知りたい!サイエンスシリーズここまで進んだ次世代医薬品
―ちょっと未来の薬の科学 

[表紙]ここまで進んだ次世代医薬品―ちょっと未来の薬の科学 

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電子版発売

四六判/240ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-4591-4

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この本の概要

医療が発達した21世紀。こんな現代において,創薬研究者はいったどのような薬を開発しているのだろうか?

副作用の起こりにくい抗ガン剤,薬がなかったアルツハイマー型認知症の治療薬,難病や不治の病……。

そんな“一段上のレベル”の難しい分野へと,創薬の主戦場は移りつつある。次世代医薬品の研究は,航空宇宙産業と並んで“知の集大成”といわれ,世界の中でもごく限られた国でしか生み出すことのできない,特殊な産業である。創薬研究者たちは,あの手この手を用いながら,数々の難病と日夜闘っているのだ。本書は,そんな彼らの活躍ぶりと,次世代医薬品のテクノロジーについて伝えていく。

こんな方におすすめ

  • 未来の薬について興味のある方
  • 創薬の現状について知りたい方
  • お薬マニアな方

著者プロフィール

中西貴之(なかにしたかゆき)

1965年,山口県下関市彦島生まれ。山口大学大学院応用微生物学修了。現在,総合化学メーカー宇部興産株式会社医薬研究所で鋭意創薬研究中。心を落ち着かせるときにすることは掃除。地元下関市の平家一門の御霊を鎮める伝統芸能「平家踊」で音頭取りを務める継承者。著書に『からだビックリ! 薬はこうしてやっと効く』『なにがスゴイか? 万能細胞』『食品汚染はなにが危ないのか』『なぜ,体はひとりでに治るのか?』(以上,技術評論社),『宇宙と地球を視る人工衛星100』(ソフトバンククリエイティブ)他。

日本質量分析学会,日本科学技術ジャーナリスト会議会員。