未来エコ実践テクノロジー 図解でわかるカーボンリサイクル ~CO2を利用する循環エネルギーシステム⁠~

「図解でわかるカーボンリサイクル」のカバー画像
著者
一般財団法人 エネルギー総合工学研究所いっぱんざいだんほうじん えねるぎーそうごうこうがくけんきゅうじょ 編著
定価
2,948円(本体2,680円+税10%)
発売日
2020.9.16
判型
A5
頁数
304ページ
ISBN
978-4-297-11561-6 978-4-297-11562-3

概要

SDGsの目標でも掲げられているカーボンリサイクル。
地球温暖化ガスとして問題視されるCO2の排出量を抑え、原油などの化石燃料をはじめ多くの資源を輸入にたよる日本にとって、CO2をエネルギーとして活用し、循環させる未来につながる技術です。経済産業省内に「カーボンリサイクル室」が設けられ、注目度が増しています。
国のエネルギー技術戦略策定や、さまざまなエネルギー分野の調査研究を受託するカーボンリサイクルを国内で一番理解するエネルギー総合工学研究所の博士たちによるカーボンリサイクルの実践書です。
エコでクリーンなエネルギーとして注目されるカーボンリサイクルのしくみ、実践方法がよくわかります。

こんな方にオススメ

  • カーボンリサイクルがどういうものか知りたい学生、産業関係者
  • カーボンリサイクルの実践方法、CO2削減方法について知りたい技術者

目次

1章 CO2をなぜ利用するのか

2章 CO2利用の難しさ

3章 カーボンリサイクルの仕組み

4章 CO2を固定する技術

5章 CO2を燃料として利用する

6章 CO2から化学品を製造する

7章 必要な水素の製造

8章 世界の視点からすべきこと

9章 カーボンリサイクルへの道

プロフィール

一般財団法人 エネルギー総合工学研究所いっぱんざいだんほうじん えねるぎーそうごうこうがくけんきゅうじょ

国のエネルギー技術戦略策定や、さまざまなエネルギー分野の調査研究を受託。特に、炭素循環エネルギーグループが中心となり、CO2有効利用技術開発推進、研究所内に研究会設置などを通して、当該分野での最先端の情報を有している。