知りたい!サイエンスシリーズ今だから知りたい 新型コロナウイルス感染症治療薬
―薬の登場でパンデミックは収まるのか?

[表紙]今だから知りたい 新型コロナウイルス感染症治療薬 ―薬の登場でパンデミックは収まるのか?

紙版発売
電子版発売

四六判/160ページ

定価1,848円(本体1,680円+税10%)

ISBN 978-4-297-12781-7

電子版

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この本の概要

新型コロナウイルスのデルタ株によって,日本をふくめ世界中が大混乱。
ワクチンの登場によって明るい兆しは見え始めたものの,オミクロン株の登場で感染者数は大爆発。
最後の希望は「治療薬」だけれども,スカッとした話は聞こえてこない気がします。

新型コロナウイルスの治療薬は,いったいどうなっているのかな?

そんな疑問をもつ皆さまに贈るのが,『今だから知りたい新型コロナウイルス治療薬』。

  • 新型コロナウイルス治療薬の開発はどんな感じ?
  • 治療薬はどう効くの?
  • ワクチンと比べて効果あるの?
  • 副作用はどれくらい?

過度に恐れず,でも私たちが知っておくべきことは何なのか?
皆が気になる新型コロナウイルス治療薬の疑問を,わかりやすく丁寧にまとめてみました。
ぜひ一度手に取ってみてください。

こんな方におすすめ

  • 新型コロナウイルス感染症の治療薬について興味のある方
  • 新薬開発に関心のある方
  • ワクチンより薬に希望を持っている方

著者プロフィール

中西貴之(なかにしたかゆき)

1965年山口県下関市彦島生まれ。
山口大学大学院応用微生物学修了。
総合化学メーカー宇部興産株式会社で1991年より新規医薬品の研究に従事,2011年より環境安全部門,製品安全部門を経て現職は品質統括部門。
趣味はプラモデルとアニメ鑑賞,人工衛星鑑賞。
主な著書に『今だから知りたい ワクチンの科学』『なぜ,体はひとりでに治るのか』『身体をめぐるリンパの不思議』(以上技術評論社),『製品含有化学物質のリスク管理』(技術情報協会),『幹細胞の分化誘導と応用』(NTS)他。


宮坂昌之(みやさかまさゆき)

大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授。
1947年長野県生まれ。
京都大学医学部卒業,オーストラリア国立大学大学院博士課程修了。
金沢医科大学血液免疫内科,スイス・バーゼル免疫学研究所,東京都臨床医学総合研究所等を経て,大阪大学医学部教授,同大学大学院医学系研究科教授等を歴任。
2007~2008年日本免疫学会会長。医学博士・PhD。
著書に『標準免疫学』(医学書院,共編著),『免疫と「病」の科学』『免疫力を強くする』『新型コロナ7つの謎』(いずれも講談社ブルーバックス)など。