今回は,
問題が起きた際に,
まずは,
無関心現場における初回キックオフ
現場の拒否反応の兆しは,
我々が業務改善のプロジェクトに入る前には,
事前に打ち合わせを行っていたコアメンバー以外は,
やらないための悪あがき
キックオフの後には質問の時間を設けていますが,
今まで職場で取り組んできた改善活動と何が違うんですか?
→それがうまくできていたら,今この場に我々はいないけど。 改善の時間は定時後や土日じゃないと取れません。残業代,
出るんですか?
→残業代?改善は仕事だと言ったのに聞いてないな~ (第7回参照)。 改善のせいで,
仕事が遅れたら責任取れますか?
→責任…?別に我々は困らないし, 我々が取るものでもないけどね。 今期の人事の目標設定に業務改善はないんですけど,
評価されるんですよね?
→改善できてから言おうね!
まぁ,
そこで,
我々もそれなりに場数を踏んでいます。だからと言って慣れるものではありませんが,
「できない」ではなく「やらない」
さて我々は,
1対1でヒアリングをする場合,
第8回で,
Case 1:原因と一緒に問題が出てくる
→例)「○が原因で, △の問題が発生している」 Case 2:解決策と一緒に問題が出てくる
→例)「□の問題が発生しているので, ×すればよい」
それぞれ,
- 「原因がわかっているなら,
なぜ直さないの?」 - 「解決策がわかっていて,
なぜやらないの?」
こう問われる現場の答えも決まっていて,
弱くなる現場
その気になれば改善できるものに対して,
このような状態が長く続くと,