ポケットリファレンスシリーズ[改訂第3版]Swiftポケットリファレンス
2024年7月3日紙版発売
2024年7月3日電子版発売
WINGSプロジェクト 片渕彼富,山田祥寛 著
四六判/536ページ
定価3,520円(本体3,200円+税10%)
ISBN 978-4-297-14190-5
書籍の概要
この本の概要
改訂第3版では,SwiftUIに完全対応しました。SwiftUIは2019年の登場以来,バージョンアップを重ねて,従来からのUIKit版と遜色ないレベルまで充実してきましたが,まとまった情報が公式のドキュメント以外にほとんどないため,開発者にとっても移行しづらい状況がありました。しかし,開発元のアップル社は今後もSwiftUIを充実させていく流れに変わりはありません。iOSアプリ開発のお伴に,ぜひ本書を役立ててください。旧版のUIKit版の情報もダウンロードコンテンツとして提供する万全の一冊!
こんな方におすすめ
- iOSアプリの作成・開発に関わるすべてのプログラマー
目次
Chapter 1 iOSアプリ開発の基本
- 概要
- 開発に必要な環境
- iOSアプリ開発について
- Xcodeの基本的な使い方
Chapter 2 Swiftの基本的な使い方
- Swiftとは
データ型と変数
- データ型
- 変数/定数を宣言する
- タプルを利用する
- nilを許容して変数を宣言する
- ジェネリクスで変数を宣言する
- 型を変換する
- 変数を出力する
- 演算子
制御文
- 処理を分岐する
- 複数の条件で処理を分岐する
- 処理を繰り返す
- 1回実行した後に処理を繰り返す
- 上限を決めて処理を繰り返す
- コレクション内で処理を繰り返す
- 処理を抜け出す
- 処理をスキップする
クラス
- クラスを定義する
- モジュールをインポートする
- プロパティを定義する
- メソッドを定義する
- 可変長引数を利用したメソッドを定義する
- クラスメソッドを定義する
- ジェネリクス型のメソッドを定義する
- インスタンスを生成する/初期化する/メモリを解放する
- メソッドを実行する
- スーパークラスのメソッドを実行する
- エクステンションを利用する
- クロージャを利用する
- コメントを記述する
プロトコルと構造体
- プロトコルを定義する
- 構造体を定義する
例外処理
- 例外時のエラーを投げるメソッドを定義する
- 例外処理を定義する
列挙型
- 列挙型を定義する
- 列挙型の値を参照する/値から列挙型にアクセスする
Chapter 3 よく利用されるオブジェクト
- 概要
文字列
- 文字列を利用する
- 文字列を置換する
- 文字列を削除する
配列
- 配列を利用する
- 配列の要素の数を取得する
- 配列に要素を追加する
- 配列から要素を削除する
- 配列の要素をソートする
- 配列のインデックス番号と要素を取得する
- 配列の全要素を順番に取得する
- 配列の全要素に対して処理を行う
- 配列の条件にマッチする要素のみを取り出す
- 配列の要素をまとめて1つにする
- 配列の要素を平坦化して抽出する
- 配列の最大/最小の要素を取得する
辞書
- 辞書を利用する
- 辞書の要素の数を取得する
- すべてのキー/値を取得する
- 辞書から要素を削除する
- 要素の値に対して処理を行う
- 条件にマッチする要素を抽出する/要素の値をまとめる
- 配列をグループ化する
バイナリデータ
- バイナリデータを扱う
- データをファイルへ出力する
- データを追加する
日時
- 日時を取得する
- 日時のフォーマットを指定する
- ローカル時間を取得する
- 時間を加算する
Chapter 4 画面を作成する
- 画面構成のプログラミング
アプリを管理する
- アプリのコンテンツを指定する
- 最初の画面を指定する
画面を表示する
- 画面を定義する/表示する
- プレビューを表示する
- セーフエリア外の領域を利用する
UIを利用する
- ビューを表示する
- ビューの属性を指定する
- ビュー内でバインディング変数を利用する
- ビュー間でバインディング変数を利用する
レイアウト
- 縦に表示するレイアウトを利用する
- 横に表示するレイアウトを利用する
- 重ねて表示するレイアウトを利用する
- スペーサーを利用する
ナビゲーション
- ナビゲーションを利用する
- 次の画面へ遷移する
