OpenCVではじめよう ディープラーニングによる画像認識

[表紙]OpenCVではじめよう ディープラーニングによる画像認識

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B5変形判/312ページ

定価3,740円(本体3,400円+税10%)

ISBN 978-4-297-12775-6

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この本の概要

OpenCVはコンピュータビジョン分野でもっとも利用されているオープンソースフレームワークです。近年の人工知能ブームに呼応する形で機械学習やディープラーニングAPIが強化され,物体の名称と位置を認識するオブジェクト検出(Object Detection)といったタスクも容易に扱えるようになりました。

とはいえ,画像認識タスクがすべてディープラーニングによる手法に置き換わるわけではありません。これまでに培った手法を選択した方が堅実な場面もあるため,本書では現時点で重要とされる画像処理手法を整理します。OpenCVの基礎的な解説からはじめ,dnnモジュールを用いたディープラーニングによる画像認識についても解説していきます。

サンプルコードにはPythonを利用し,OpenCV 4.5.Xに対応しています。

こんな方におすすめ

  • OpenCVで画像認識を試してみたい方
  • OpenCVの最新のディープラーニングの実装方法を知りたい方

著者プロフィール

吉村康弘(よしむらやすひろ)

奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 情報処理学専攻 博士前期課程 修了 株式会社フィックスターズに勤務,コンピュータビジョン,ロボティクスに関するアルゴリズム開発,高速化の業務に従事。
おもな著書,連載として「OpenCV プログラミングブック」,「OpenCV入門【3.0対応】(https://www.atmarkit.co.jp/ait/series/13124/)」など。また,技術書典にてOpenCVに関する技術書を執筆(https://dandelion1124.booth.pm/)ほか,OpenCV,librealsenseなどOSS開発へ貢献。

Web: http://atinfinity.github.io/
GitHub:atinfinity


杉浦司(すぎうらつかさ)

名城大学大学院理工学研究科情報工学専攻を修了,修士(工学)
株式会社ホロラボに勤務,センサーや画像処理,点群処理を扱うソフトウェアエンジニア。
おもな著書に「KINECT for Windows SDKプログラミング Kinect for Windows v2センサー対応版」など。
ほか,Microsoft MVP for Windows Developmentを受賞,Point Cloud Libraryのコミッターを務めるなどOSSへ貢献。
本書の執筆にあたり,いくつかのOpenCVのバグを報告,修正した。

Blog:https://sugiura-lab.hatenablog.com/
Twitter:@UnaNancyOwen


五木田和也(ごきたかずや)

株式会社ウサギィ役員,ガルム株式会社代表。画像認識,自然言語処理,IoTまわりを扱うほか,経営から営業までなんでもやるエンジニア。
著書: コンピューターで「脳」がつくれるか(技術評論社)

Twitter: @kazoo04