きについてわかりやすく理解したい方
  • 学校&公共図書館
  • ※細胞の働きがものすごくよくわかるので、生物系・医療系の勉強をする方にもオススメです。

目次

1.「核」 体の設計図がぎっしり!

2.「リボソーム」 タンパク質を作る工場

3.「小胞体」 タンパク質の第二の工場

4.「ゴルジ体」 タンパク質の配送センター

5.「細胞骨格」 細胞タウンの骨組み

6.「細胞膜」 細胞タウンを守るやわらかな壁

7.「ミトコンドリア」 細胞タウンのエネルギー工場

8.「リソソームなど」 細胞タウンの分解工場

9.「細胞分れつ」 2つに分かれる細胞タウン

プロフィール

清水洋美しみずひろみ

著者
出版社勤務後、フリーランスの編集者・ライターとして自然科学関連の児童書を中心に、企画・編集・執筆を幅広く行っている。

代表作に『ずかんプランクトン』『ずかん数字』(技術評論社)、『初めて読む科学者の伝記 牧野富太郎』(汐文社)など。

石川日向いしかわひゅうが

イラストレーター
玉川大学文学部卒業後、イラストレーターとして広告、出版で活動中。
絵本なども手がける。
主な著作として『あいうえおもちゃごう』(フレーベル館)などがある。
ホームページ:サイト日向堂

石渡信一いしわたしんいち

監修者
元日本生物物理学会会長。理学博士、早稲田大学理工学術院物理学科名誉教授。
専門は生体分子モーターの仕組みと、生体構造形成機構の研究。
編著に『生体分子モーターの仕組み』(共立出版)、「一分子生物学」(化学同人)、『実験生物物理』(丸善)などがある。