ずかんプラスシリーズ細胞タウン大冒険

[表紙]細胞タウン大冒険

紙版発売
電子版発売

B5判/96ページ

定価2,178円(本体1,980円+税10%)

ISBN 978-4-297-12181-5

電子版

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書籍の概要

この本の概要

『細胞タウン大冒険』は,一つの細胞を「街(タウン)」に見立て,細胞内部で何が行われているのか,解説しました。
マンガとイラストを交えながら,小学生にもわかってもらえるよう懇切丁寧に解説しているので,親子で楽しんでいただけます。

私たちの体は,細胞の集まり。
36~37兆個もの細胞が集まってできている。
でも,細胞はレンガのように,ただ集まって体を作っているわけじゃない。
一つひとつの細胞の中には不思議な社会が存在し,いろんなコトを行っているんだ。
細胞一つひとつの内部には,どんな社会が広がっているのだろう?

『細胞タウン大冒険』は,一つの細胞を「街(タウン)」に見立て,細胞内部で何が行われているのか,解説していくよ。
細胞内で働くタンパク質たちが住人として登場し,細胞小器官でさまざまな生活を繰り広げます。
ぼーっとしたり,超多忙になったり,失敗したり。
そんな「細胞タウン」の日常を,コミカルなマンガとイラストでぐぐっと迫ります。

難解になりがちな細胞小器官の働きをとってもわかりやすく,しかもディープに解説。
なので,子どもたちはもちろん,生物系・医療系を勉強しようと思っている方々にもご納得いただける1冊です。

こんな方におすすめ

  • 小学校中学年以上で,細胞について知りたい方
  • 細胞内の働きについてわかりやすく理解したい方
  • 学校&公共図書館
  • ※細胞の働きがものすごくよくわかるので,生物系・医療系の勉強をする方にもオススメです。

本書のサンプル

本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。

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目次

1.「核」 体の設計図がぎっしり!

2.「リボソーム」 タンパク質を作る工場

3.「小胞体」 タンパク質の第二の工場

4.「ゴルジ体」 タンパク質の配送センター

5.「細胞骨格」 細胞タウンの骨組み

6.「細胞膜」 細胞タウンを守るやわらかな壁

7.「ミトコンドリア」 細胞タウンのエネルギー工場

8.「リソソームなど」 細胞タウンの分解工場

9.「細胞分れつ」 2つに分かれる細胞タウン

著者プロフィール

清水洋美(しみずひろみ)

著者
出版社勤務後,フリーランスの編集者・ライターとして自然科学関連の児童書を中心に,企画・編集・執筆を幅広く行っている。

代表作に『ずかんプランクトン』『ずかん数字』(技術評論社),『初めて読む科学者の伝記 牧野富太郎』(汐文社)など。


石川日向(いしかわひゅうが)

イラストレーター
玉川大学文学部卒業後,イラストレーターとして広告,出版で活動中。
絵本なども手がける。
主な著作として『あいうえおもちゃごう』(フレーベル館)などがある。
ホームページ:サイト日向堂


石渡信一(いしわたしんいち)

監修者
元日本生物物理学会会長。理学博士,早稲田大学理工学術院物理学科名誉教授。
専門は生体分子モーターの仕組みと,生体構造形成機構の研究。
編著に『生体分子モーターの仕組み』(共立出版),「一分子生物学」(化学同人),『実験生物物理』(丸善)などがある。