まえがき
アインシュタインは,
前回はこれを語ったものです。光が粒子の性質を示す現象のひとつとして,
アインシュタインがこれに強い関心を抱いたのは当然ですが,
今回は,
前々回と前回は,
数式が多くなりますが,
エネルギー不変量から
補講6で電磁界の不変量というものを見てきました。それは,
これは時空の不変量
に対応するものです。
特殊相対性理論では, ここで, (3) これは図1の直角三角形の関係になります。つまりピタゴラスの定理の式になります。 以降では左辺と右辺を入れ替えて の形から再出発します。 δが1よりもずっと小さいときには よって 『ピタゴラスの定理でわかる相対性理論』 と書いています。ただし, 負のエネルギーについては考えないことにして, 質点の場合にはp =m0v であるから先の
コラム1