- オブジェクトを伴って次の画面へ遷移する
- 画面を分割する
- 分割スタイルを指定する
モーダル
- 画面をモーダルで表示する
- 部分的にモーダルを表示する
- ポップオーバーを表示する
タブ
- タブを利用する
- タブのスタイルを指定する
Chapter 5 コンテンツを表示する
- 概要
2D図形
- 2D図形を表示する
- 背景に2D図形を利用する
画像
- 画像を表示する
- 画像のサイズを調整する
テキスト
- テキストを表示する
- 複数行のテキストを表示する
ラベル
- ラベルを表示する
- ラベルのスタイルを指定する
コレクション
- コレクションの要素を一意にする
- コレクションの要素を識別する
- コレクションを一覧で表示する
リスト
- リストを表示する
- リストから選択する
スクロールビュー
- スクロールビューを表示する
- スクロールにスナップを実装する
グリッド
- グリッドを表示する
- グリッドの行を表示する
- グリッドのスペースを確保する
- グリッドの列を統合する
- 縦スクロールに組み込む
- 横スクロールに組み込む
- スクロールの列/行を定義する
テーブル
- テーブルを表示する
- コンテクストメニューを表示する
地図
- 緯度経度を利用する
- 範囲を利用する
- ズームを利用する
- 仮想カメラを利用する
- 地図を表示する
- 地図のスタイルを指定する
- 地図の詳細スタイルを指定する
- 3Dマップを表示する
- コントローラーを表示する
- マーカーを表示する
- アノテーションを表示する
- タップした地点を取得する
- タップした場所の緯度経度を取得する
- 円形オーバーレイを表示する
- 地図内の地点を検索する
- 周辺の景色を取得する
進捗状態
- 進捗状態を表示する
- 進捗状態を指定する
ビューの拡張
- モディファイアを定義する
- ビューを構築するメソッドを簡略化する
- 再利用可能なビューを定義する
Chapter 6 UI部品を利用する
- 概要
UIをまとめる
- フォームを利用する
- セクションを利用する
- グループ化する
- 視覚的にグループ化する
- 階層的にグループ化する
- ラベルを付加してコンテンツを表示する
- 区切りを設ける
バーの利用
- ナビゲーションバーを利用する
- ツールバーを利用する
- ツールバーのアイテムを利用する
- 検索バーを表示する
テキスト入力
- テキストフィールドを利用する
- テキストフィールドのスタイルを指定する
- テキストフィールドの行数を指定する
- セキュアなテキストフィールドを利用する
- 複数行のテキスト入力欄を利用する
- 行揃え/行間のスペース/単語の自動修正を設定する
- キーボードの種類を指定する
操作による入力
- ボタンを利用する
- ボタンのスタイルを指定する
- スライダーを利用する
- ステッパーを利用する
- トグルを利用する
- トグルのスタイルを指定する
- ピッカーを利用する
- 日付ピッカーを利用する
- 日付ピッカーのスタイルを指定する
- 複数日付ピッカーを利用する
- カラーピッカーを利用する
警告と確認
- アラートを表示する
- 確認ダイアログを表示する
動作時の処理
- ビューが表示されたときの処理を指定する
- 値が変更された際の処理を定義する
- フォーカスする/外すときの処理を定義する
アニメーション
- アニメーションを利用する
- アニメーションの処理を定義する
Chapter 7 データフローと非同期処理
- 概要
データフロー
- オブジェクトを観測可能にする
- 観測可能なオブジェクトを環境に配置する
- 観測可能なオブジェクトを環境から取得する
- 観測可能なオブジェクトをバインディング可能にする
- 値が変更された際の処理を行う
非同期処理
- 非同期な処理を定義する
- 非同期処理の値を取得する/並列して実行する
- 同期処理の中で非同期処理を実行する
- 同期処理から並列的に非同期処理を実行する
- エラーを定義する
- 処理の結果を定義する
- 排他制御可能な型を利用する
Chapter 8 画面の操作を処理する
- 概要
ジェスチャー
- ジェスチャーを登録する
- ジェスチャー中/終了時の処理を指定する
- ジェスチャーによる状態の変化を参照する変数を宣言する
- ジェスチャー時の状態の変化に応じた処理を指定する
