現場の統計学シリーズこのとおりやればすぐできる ナースのためのデータ処理

[表紙]このとおりやればすぐできる ナースのためのデータ処理

A5判/184ページ

定価(本体1,980円+税)

ISBN 978-4-7741-4532-7

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書籍の概要

この本の概要

「根拠の基づく医療(EBM)」が定着し,統計データを基に看護を進める機会が増えてきました。数字に弱いから……と統計データから逃げることができる時代はそろそろ終わりかもしれません。ここは一発「数字嫌いを少しでも克服するんだ!」と一念発起してみませんか。

本書は,ナースの皆さんにとって最も身近な統計――「アンケート調査票の作成方法」から「統計分析の結果の出し」――までをがっちりサポート。『エクセル』及びアドイン『エクセル統計』を使って,データをどのように入力・処理すればよいのかを,初歩の初歩から手ほどきします。特に統計分析では,難しい数式を一掃。「難しい理論はさて置き,分析結果が欲しい」という方のリクエストに徹底的に応え,『エクセル統計』を使ってカンタンに正確な結果を導き出す方法を徹底解説します。

※ 本書は,『エクセル』とアドイン『エクセル統計』の使い方に特化しています。

こんな方におすすめ

  • 統計を初歩の初歩から学びたい方
  • アンケート調査を行わないといけない方
  • ナースの方
  • 統計の理論はいいから結果だけ欲しいと希望する方

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データ処理:もう「統計が苦手」とは言わせない
さまざまなデータを分析し,業務を効果的に行おうと取り組んでいる人は多いのではないでしょうか。こうした流れは,いわゆる一般企業だけでなく,病院などの医療施設にまで及び始めています。

目次

第1章 データと情報化

1-1 情報化について

  • 情報化ってなに?
  • 情報における2つの欠点
  • 情報化の効果を発揮するには
  • 情報化に大切な2つの視点
  • 言葉のデータと数字のデータ

第2章 アンケート調査について

2-1 アンケート調査

  • ナースのためのアンケート調査

2-2 アンケート調査の実施手順

  • アンケート調査の準備(Planの段階)
  • アンケート調査の準備(Doの段階)
  • アンケート調査データの集計・分析(Seeの段階)
  • アンケート調査結果の公表

2-3 アンケート調査票の作成

  • アンケート調査表のサンプル
  • アンケート調査表の構成
  • 目的に応じた内容を入れよう
  • 質問文を作るときの注意点
  • 質問文の回答形式を考える

第3章 アンケートデータの入力と集計

3-1 アンケートデータの入力

  • エクセルにデータを入力しよう
  • 通し番号を振る
  • 自由回答形式――数値データの入力
  • 単一回答データの入力
  • 複数回答データの入力
  • 順位回答データの入力
  • 自由回答形式―文字データの入力

3-2 入力データの集計

  • 「量的データ」と「質的データ」の確認
  • 分析ツールの準備
  • 量的データの集計
  • 質的データの集計

第4章 集計データの分析準備

4-1統計的仮説検定の手順

  • 二重否定の考え方に慣れよう
  • 仮説の設定
  • 尺度水準の見極め
  • 両側検定と片側検定
  • 直接確率P値ってなんだ?
  • 第1種の誤りと第2種の誤り

4-2 分析方法の選び方

  • 分析方法選択のフローチャート

第5章 集計データの検定

5-1 クロス集計表と検定

  • 2×2クロス集計表の検定(独立性の検定)
  • フィッシャーの直接確率検定
  • L×Mクロス集計表の検定
  • マクネマーの検定

5-2 相関係数ってなに?

  • 関係性を知る指標
  • 相関係数をもう少し詳しく―スピアマンの相関係数を例に

5-3 相関係数と検定

  • ピアソンの相関係数と検定
  • スピアマンの順位相関係数

5-4 2群の差の検定

  • 2群の平均値の差の検定(対応がない場合)
  • 2群の平均値の差の検定(対応があるの場合)
  • 順序尺度の2群の差の検定(対応がない場合)
  • 順序尺度の2群の差の検定(対応がある場合)

5-5 多群の差の検定
  • 多群の平均値の差の検定(一元配置分散分析)
  • クラスカル・ウォリス多重比較検定

著者プロフィール

坪井博之(つぼいひろゆき)

現在,経営総合診断士として活躍。経営管理,情報管理,問題解決,統計学などの講義を始め,看護学校の成績管理システム,授業計画システム,実習スケジューリングシステム,授業評価システムの開発などを行っている。

1983年東海大学大学院工学研究科経営工学専攻修士課程修了。1985~1991年まで東海大学病院看護部特別職員。2006年,神奈川県看護協会の法人設立20周年にあたり,当協会より感謝状の贈呈を受ける。

主要研究:「私立医科大学病院における手術室の運営・管理に関する研究」「私立医科大学病院における看護職員の従事者に関する調査・研究」「私立医科大学病院の外来における看護管理に関する研究」,「助産婦の適正人員配置に関する研究」「長期・短期入院患者に提供される看護の質と量の差異に関する研究」(共に厚生省厚生科学研究),「看護業務と勤務体制に関する実態調査とモデル事業」(神奈川県立看護教育大学校指導研究室),「赤痢罹患による学生の精神医学的問題に関する研究」(文部省科学研究),「神奈川県看護協会ニーズ調査」(神奈川県看護協会)。その他,「中央手術室の運営・管理に関する研究」「患者分類に関する研究」「適正人員配置に関する研究」「定着性を高めるための方策に関する研究」「物流に関する研究」などがある。