見城尚志けんじょうたかし

1940年静岡市生まれ。
東北大学工学部修士課程を経てTEACに入社。職業能力開発大学校教授、日本電産株式会社モーター基礎研究所所長などを歴任、現在はTechnical Adviser。
東北大学では教養課程の数学と物理に新鮮・深遠さを感じ、新設された電子工学科を選び、そこで知ったアインシュタインの光電子理論を契機に相対性理論に刺激を受けた。モーターと発電機の電磁界理論から特殊相対論に入り、非ユークリッド幾何の側面から一般相対論を追究し続け、その集大成が本書である。相対論は思考の視野を広げるツールであり、文明史、経済、行政に関心をもつ読者も想定して書いた。産業のコメとされるモーターはまさに相対論の産物であるが、啓蒙を超える領域は未完であり割愛した。

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