【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド
[増補改訂4版]
[増補改訂
2022年10月3日紙版発売
2022年9月30日電子版発売
斎藤昌義 著
A5判/384ページ
定価2,200円(本体2,000円+税10%)
ISBN 978-4-297-13054-1
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書籍の概要
この本の概要
ITのいまの常識がこの1冊で手に入る,ロングセラーの最新版
- 「クラウドとかAIとかだって説明できないのに,メタバースだとかWeb3.0だとか,もう意味がわからない」
- 「ITの常識力が必要だ! と言われても,どうやって身につければいいの?」
- 「DXに取り組めと言われても,これまでだってデジタル化やIT化に取り組んできたのに,何が違うのかわからない」
こんな自分を憂い,何とかしなければと,焦っている方も多いはず。
そんなあなたの不安を解消するために,ITの「時流」と「本質」を1冊にまとめました! 「そもそもデジタル化,DXってどういう意味?」といった基礎の基礎からはじめ,「クラウド」「5G」などもはや知らないでは済まされないトピック,さらには「NFT」「Web3.0」といった最先端の話題までをしっかり解説。また改訂4版では,サイバー攻撃の猛威やリモートワークの拡大に伴い関心が高まる「セキュリティ」について,新たな章を設けわかりやすく解説しています。技術の背景や価値,そのつながりまで,コレ1冊で総づかみ!
【特典1】掲載の図版はすべてPowerPointデータでダウンロード,ロイヤリティフリーで利用できます。社内の企画書やお客様への提案書,研修教材などにご活用ください!
【特典2】本書で扱うには少々専門的な,ITインフラやシステム開発に関わるキーワードについての解説も,PDFでダウンロードできます!
こんな方におすすめ
- IT業界全体のトレンドを知りたい就活生/エンジニア
- トレンドをビジネスに活用していきたい社会人
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- 著者の一言
- ビジネスの潮流を見通すための,デジタル・リテラシーを身に着ける
- ITのいまの常識がこの1冊で手に入る、ロングセラーの最新版
目次
- はじめに
第1章 コロナ禍が加速した社会の変化とITトレンド
- 複雑性を高める社会に企業はどう適応すればいいのか
- VUCA時代に求められる価値観
- なぜ「デジタル」でなければならないのか
- 大きく変わってしまった競争原理
- 「サービスが主役」時代のビジネス構造
第2章 最新のITトレンドを理解するためのデジタルとITの基本
- デジタルとIT
- デジタル化の目的と2つの意味
- ITとデジタルの関係
- 2つのデジタル化:デジタイゼーションとデジタライゼーション
- なぜデジタル化しなければならないのか
- レイヤー構造化と抽象化をどうやって実現するか
- アンバンドル/リバンドル/エンハンスメント
- 「イノベーション」と「インベンション」の違い
- イノベーションとデジタル化
- UIとUXとは何か
- UIとUXの関係
- デジタルの渦に巻き込まれるビジネス
第3章 ビジネスに変革を迫るデジタル・トランスフォーメーション
- DXとは何か
- DXについての3つの解釈
- Column DXとパーパス
- サイバー・フィジカル・システムとDX
- DXを支えるテクノロジー・トライアングル
- DXのメカニズム
- DXとは「デジタル力」と「人間力」の合わせ技
- デジタル化とDXの違い
- DXの実践
- DXはなぜ難しいのか
- Column 自然界とビジネス界では大きく異なるエコシステム
第4章 DXを支えるITインフラストラクチャー
- 情報システムの3層構造とインフラストラクチャー
- 仮想化の本当の意味
- 仮想化の3タイプ
- 「ソフトウェア化」とは何か
- ソフトウェア化されるインフラ
- ソフトウェア化とクラウド・コンピューティング
- サーバー・コンピューター利用の歴史的変遷
- サーバー仮想化
- 「サーバー仮想化」の3つのメリット
- サーバー仮想化とコンテナ
- コンテナ管理ソフトウェア/コンテナ・エンジン
- 実行場所を選ばず処理能力をかんたんに増減できるコンテナ
- コンテナを一元管理するコンテナ・オーケストレーション/Kubernetes
- 仮想化の種類
第5章 コンピューターの使い方の新しい常識となったクラウド・コンピューティング
- 「自家発電モデル」から「発電所モデル」へ
- クラウドはシステム資源のECサイト
- クラウドならではの費用対効果の考え方
- クラウド登場の歴史的背景
- Column クラウドがもたらす本質的な変化
- 情報システムの現状から考えるクラウドへの期待
- クラウドの起源と定義
- クラウドの定義:サービス・モデル
- 多様化するクラウドのサービス区分
- クラウドの定義:配置モデル
- パブリックとプライベートを組み合わせた「ハイブリッド・クラウド」
- パブリックを組み合わせて最適なサービスを実現するマルチ・クラウド
- クラウドに欠かせない5つの特徴
- クラウドによってもたらされる3つの価値
