ポケット介護シリーズポケット介護[みんなで支える]在宅医療 「その人らしさ」に寄り添い、地域での暮らしを支援

[表紙]ポケット介護[みんなで支える]在宅医療 「その人らしさ」に寄り添い、地域での暮らしを支援

紙版発売
電子版発売

新書判/232ページ

定価1,870円(本体1,700円+税10%)

ISBN 978-4-297-12335-2

電子版

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書籍の概要

この本の概要

住み慣れた家での幸せな時間。そんな時間をたくさん過ごせるようにお手伝いするのが,在宅医療です。自宅で過ごせればそれは良いに決まっているけれど,「そもそも医療的にどこまでできるの?」「ケアする家族の負担はどの程度なの?」「急に容態が変化したらどうするの?」「おひとり様でも最期まで自宅で過ごせるの?」など,在宅医療では,医療面だけでなく,介護・生活面での不安も尽きません。でも,大丈夫です。
本書は,東京都世田谷区で長年在宅医療を行ってきた桜新町アーバンクリニックが,培ってきた豊富な知見をもとに,「その人らしい生き方」に寄り添い,ケアされる人とケアする人双方の「自宅でのよりよい暮らし」をサポートするためのアイディアやヒント,ノウハウなどをお伝えします。在宅医療の始め方から,気になるお金の話,看取りまでをコンパクトに凝縮してまとめています。

こんな方におすすめ

  • 在宅医療について知りたい人。在宅医療を検討している人。在宅医療の知識を得たい,介護職(ケアマネジャー,介護福祉士),介護者(家族),福祉関係者(メディカルソーシャルワーカー),医療関係者など

本書のサンプル

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目次

  • はじめに
  • 在宅医療ってどんなもの?
  • 在宅医療を支えるプロフェショナルたち

第1章 在宅医療とは

  • 1-1 なぜ在宅医療なの?
  • 1-2 病院医療とどう違う?
  • 1-3 在宅医療の長~い1日
    • シーン①退院支援(退院調整)
    • シーン②日常療養支援
    • シーン③急変時の対応
    • シーン④自宅で迎える看取りの場面

第2章 在宅医療を始める前に知っておきたいこと

  • 2-1 在宅医療の歴史と課題
  • 2-2 在宅医療のサービス
  • 2-3 在宅医療を始めるには
  • 2-4 在宅医療の料金

第3章 在宅医療のリアル

  • 3-1 4つの事例と1つのリハビリ例
  • 3-2 ケース①がん末期
  • 3-3 ケース②慢性疾患
  • 3-4 ケース③神経難病
  • 3-5 ケース④老衰
  • 3-6 事例:訪問リハビリによる経口摂取訓練

第4章 在宅医療の多様なサービス

  • 4-1 訪問診療
  • 4-2 訪問看護
  • 4-3 訪問介護
  • 4-4 訪問薬剤管理指導
  • 4-5 訪問栄養指導
  • 4-6 訪問リハビリテーション
  • 4-7 ショートステイ/デイサービス
  • 4-8 その他の在宅療養に必要なサービス

第5章 よりよい在宅医療を継続していくには

  • 5-1 本人の意思を尊重する
  • 5-2 在宅医療の環境を整える:家族支援
  • 5-3 在宅医療の環境を整える:住環境
  • 5-4 急変や事故への対応
  • 5-5 看取り
  • 5-6 グリーフケア

コラム

  • 要介護認定と介護度
  • 医療保険と介護保険
  • 介護保険の対象は「65歳以上」か「40歳以上の特定疾病」
  • 医療にも強い介護サービス「かんたき」
  • さくいん
  • おわりに

著者プロフィール

桜新町アーバンクリニック 在宅医療部(さくらしんまちあーばんくりにっく ざいたくいりょうぶ)

外来,在宅医療,訪問看護,介護保険サービスを通じ,患者さんとご家族の健康を総合的,継続的に守る「家庭医」をめざす桜新町アーバンクリニックの在宅医療部門。幅広く専門性の高いチーム医療を行っている。機能強化型在支診(連携型・病床あり),在宅緩和ケア充実診療所。在宅看取り率も高い。「認知症在宅生活サポートセンター(世田谷区受託)」など地域連携活動も多数。