ビジネスデザイン
―未来をつくるビジョンとプロセスとITの話

[表紙]ビジネスデザイン ―未来をつくるビジョンとプロセスとITの話

四六判/248ページ

定価(本体1,780円+税)

ISBN 978-4-297-11301-8

電子版

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書籍の概要

この本の概要

ITが社会のすみずみまで浸透した結果,仕事の進め方も,ITを前提に考えるのが当然になっています。デジタルトランスフォーメーション(DX)やRPA,AIが必要とされるのも,そうした流れの結果と言えます。とはいうものの,ITを活用したビジネスの進め方に必要なものってなんでしょうか。ITを使って,仕事をよりよくするためには,どうしたらよいでしょうか。
そこで私たちに必要なのは,IT技術の知識そのものではなく,自分のビジネスや業務をどうしたいかという「ビジョン」,そしてそれを実現するためにどのように仕事を「設計」するか,さらに,設計した仕事をIT前提で行うための「要件定義」という3つです。本書では,「ビジョン」「仕事の設計」「要件定義」をどのように行えばよいのか,ITがわからない方でもしっかり理解して手を動かせるように,ていねいに解説します。

こんな方におすすめ

  • IT前提のビジネスを考えたい人
  • ITを活用して仕事をよりよくしたい人
  • 日常的に無駄な仕事が多いと感じている人
著者プロフィール

羽生章洋(はぶあきひろ)

ストーリーデザイナー/ビジネスデザイナー。桃山学院大学社会学部社会学科中退。業界歴は30年以上に及び,製造業や金融業・自治体・流通などさまざまな業種において,企業システムからゲームまでの企画・要件定義・設計・開発・運用に携わる。IT企業の受注側・発注側双方における,現場担当者から経営上の意思決定までの経験をもとに,「経営戦略からソースコードまでをきちんとつなげて語り,実装できる」日本では稀有な人材。現在はエークリッパー・インク代表として「“できる” を増やす」を掲げ,人材育成研修を中心に活動しており,大企業を中心に多くのファンを抱える。著書に『はじめよう! 要件定義』,『はじめよう! プロセス設計』,『はじめよう! システム設計』,『すらすらと手が動くようになる SQL書き方ドリル』(以上,技術評論社 刊),『楽々ERD レッスン』(翔泳社 刊),『いきいきする仕事とやる気のつくり方』(ソフトリサーチセンター 刊)など。

可世木恭子(かせききょうこ)

イラスト担当。法政大学経済学部卒。複数のソフトウェア会社でプログラマを経てエークリッパー・インクに参画。業務のイラスト化を中心に活動中。イラストに『はじめよう! 要件定義』,『はじめよう! プロセス設計』,『はじめよう!システム設計』(以上,技術評論社 刊),『原爆先生がやってきた!』(産学社 刊)など。著書に『サーバサイドプログラミング基礎』(共著,技術評論社 刊)がある。

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仕事をしていて,いろいろな気持ちになることがあるかと思います。

目次

 はじめに

  • うんざり・もやもやが止まらない……
  • 原因は「ビジネスデザイン」の不備
  • 真の原因は「ビジョン」の不在
  • ビジョンに基づくビジネスデザインの重要性

第1章 まずはビジョンを描こう!

  • ビジョンとは
  • それは本当にビジョンだろうか
  • ビジョンを設計する
  • 本当にやるべきことを明確にする
  • 顧客はなぜわたしたちの「顧客」になるのか

第2章 価値を提供するための仕事を設計しよう!

  • ビジョンを具現化する
  • 仕事=活動+成果
  • 状態が変わるという成果
  • 仕事の本質は変換である
  • 変換には道具と手順が必要
  • 仕事をするタイミング
  • プロセス=成果の受け渡しによる仕事の連鎖
  • 依頼するのも仕事
  • 道具・手順そして実力を用意する
  • 一時保管による仕事の連鎖
  • 「もしも」の話
  • プロセスの階層構造
  • 仕事を設計する
  • 最終成果を定義する
  • 最終成果を出すためのプロセスを考える
  • 階層構造とブレイクダウン
  • 例外処理について
  • ITありきのプロセス設計を!
  • 取引先にとっての顧客としての自分
  • マネジメントとはやりくりのこと
  • 分業と支援業務の増加
  • 分業がもたらす「断絶」とITによる解決への道
  • 「情報」とは何か
  • 「ITが当たり前」とは
  • 見た目の仕事は増えることもある

第3章 ITを味方にするための要件定義をしよう!

  • システム開発の流れ
  • システムとアーキテクチャ
  • プロに任せられないこと
  • 要件定義とは何か
  • 要件定義の三点セット
  • 混ぜるな危険
  • UIと操作手順を考える
  • 例外処理のこと
  • 機能とデータを考える
  • テスト設計のはなし
  • 要件定義のあとに行われること

第4章 ビジネスデザインを実現するために行動しよう!

  • ビジネスデザインを絵に描いた餅にしないために
  • 目指せ「めでたしめでたし」!

 あとがき

 参考書籍