- タップを利用する
- 長押しを利用する
- ドラッグを利用する
- 拡大/縮小の動きを利用する
- 回転の動きを利用する
- 2つのジェスチャーを同時に実行する
- 2つのジェスチャーを順番に実行する
画面上の位置関係
- タップした位置を利用する
- ビューのサイズを利用する
- ビューの特定の領域で処理を行う
Chapter 9 端末の機能を利用する
- 概要
位置情報
- 位置情報の利用を許可する
- 位置情報の許可状況を参照する
- 正確な位置情報の取得を許可する
- 緯度経度の取得を開始/停止する
- 緯度経度を参照する
- 住所/地名から緯度経度を取得する
- 緯度経度から住所を取得する
フォトライブラリ/カメラ
- フォトライブラリを表示する
- カメラを利用する
- ファイル取得時/キャンセル時の処理を指定する
- 撮影時の詳細を指定する
- 撮影した画像/動画を保存する
端末の機能
- システム情報を参照する
- 通知センターを利用する
- 情報を共有する
- アプリからほかのアプリを起動する
- タイマーを利用する
- 生体認証を利用する
Chapter 10 データを利用する
- 概要
アプリ内部でのデータ保存
- アプリの設定としてデータを保存する
- 設定したデータを取得する
- ディレクトリを利用する
- ファイルパスを結合する
- ファイルに文字列を書き込む
- ファイルの存在を確認する
- ファイルの内容を取得する
画像データ
- 画像データを生成する
- 画像編集用データを生成する
- 画像データを出力する
- 画像にフィルタをかける
動画
- 動画プレイヤーを表示する
- 動画ファイルを再生/停止する
音声
- 音声ファイルを再生する
- 音量を調整/繰り返し再生する
Chapter 11 ネットワークを利用する
- 概要
HTTP通信
- リクエスト先を指定する
- HTTPリクエストを生成する
- HTTPセッションを生成する
- HTTP通信の詳細を指定する
- ダウンロードの方法を定義する
- HTTP通信を行う
- ダウンロード中/完了時の処理を指定する
- ステータスコードを取得する
- URLから画像を表示する
- JSONの構造をマップする
- JSONを解析する
Chapter 12 画像認識を利用する
- 概要
画像の認識
- 画像解析リクエストを生成する
- 画像解析リクエストを実行する
- 矩形を検出する
- テキストを認識する
- テキストの領域を認識する
- 顔を検出する
リアルタイムな画像の認識
- セッションを管理する
- 入力デバイスを管理する
- カメラからの入力を管理する
- 出力される映像を管理する
- フレームごとの映像を管理する
Chapter 13 UIKitを利用する
- 概要
UIKitの利用
- UIKitのUI部品を利用する
- SwiftUIのビューの更新時にUIViewに対して行う処理を指定する
- UIViewからSwiftUIへ情報を伝える
ビューコントローラーの利用
- UIKitのビューコントローラーを利用する
- SwiftUIのビューの更新時にUIViewControllerに対して行う処理を指定する
- UIViewControllerからSwiftUIへ情報を伝える
この本に関連する書籍
-
Apple Vision Proアプリ開発ガイド 〜visionOSではじめる空間コンピューティング実践集
空間コンピューティング(Spatial Computing)とは,現実世界とコンピュータシステムを視覚的に複合する技術を指し,AppleがApple Vision Proで実現する新しい3Dの世界...
-
[増補改訂第3版]Swift実践入門 ──直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語
本書は,Swiftの言語仕様と実践的な利用方法を解説した入門書です。増補改訂第3版では,新バージョンのSwift 5に対応し,実践入門という趣旨に合わせて,第16章「Webサ...
-
たった1日で基本が身に付く! Swift アプリ開発 超入門
本書は,Swiftの基礎をマスターする本です。Swiftの基礎を学びながら,iPhoneのアプリ(ゲーム)を作成していきます。本書の前半ではPlaygroundを利用しSwiftの文法をわ...