アートで魅せる数学の世界

この本の概要

【2023年度 日本数学会出版賞 受賞】

「数学はアート」ととらえ,「魅せる」数学をとことん追求したこれまでにない内容になっています。

まず,私達の身の回りにある折り紙の歴史から簡単に紹介します。折り紙は数学の幾何的な説明を理解するにはとっておきの題材です。数学の研究分野として「折り紙数理」が存在するほどです。実際に「折り紙を5等分できるか」「折りたたまれたときにできる折り線の特徴」「折り鶴の自由度」,ミウラ折りのきっかけやヨシムラパターンの解説などを行い体感,感動しながら読み進めることができます。
後半では,パターンや平面に敷き詰められた「模様」をご紹介します。折り紙はいわば「鏡反射」の幾何学です。平面タイル張りに関する数学(群論)によってエッシャーのタイル張りの模様をExcelで実際に描いていきます。切り絵では,数学的でかつ芸術的な世界を堪能できます。
そしてストリング・アートではExcelを使って,形を自由に変形して楽しむことができます。
驚くほど美しくきれいな図形が実はExcelで描けるのです。ちょっと数値を変えるだけで現れる目を見張るような美しいアートをぜひ実際に試してみてください。

こんな方におすすめ

  • 数学を楽しみたい人,興味がある人,数式には抵抗があるけどなんとなく知りたいと思っている人,折り紙が好きな人

本書のサンプル

本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。

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著者プロフィール

岡本健太郎(おかもとけんたろう)

1990年生まれ。九州大学理学数学科卒業。同大学院数理学府博士後期課程修了。博士(数理学)
現在,和から株式会社の数学講師を務める。数学教育に力を入れており,「楽しめる授業」をモットーに学生から社会人まで幅広く授業を展開。また,数学を使ったアート活動(切り絵)を通して,数学の有用性だけでなく美しさや魅力について積極的に発信。