Web API設計実践入門 ――API仕様ファーストによるテスト駆動開発
著者の一言
1978年4月に九州工業大学情報工学科に入学して初めてコンピュータに触れてから,
たとえば,
防御的プログラミングを反映して,
テスト駆動開発でソフトウェアを開発するようになったのは,
一方,
- API仕様ファースト開発
バックエンドサービスが提供するAPI仕様を最初にきちんと記述する - テストファースト開発
API仕様に基づいて,バックエンドサービスが提供するエンドポイントを直接呼び出す自動テストを最初に書いて, 失敗するのを確認してから実装する - 長時間夜間ランニングテスト
エンドポイントを直接呼び出すテスト群を,自分の開発用PC (MacBook Pro) で夜間 (つまり, 寝ている時間) に, さまざまな動作パラメータを組み合わせて, 繰り返し実行する (これは, コロナ禍で2020年2月以降, 在宅勤務するようになってからです)
「API仕様ファースト開発」
- バックエンドサービスが提供するAPI仕様を最初にきちんと記述し,
そのAPI仕様に基づいてエンドポイントを直接呼び出す自動テストを整備しながら, 実装を行うサービス開発
私自身が最初に開発したサービスを除いて,
- バックエンドサービスが提供するAPI仕様がきちんと記述されていない
- バックエンドサービスが提供するエンドポイントを直接呼び出す自動テストは整備されていない
それらの既存のサービスを改善した経験も踏まえて,
(「はじめに」
記事中で紹介した書籍
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Web API設計実践入門 ――API仕様ファーストによるテスト駆動開発
本書は,著者が1993年から約30年間経験してきたAPI仕様の作成,2003年から20年間経験してきたテストファースト開発/テスト駆動開発の知見をまとめたものであり,一般的...