目次
第1章 次世代医薬品・総論
- 1-1 医薬品の基本,小さな分子の有機化合物
- 1-2 成長を続ける次世代医薬品市場と問題点
- 1-3 分子標的治療・抗体医薬
- 1-4 核酸を薬として利用する
第2章 薬ができるまで
- 2-1 医薬品が生まれるまで① 低分子化合物医薬品の場合(分子標的医薬品)
- 2-2 医薬品が生まれるまで② バイオ医薬品の場合(抗体医薬品)
- 2-3 医薬品が生まれるまで③ 一般的な臨床試験
- 2-4 医薬品が生まれるまで④ 抗ガン剤の臨床試験
第3章 第一世代バイオ医薬品
- 3-1 第一世代バイオ医薬品の例
- 3-2 抗ガン作用を持つ酵素
- 3-3 バイオシミラー(バイオ後続品)の登場
第4章 第二世代バイオ医薬品①・ガンと戦う
- 4-1 分子標的治療薬とは?
- 4-2 抗体医薬とは?
- 4-3 抗体医薬品はどうして効くのか?
- 4-4 膜タンパク質をブロックする戦略① トラスツズマブの大活躍
- 4-5 膜タンパク質をブロックする戦略② セツキシマブ――大腸ガンの治療薬
- 4-6 膜タンパク質をブロックする戦略③ インスリン様成長因子をターゲットとする抗体医薬の可能性
- 4-7 殺し屋の免疫を集める戦略① ガン免疫療法医薬品とは?
- 4-8 殺し屋の免疫を集める戦略② ガンペプチドワクチン(1) なにが問題なのか?
- 4-9 殺し屋の免疫を集める戦略③ ガンペプチドワクチン(2) 日本における臨床試験
- 4-10 殺し屋の免疫を集める戦略④ T細胞の抑制を妨げることをターゲットにする抗体医薬
- 4-11 殺し屋の免疫を集める戦略⑤ 黒色腫治療薬イピリムマブ
- 4-12 栄養を奪って兵糧攻めの戦略① 血管新生阻害薬(1) 兵糧攻めのエース
- 4-13 栄養を奪って兵糧攻めの戦略② 血管新生阻害剤(2) 血管を治す不思議な作用
- 4-14 栄養を奪って兵糧攻めの戦略③ 血管新生阻害剤(3) ベバシズマブ
- 4-15 栄養を奪って兵糧攻めの戦略④ オーロラキナーゼ
- 4-16 栄養を奪って兵糧攻めの戦略⑤ チェックポイント阻害剤
- 4-17 栄養を奪って兵糧攻めの戦略⑥ 分子標的治療薬の教科書イマチニブ
- 4-18 殺成分を持ち込んで殺す戦略① 武装抗体T-DM1
第5章 第二世代バイオ医薬品②・さまざまな病に打ち勝つ
- 5-1 アルツハイマー型認知症は,抗体医薬でやっつけられるのか?
- 5-2 骨粗鬆症治療薬としても期待される抗体薬品
- 5-3 コメ型ワクチンMucoRice
- 5-4 次世代ワクチンのいろいろ
- 5-5 新型インフルエンザとDNAワクチン
第6章 第三世代バイオ医薬品・未来を拓く
- 6-1 アロステリック医薬品
- 6-2 未来の抗体医薬
- 6-3 オリゴ核酸医薬品
- 6-4 ナノ治療薬
- 6-5 その他の次世代薬品
- 6-6 次世代医薬品の作り方