- パブリック・クラウドの不得意なところ
- Column クラウドが生み出すパラダイムシフト
- クラウド・コンピューティングのビジネス・モデル
- パブリック・クラウドはセキュリティ対策の外部委託
- 日米のビジネス文化の違いとクラウド
- クラウド・バイ・デフォルト原則
- 所有しているシステムをパブリックへ移行するための勘所
- クラウドに吸収されるITビジネス
第6章 デジタル前提の社会に適応するためのサイバー・セキュリティ
- セキュリティの区分と脅威
- 情報セキュリティの3要素と7要素
- Column PPAP
- リスク・マネージメントの考え方
- Column マルウェア
- 不正アクセス対策の基本となるアクセス制御
- 認証方法と多要素認証
- パスワードレスとFIDO2
- 認証連携とシングル・サインオン
- サイバー・ハイジーン
- 「境界防衛」型セキュリティの破堤とゼロトラスト・ネットワーク
- 動的ポリシー
- ゼロトラスト・セキュリティ対策
- Column ランサムウェア
- サイバー攻撃への対策を担う中核組織:CSIRT
第7章 あらゆるものごとやできごとをデータでつなぐIoTと5G
- IoTについての2つの解釈
- IoTが価値を生み出す2つのループ
- IoTが社会を変える2つのパラダイムシフト
- デジタル・ツイン:現実世界の最適化
- デジタル・ツイン:サービス間連携による新たな価値の創出
- モノのサービス化:モノの価値をシフト
- モノのサービス化:メカニズム
- IoTの3層構造
- IoTプラットフォーム
- IoTセキュリティ
- IntelとArm
- 超分散の時代
- Column ムーアの法則
- 5G(第5世代移動通信システム):3つの特徴
- 5G(第5世代移動通信システム):ローカル5G
- 5G(第5世代移動通信システム):ネットワーク・スライシング
- 5G(第5世代移動通信システム):NEF
- 自動車産業に押し寄せるCASEのインパクト
- Column メトカーフの法則
第8章 複雑化する社会を理解し適応するためのAIとデータ・サイエンス
- 人工知能(AI)と汎用型人工知能(AGI)
- 弱いAIと強いAI
- 各時代のAIと呼ばれるもの
- ルールベース(またはエキスパートシステム)と機械学習
- AIにできること
- 機械学習とは何か
- 学習と推論
- 学習と推論の適正な配置
- 機械学習の学習方法
- ニューラル・ネットワークとディープ・ラーニング
- ディープ・ラーニングが注目される理由
- ディープ・ラーニングの2つの課題
- AI,機械学習,ニューラル・ネットワーク,ディープ・ラーニングの関係
- 「自動化」から「自律化」への発展
- 人工知能の適用領域
- ベーシック・インカム
- 自律走行できる自動車
- 対話で機械を操作するチャット・ボット
- スマート・スピーカー
- AIクラウド・サービス
- AI時代に求められる人間の能力
- AIの必要性
- データ・サイエンス
- 「情報」の3つの分類:Data,Information,Intelligence
- データ・サイエンティスト
- データ活用の実践プロセス
第9章 圧倒的なスピードが求められる開発と運用
- できるだけ作らないでITサービスを実現する
- 作らない技術
- Column 技術的負債
- アジャイル開発:仕様の変更を積極的に受け入れる
- アジャイル開発:ビジネスの成果を目的とする
- アジャイル開発:できるだけ作らずに変化に俊敏に対応する
- システムのワークロードとライフタイム
- 開発と運用の協調/連携を実現するDevOps
- 圧倒的なスピードを実現するためのDevOpsとコンテナの組み合わせ
- イミュータブル・インフラストラクチャとインフラストラクチャ・アズ・コード
- 変化への俊敏な対応を実現するマイクロサービス・アーキテクチャ
- サーバーレスとFaaS
- アプリケーション開発に集中するためのクラウド・ネイティブ
- システム開発をビジネスの現場に近づけるノーコード/ローコード開発
- RPA:PC操作の自動化ツール
- RPA:課題や制約とその対処法
- アプリケーションの付加価値を高めるAPIエコノミー
- エンベデッド・ファイナンスの可能性
- システム開発とクラウド・サービスの役割分担
- これからの運用技術者とSRE
第10章 いま注目しておきたいテクノロジー
- ITと人との関わり方を大きく変えるVRとARとMR
- 第三者機関に頼らなくても取引の正当性を保証するブロックチェーン
- ブロックチェーンのしくみ
- ブロックチェーンとアプリケーション
- デジタル通貨
- 自律分散型インターネットを目指すWeb3
- Web3時代の組織形態であるDAO(自律分散型組織)
- デジタル・データに資産価値を与えるNFT(非代替性トークン)
- 現実世界と仮想世界を融合するメタバース
- コンピューターの新しい形であるニューロ・モーフィック・コンピューター
- 量子コンピューターが必要とされる理由
- 量子コンピューターと古典コンピューター
- 3種類の量子コンピューター
- 量子コンピューターが高速である理由
- おわりに
- 付録 ダウンロードのご案内
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